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ふんぱつして高級グローブ買ったんだけど寒いよ
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手が寒くて冬のライドがキツイ
ウエアのなかで、最も費用対効果が少ないのがグローブ。
あんなに高かったから、暖かいと思ったのに全然寒い。
いくら高級グローブでも寒い理由
- 厚みを持たせれば、操作がしにくくなる
- どんなにいい防風透湿素材を使用しても保温とは別
問題はグローブの構造。
保温効果を上げるには、空気の層をつくることが必要。
グローブで空気の層を作るには限界がある。
スキー用のグローブならよさそうだけど、あれではシフト動作できない。
そこで有効なのが、ハンドルカバー。
手とハンドルカバーの空気層の厚みは申し分ない。
手の防寒対策して、構造上からみても最強アイテム。
冬の走りが劇的に変わる。
温まる理由
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デッドエア
保温の原理は”デッドエア”をいかにして蓄えられるかに尽きる。
ダウンジャケットがなぜ暖かいのか。
あのモコモコで、肌と外気の間に空気の層を作っているから
その空気の層を”デッドエア”といい、デッドエアを体温で温められるから暖かい。
アウターが防風素材がいい理由は、温められたデッドエアが逃げないようにするため。
ハンドルカバーは、これらをすべて兼ね備えてる。
手と外気の間には十分な空間ができる。
ここがミソ。
空間に、自分で温めた空気がたまっていく。
寒冷地で使用していても、体が温まった後はグローブがいらない。
条件を整えれば、冬でも手を温められる。
ネオプレーン素材
使用されている素材は、ネオプレーン。
ウエットスーツにも使用されている発泡ゴムでできている。
発泡ということは、中に空気があるわけで、断熱性能が高い。
ゴムなので当然防風も完璧。
ただ、透湿性はない。
気温と発汗量によっては、蒸れてしまう。
それほどに、あたたかい。
あれだけ寒かった手が、ハンドルカバーのおかげで汗をかくレベルになる。
関連記事>>>【ロードバイク】寒くて外を走れない人の足りないアイテム【寒冷地の人向け】
寒冷地以外でも使える
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グローブ不要の冬
ハンドルカバーは寒冷地用ということでもない。
本州の温暖と言われる地域でも、最低気温は一桁。
十分寒い。
それなりの冬用グローブが必要になってくる。
しかし、確かにハンドルカバーまではいらないかもしれない。
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ところが、冬用グローブはとても扱いにくい
モコモコグローブはあたたかいけど、ハンドル操作に支障をきたす。
シフト操作はとくにやりずらい。
ハンドルカバーなら、冬でも素手で走れる。
新鮮な違和感
真冬に素手で走れるのは、とても新鮮。
無意識のレベルで「冬はごついグローブで操作しにくいもの」と割り切ってる。
なのに、
ハンドルカバーをつけると素手で走れる
想像以上の快適さ。
ごついグローブが、ストレスだったことがよくわかる。
冬をどう乗り切るかで、自転車を続けられるかが決まる。
貧弱な装備で冬を越すと、乗りたくない気持ちが勝ってしまう。
せっかく、継続できそうなロードバイクに暗雲が立ち込める。
防寒には工夫を凝らして対策したほうがいい。
温暖な地域なら、走り出しから素手で走れるかもしれない。
費用対効果
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デメリット
- 下ハンがグリップできない
- ロングライド中でも、ワンポジションしかグリップできない
- 峠の長い下りで使用するのには向いていない
下ハンを持てないのは、痛いところ。
特に下りでは、しっかりとブレーキレバーをグリップしたい。
だからしかたなく、ブラケットを持ったまま下ることになる。
下りで手がかじかんで、ブレーキできなくなるよりはマシかもしれない。
この点を解消した下ハンもグリップできるハンドルカバーもある。
評価も悪くない。
見た目がさらにショッキングになってるけど、使いやすいことは間違いない。
同額のグローブを買ったところで、なにも解決しないはず。
関連記事>>>【ロードバイクウエア】1000円強のアンダーウエアを寒冷地で試す【もうバカにできない】
絶大な効果
価格は¥2,000そこそこ。
ハーフフィンガーグローブさえ買えない値段。
ただ、見た目が受け入れられない人もいる。
見た目がある程度ふつうな、電熱式のグローブもあるけど、電池が重い。
電熱線があるところだけしかあたたかくない。
ハンドルカバーの見た目は慣れるとして、取り付けた瞬間から効果が絶大であることを感じられる。
取付方法
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取付け、取外しはとても簡単。
朝練、通勤だけ取り付けるという使い方も苦ではない。
特に、本気で走らない通勤は体が温まりにくい。
そんなシーンでも、ハンドルカバーは重宝する。
まとめ
温まる理由
たっぷりのデッドエア量を蓄えられるから暖かい。
寒冷地以外でも使える
真冬に素手ライドは予想以上に気持ちいい。
費用対効果
飛躍的な効果が得られる。
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