【自転車通勤の汗対策】自転車通勤歴20年でわかった3つの対策

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自転車通勤は、運動を習慣化できる可能性がある

でも汗だくのまま、仕事するはめになるんだよなー

小さいようで大きな問題

自転車通勤をやりたい人は多い。

だけど、

  • 汗をかいた後のことを想像すると、踏み切れない人
  • 春から始めたけど、夏の汗問題でいったん中断して再開できない人

こんな人も多い。

オフィスにシャワーがあるような、恵まれた環境にいる人は一握り。

じゃあ、あきらめるのか。

しかし、忙しいサラリーマンレーサーにとって自転車通勤は、時間を有効的に使える。

ジムに行ってエアロバイクやるなら、自転車通勤にして早く家に帰ることもできる。

良いことばっかりなのに、汗問題が大きくたちはだかる。

この問題を乗り越えて、自転車通勤を実現したい。

20年以上自転車通勤を続けて、たどり着いた結果は実にシンプル。

背中に「風」
背負わない

これだけで、かなりマシになる。

自転車通勤はきもちいい。

1.汗とおる君

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すごい効果

見た目はかなり地味。

だけど、かなり効果的。

といっても特別な機構とかはなく、2重構造の樹脂製、網状の板。

たったこれだけのことだけど、風がスースー入ってくる。

一番うれしいのは、どんなバックパックでも取り付けられるシンプル設計

四隅についているヒモを、ショルダーストラップにくくりつけるだけ。

汗対策バックパックは、あるにはあるけど種類も多くはない。

だけど、バッグほど好みが分かれるものはない。

バッグ選びのポイントは、大きさとか荷物の入れやすさ。

いまお気に入りのバッグに、汗対策できるのがいいところ

春や秋に「汗とおる君」をつけていない場合、

背中だけに汗をかく。他は一切汗かいてないのに

自転車通勤が一番快適な春と秋なのに、背中だけは不快。

これはすごくモッタイナイ。

バッグパックは、発汗量の多い背中を広く覆いでしまう。

そうすると体に熱がこもりやすくなり、余計に汗をかく。

たったこれ一つで、劇的に改善される。

「汗とおる君」をつけていれば、自転車通勤のベストシーズンが長くなる

耐久性が心配

あやしさ全開のネーミング。

でも、間違いなくイイ。

購入したのは4、5年前。

ほぼ毎日使ってるのに壊れない

常に背中とリュックに挟まれて、負担はかかっているはず。

どこかに亀裂が入ったり、折れたりしても不思議ではない使用頻度なのに損傷は見られない。

あやしいのは名前だけで品質は確か。

冬は寒いぐらい

冬は、バックパックを背負っていると暖かい。

それは表面積の大きい背中を覆ってるから。

(ということは、夏にバックパックを背負ってはいけないということ)

でも「汗とおる君」をつけると、背中がスースー。

効果は高い

ただやっぱり真夏は「無いよりマシ」程度。

真夏に使って効果を感じられなくても、そのまま使い続ければ良さがわかる。

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汗とおる君

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こちらは、もう少し背中とリュックのスペースを稼ぐことができる。

ただ、リュック内部が湾曲してしまうので、収納しずらくなる。

どちらを選ぶかは、使い方次第。

2.背負わない

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決定打

「汗とおる君」が素晴らしいとは言え、真夏の自転車通勤の汗問題には太刀打ちできない。

だから最終手段。

バックパックを使わない

キャリア取り付け

汗問題の決定打。

だけど、ダサい。

マッドガードの100倍ダサい。

ダサいけど、まあいいかって思えるぐらい快適。

Tシャツの中を風が通り抜ける。

背負ってないから、身体が身軽。

通勤と週末ライドの違いは、自転車とバックパックだけど、これなら週末ライド並みの気持ちよさ。

完全にルックス無視、機能性重視の選択ではあるものの、この効果は計り知れない。

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デメリット

ダンシングしにくい。

重量バランスが非常に悪くなる。

ダンシング時の違和感

自転車を左右に振った時に、車体が遅れてついてくる感じ。

これは、荷物の重さに比例する。

だから運ぶ荷物が少なければ、デメリットにならない。

反対に、荷物が少ないのにバックパックだと、対策が打てるのに勿体ない。

便利なキャリアバッグ

キャリアはいいけど、荷物をいちいちゴム紐で固定するのがめんどう。

キャリアバッグで解決できる。

バッグになんでも突っ込んで、ジッパーで閉めるだけ。

ルックスはさらにダサくなる。

でも、このさい気にしない。

通勤用自転車は通勤に特化すべき

バックパックがなくなれば、肩への負担もなくなる。

もちろんショルダーストラップの密着もないので、より汗もかきにくい。

ダンシングのやりにくさを、どの程度受け入れられるかがカギ。

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3.汗処理が大事

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行きはそーっと

いろいろ対策をしても、真夏の汗対策に完璧はない。

車通勤のように涼しい顔で出社はできない。

だから汗をなるべくかかないように走る。

ゆっくり。

朝だから、なかなか難しい。

真夏だけは、すこし余裕をもって出勤することが大切。

NG綿

まさか、綿Tシャツ?

あり得ない。

夏でも冬でも、綿を身に付けてスポーツすることはダメ

なによりも不快。

今どき、ワークマンでも、ホームセンターでも速乾性のTシャツが売ってる。

綿Tの人は、速攻買うべき。

会社到着後の扇風機

まず思いつくのは汗拭きシート。

もちろん自転車通勤には必須アイテム。

バッチリ汗を拭いたのに、更衣室を出たら汗がふき出す

当然、汗拭きシートで汗が止められるわけじゃない。

しかも、しばらく汗はひかない。

もしも、これまで運動不足だったとしたら尚更、汗はひかない。

対策

卓上扇風機で冷却

正しい汗対策は「汗拭きシート+扇風機」のセット。

汗の役目は、皮膚表面から蒸発したときに、熱を奪って温度を下げる。

だから、汗を拭いてしまうと温度が下がらない。

でも、拭かないのは現実的じゃないから汗を拭きつつ、止まらない汗を利用して風を当てて体を冷やす。

この時、冷やしすぎると風邪をひく原因にもなるので、冷房ガンガンの部屋の中ではやらないほうがいい。

汗対策が汗拭きシート一択だったとしたら、それは不十分。

コンパクトな扇風機は、汗対策にはとても有効。

  • 使わない時は、平らにできて机の中にもしまえる
  • バッグの中に入れても邪魔にならない
  • USB給電と乾電池もいける

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まとめ

やっぱり「汗とおる君」
バックパック派なら必須アイテム。

背負わない選択
根本的な汗対策。爽快感は別次元。

結局汗処理が大事
しっかりとした汗対策で真夏を乗り切れば継続できる。

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