

タイヤが太くて快適に走れるバイクほしいけど、値段がエグい…

ほんじゃ、26インチマウンテンバイクを改造するのがいいよ
完成車の値段がえげつない。
とても気軽に始められるスポーツではなくなってしまった。
そんな中でも、購買欲を煽られるように新しい話題を提案してくるギョーカイ。
グラベルバイクって、ちょー中途半端な新ジャンル出てきたけど、あれ買うのビミョー。
リアセンターが詰まっただけのシクロクロスバイクみたいなやつ。
そもそも、世界一の舗装率を誇る日本での使い道がビミョー。
でも、太いタイヤにドロップハンドルは、なんかよさそう
ということで、グラベルバイク風MTBをご提案。
しかも26インチ。
なぜ26インチなのか。
オワコンだから、部品が安いの。
この物価高でも、新ジャンルを何となく楽しみたい人向け。
グラベルバイクと言い張る

ビンテージには興味がない
26インチMTBがレトロバイクとして、静かな人気が出てるらしい。
ん-、でもその当時を知っている自転車乗りとしては、どう見てもただの古い自転車にしか見えない。
ビンテージっていうほど、時代をさかのぼってないからなのか。
車で言うと、初代プリウスに乗ってる的な。
だから、ビンテージバイクに乗りたいわけではない。
あくまで安く済ますために選んだのが26インチだっただけのこと。
家のどこかに眠ってはいないだろうか。
親戚や兄弟が、ボロボロになってるカバーをかけて放置していないだろうか。
というのは、26インチMTBはMTBブーム真っ只中にあった。
だから、粗悪品も出回ったけど、球数としては無茶苦茶あるはず。
探せば、どこかに使ってないバイクはあるかもしれない。
改造のポイント
- フロントサスペンションフォーク → リジットフォーク
- フラットバー → フレア形状のドロップハンドル
- フロントトリプルギア→シングル仕様のクランク
特に大事なのは、サスペンションフォークをリジットフォークへ差し替えること。
グラベルバイク風にするには、サスペンションがあってはいけない。
次に大事なのはフレア形状のドロップハンドル。
グラベルバイクの象徴的なスタイルが、フレアハンドルにスキンサイドのタイヤ。
ここを外すと、それっぽさが半減してしまう。
あとは、クランク。
クランクは、自転車の顔と言われる印象を大きく変える部分でもある。
今はトリプルギアとは全く逆の発想でギア構成されている。
だから、できればシングル仕様のクランクへ変えたい。
スクエアテーパーBBのままでも大丈夫。
オワコンパーツを取り込んで安く済ませる。
ねらい目は9速

グラベル風にするには、ドロップハンドルにすること。
だからロードバイク用のデュアルコントロールレバーが必要。
ここで、余っているパーツがあるならそれを使えばいい。
そんなもん無いよという人は、9速のシマノSORAがおすすめ。
なぜなら、安いから。
10速だと、油圧ブレーキモデルのシフターが主流。
9速までなら、ワイヤーモデルが豊富にラインナップされてる。
9速なんて今更感もあるけど、走ってるときには気が付かない説が有力。
特に一人で走っているときには。
いろんな感覚を研ぎ済まさないことが、自転車を楽しむうえでは重要なこと。
さらに、シングルにすれば左シフターはテクトロの安いノーマルレバーで済む。
しかも、それっぽくなる。
チェーンだって安いし、見るからに高耐久。
普段乗っているのは11速だけど、明らかに太さが違う。
オワコン26インチはホイールも安い。
ラチェット音が爆音だけど、全く問題なく使用中。
らしいのはスキンサイドタイヤ

タイヤの印象は大きくイメージを変える。
スキンサイドか、ブラックサイドか。
スキンサイドとかアメサイドとか言う、タイヤサイドが茶色っぽいやつ。
高級チューブラータイヤは、サイドにゴムなど貼られていない。
だから、カーカスがむきだしになっていて茶色っぽい。
このことから、高級なイメージを与えると思われる。
だから、見た目をワンランクアップさせるならスキンサイドがおすすめ。
もちろん、おすすめは高級タイヤではなく、なんちゃってスキンサイドタイヤ。
サイドはゴムで、ちゃんと耐久性も確保されてる。
26インチMTBタイヤはすこぶる安い。
レースに出るわけでもないし、ロングライドするわけでもない。
ちょっと遊びたいだけ。
なら十分。
関連記事>>>【グラベルロードとの違い】シクロクロスでグラベルロードツーリング 【補給に失敗!】
自転車通勤仕様へ全振り

通勤に特化する
どっかに放置されていた26インチMTBをグラベルバイク風に仕上げられた。
太いタイヤとドロップハンドルで、河川敷のオフロードとか走っちゃって。
がしかし、雄大な大自然の一本道を走れるわけではないので、早々に飽きる。
これが、日本のグラベルフィールド事情。
でも、十分に遊べた。
で、次は改造したMTBを通勤スペシャルに進化させる。
通勤スペシャルに進化させるパーツ
- フルフェンダー
- キャリア
これさえ装着すれば、完璧な通勤バイクになる。
もともと安いパーツと放置されてたバイクの組み合わせ。
気兼ねなく、ガンガン使える。
通勤には、気兼ねなく使えるところが非常に重要。
キャリアは緊急時
必須ではないが、キャリアはあるとすごく便利。
仕事帰りに、バックパックに入れるには少々重い買い物をしたときなんかすごくいい。
カッコ悪いのは重々承知で。
がしかし、あくまで通勤は通勤に便利なように振り切ったほうが快適。
色気をだして、軽量化とか言ってると、自転車通勤を断念する原因にもなり得る。
だから、快適になるパーツは積極的に装備する。
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自転車通勤にはフルフェンダー

結局シルエットを崩さない
簡易型のフェンダーはステーが太く、結局全体のシルエットが崩れてしまう。
異物がくっついている感がひどい。
フルフェンダーなら、大体ステーは金属で細く目立たない。
フェンダー自体もタイヤとのクリアランスが少なく、全体的になじむ感じ。
フルフェンダーなら、しっかりとした長さが確保されているものがほどんど。
だから、フェンダーをつけたのに、長さが足りなくて用を足さないなんてこともない。
フレームにダボがあるならフルフェンダーがおすすめ。
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まとめ
グラベルバイクと言い張る
要所を似た感じにすることが大切
自転車通勤仕様へ全振り
グラベルシーンが貧弱な日本でグラベルバイクの行先は自転車通勤車
自転車通勤にはフルフェンダー
中途半端な軽量化やルックス重視な思考はいらない