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やっぱり日本最高国道標高地点「渋峠」に行きたいな−
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気持ちはわかるけど、案外快適に行けないのが「渋峠」
全国の国道の中で最も標高が高いのが、渋峠を通過する国道。
長野県と群馬県の県境にあり、標高2172mにも及ぶ。
それはそれは、下界とは全く違う世界が広がる。
森林限界の景色は、日常とは全く異なる。
背の低い木で覆われる大地は、違う星に来た感じさえする。
これだけの絶景を、険しい山道を走ることなく味わえる。
そうなるとどうなるか。
人が集まる
車やバイクがひっきりなしに通る。
関東平野に住んでいる山とは縁遠い方々が、想像するよりも快適に登れないのが渋峠。
実はその隣りにある「笠岳」通過するルートのほうが断然快適。
もしくは「笠岳」だけでも十分。
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おすすめは「笠岳」
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車が少ない
ヒルクライムに限らず、車が少ない道を選ぶことは重要。
安全なことはもちろん、快適に走れることは趣味継続を密接な関係がある。
初心者が、幹線道路を走っている光景をよく見る。
地図を見て、目的地を設定すると出てくる道順を走っていることが予想できる。
そもそも、移動手段としてロードバイクを選んだわけではなかったはず。
楽しく走れる道を探すのは重要な作業
渋峠でなく、笠岳を進める理由もその一つ。
渋峠につながる道でありながら、サイクリストにとっては全くの無名。
渋峠と違い、圧倒的に快適。
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つづら折れになるポイントは、それなりに勾配がある。
大回りでも問題ないぐらい交通量は少ないけど、意地で最短ラインをとる。
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なかなかの勾配があるポイントもある。
とくに、山田温泉から上は、勾配がきつくなる。
山奥感たっぷり
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車がビュンビュン通る渋峠とは違い、道の整備が行き届いていない。
路面はそこそこにボコボコ。
きれいに舗装された路面は走りやすい。
でも、それは都会でも味わえる。
少々荒れた路面は、山奥感が増幅され、別の空間に来たことを再認識させられる。
笠岳にはそんな魅力ある道が続いている。
休憩ポイント「山田牧場」
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冬はスキー場、夏は牧場。
牛さんがもりもりお食事中。
鳥のさえずりとこの光景で癒やされる。
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なん店舗かお店もあって、デザートやパスタなんかも楽しめる。
写真真ん中にある「見晴茶屋」のプリンが濃厚で最高。
山田牧場を目的地にしてもいい。
おすすめ駐車場と渋峠までのルート
おすすめ駐車場は、日滝原産業団地緑地公園。
スタート地点としては最適。
ここから渋峠まで信号は一つもない。
真夏ならここをAM6時に出たい。
太陽が低く、道のりの殆どを日陰で通過できる。
笠岳を越えて、一旦下る。
そうすると、国道292号線、渋峠に行く道とT字路でぶつかる。
ここからは車が増えるが、大部分を笠岳まわりでカットできる。
おみやげには温泉まんじゅう
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こちらのお店は温泉まんじゅうの製造元。
店内で温泉まんじゅう作っていて、そば屋のようにガラス越しに見えるようになってる。
ここの温泉まんじゅうは格別にうまい。
できれば、開店まもなく出来立てがおすすめ。
まんじゅうにこれほど鮮度が必要だったのかと思わせるほど、できたてが上手い。
10個入り 1000円。
Paypayでも払える。
渋峠が快適ではない理由
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車やバイクが多い
有名なだけに、みんな行きたがる。
真夏でもかなり涼しく、曇ったら寒いくらいの気温になる。
最高標高地点には、「日本国道最高地点 標高2167m」という記念碑がある。
その記念碑と写真を撮る人も多い。
人が集まる要素が多い。
だから、車もバイクも多い。
車で走っていても、空気の悪さには気が付かない。
サイクリストなら、ヒルクライム中に排気ガスを吸わなくてはならない
もちろん信号はなく、それなりにスピードも出ている。
道交法通り、左側端を緊張しながら走らなくてはならない。
一言で言えば、快適じゃない。
実際これらがイヤで、渋峠まで登っても午前中に帰ってこられるほどの距離に住んでいる筆者も、めったに行くことはない。
日陰が少ない
道路は広い。
麓から頂上までしっかりと2車線用意されている。
だから、木で覆われているようなところもなく、日陰になるところが少ない印象。
標高1000mほどまで行けば、日向もそれほど気にならない。
しかし、そこまではやはり暑い。
下りのことを考えると、登る季節は夏になる。
そうなると、登りはじめの日向はダメージが大きい。
整備されすぎてる
それなりの交通量があるせいなのか、よく整備されている。
走りやすい。
が、つまらなくもある。
「山道」という感じが少ない
しっかりとした2車線が、そう感じさせる。
鳥のさえずりも、エンジン音でかき消される。
森林限界に達するまでは、特別感がない。
関連記事>>>【ヒルクライム】好きじゃない人が楽しむコツ【軽いギアは間違い】
必要な装備
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標高2000mをなめてはいけない
下界とは全く違う。
気温はもとより、湿度がちがう。気温はもとより、湿度がちがう。
だから、体感温度が低くなる。
さらに、登りで汗をかいている。
真夏の絶好調に気温が高いとき以外に登る場合は、十分に注意しなくてはいけない。
ウインドブレーカーや、レッグウォーマー、グローブを準備したほうがいい。
真夏を避けて登るなら、フルジップタイプがおすすめ。
下りの快適さがまるで違う。
関連記事>>>【レイヤード】フルジップタイツで冬が快適【タイツ一枚じゃ寒すぎる】
真夏でもベストは持っていくべき
スタート地点がどんなに暑くても、持っていくべきなのはベスト。
バックポケットに入れてもかさ張らないし、下りでの冷えを最低限守れる。
汗をかいた状態で、冷たい空気に触れると余計に体温を下げてしまう。
下界の暑さのなか、上着をもっていくことがバカバカしく思える。
しかし、標高2000mともなると天気は急変する
雲で日が陰ると、それだけで体感温度は急激に下る。
その上、風を切る下りに入る。
ペダルは回転しない。
冷えるだけ。
下りのことを考えて登ることが、ヒルクライムを楽しむコツ
関連記事>>>【ロードバイク】強烈におすすめなベスト【実走レビュー】
まとめ
おすすめは「笠岳」
車と人が少なく快適に走れる。目的地よりも大事なこと。
渋峠が快適ではない理由
登りで排ガスを吸うのはつらい。それでも行くなら平日がおすすめ。
必要な装備
最低でもベスト。それ以上のアイテムをもっていくのが安全。
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