簡単なようで簡単でないのがペダリング。
ペダリングとは、文字通りペダルを回すこと。
スポーツバイクに乗れば、ビンディングペダルとビンディングシューズで足を固定するので、見た目ではペダリングの良し悪しは非常に分かりにくいです。
だから、みんな一緒だと思っちゃう。
自分の力を、無駄なく推進力にするにはどうしたらいいのかっていう事は、
- レースに出て上位をねらう人
- 長距離大好き
- 週末ライダー
誰にとっても重要な課題。
必死で漕いでいるのに進まないバイクなんて乗りたくないですよね?
高価なバイクに乗り換える前に、やれることは山ほどあります。
トレンドに流されない
何の世界にもトレンドはあります。
ペダリングだって同じ。
いろいろな理論があって、その時その時で言われていることが違います。
そんな中、トレンドペダリングを試してみたけど、イマイチだった話。
すごくいい感じに踏めたので、いつも計測しているヒルクライムのタイムも短縮できそうな雰囲気がしたんですが、結果はダメ。
少し試しただけだと、本来の効果が出ないのではと思い、1年ほど続けましたがやっぱりだめ。
考えてみればすごく限られた範囲の運動だから、今と昔でも劇的に何か変わるという事もなさそう。
ペダリングが乱れる場面とは
>>>ペダリングのコツ。自分の力を引き出す。
高い意識でペダリング効率を改善しても、どうしても乱れてしまう場面があります。
それは、オフロード走行中と高い心拍数、つまり苦しいとき。
苦しいときに、フォームが乱れてしまうのは想像できると思いますが、オフロードだとなぜペダリングが乱れやすいのか。
この2つの場面で、高効率なペダリングを実現すれば、順位もあがりますし、苦しさを軽減することができるはずです。
あぶりだされるペダリングの悪さ
シクロクロスは、33㎜というわざわざ細いタイヤでオフロードを走る競技。
コーナーでは簡単に滑るし、登りもタイヤにグリップを利かせるペダリングをしないと登れない場面がたくさんあります。
いっぽう、ピストはただ足を止めずに乗っている分には、難しくありませんが、しばらくピストに乗った後、ロードに乗るとペダリングの悪さに気付かされることになります。
上支点、下支点で足が止まってしまうのです。
ロードに乗るのが一番楽なんです。
止まらないし、休めない
足を止められないピストでロードワークすると、ペダリングについて考えるきっかけを与えられます。
足を止められないピストでロードワークすると、練習効率が上がります。足を止められませんから。
もはや屋外ローラーと言ってもおかしくありません。
ピストなら少ない時間で効率よく、トレーニングが可能です。
前後ブレーキは必ず必要です。
ブレーキがあるので、ペダルを逆回転させるように踏み込んで減速させる走りは一切しないのが、ピストでロードワークを簡単にするコツです。
ロードバイクだけでは、考えもしなかった
ロードに乗っていて、チェーンのテンションのばらつきを抑えて乗ろうとしている人がどれだけいるでしょうか。
そんなことをしなくても普通に乗れるロードでペダリングを上達させるには、相当時間がかかります。
ピストなら、悪いペダリングをすればすぐに自分で気が付きます。
ぺダリの動きと足の動きを一致させないと違和感を感じるピストに乗れば、ペダリング改善の近道です。
軽いギアには落とし穴
どちらがいいのかは、人によります。
高回転ほど、ロスをする機会が多いのは事実。
初心者は、山を登る時に初めから軽いギアに入れがち。
そうじゃなくて、重めのギアは慣れでもこなせる範囲があるんです。
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