グラベルロード欲しいなー、シクロクロスバイクとどっちがいいかなー
間違いなく話題性があるのは、グラベルロードのほう。
各メーカーがグラベルロードモデルをラインナップしている。
が、どうだろう?
- 太いタイヤを装着できる
- ドロップハンドルでオフロードを走れるように設計されてる
ん?
ほぼ、シクロクロスバイク?
もはや、無理やり分けているような感じさえする。
だから、今持っているシクロクロスバイクでグラベルロードツーリングを計画。
もしかしたら、グラベルロードじゃないと不都合が出てくるかもしれない。
メインとなるコースは、長野県北部の斑尾林道。
有名イベントでも使われていたような気もする。
森のくまさんが冬眠から目覚める時期だから、怖いなーと警戒しつつスタート。
ところが、怖いのは熊さんじゃなくて、補給ミスしたことだった。
山をなめてはいけない。
違いはあるけど、ほぼ一緒
違うところ
グラベルロード
- フレアハンドルが標準装備
- キャリアダボがあるから荷物をいっぱい運べる
- 40cとかすげー太いタイヤがついてくる
シクロクロスバイク
- ロードと同じハンドル
- ダボなんてあると恥ずかしい
- 競技のルール上、33㎜までのタイヤがついている
違いはあるけど、主にパーツの違いだから交換すればいいだけの話。
キャリアダボとは、キャリアを取り付けられるねじ穴があるってこと。
キャンプとかするなら必要かもしれない。
(実際、学生が夏休みに自転車旅行に…とかじゃないと、まず使うことはない)
太いタイヤがよければ、交換すればいいだけ。
完成車の場合、差別化するためにパーツで違いを出しているに過ぎない。
細かいことを言い出せばキリがない。
ざっくり言うと一緒。
グラベルロードはロードバイク寄り?
中には、タイヤとフレームのクリアランスを大きくとっていないモデルもある。
空力を意識しているっぽいけど、広大で平坦な大地を走ること前提っぽい
そのほか、グラベルロードタイヤはノブも低く、滑りやすい路面は意識して作られていない。
総合すると、グラベルロードはロード寄り。
そういえば名前も。
タイヤのクリアランスも少なくて、ダボがないモデルだったら、もはやそれはロードバイク…
出番を増やすならシクロクロスバイク
今は、シクロクロスレース参戦なんて考えてないかもしれない。
でも、グラベルを走っているうちに興味が湧いてくるかも。
オフロードをドロップハンドルで、スピードを出して走るのは面白い。
その時、シクロクロスバイクなら、そのままシクロクロスレースにエントリーできる。
グラベルロードだと、ちょっと微妙な感じになる…
関連記事>>>【ロードバイク化】シクロクロスバイクで全部こなす【小さい違いは気にすんな】
気合が入ったグラベルコース(結構長いよ)
青いルートのラインの辺りが、斑尾林道起点。
今回のメインセクター。
難しいコース設定
グラベルライドを計画するとき、ポイントになるのが舗装路との割合。
日本の舗装率は90%
グラベルロードを探すのは、難しいと思って間違いない
それでも、グラベルロードを30~40%にしたい。
割と少な目な印象がある割合だけど、グラベルは舗装路より、圧倒的に負荷が高い。
だから、距離的には少なく見えても走るとボリュームがある。
最初は短いグラベルから試してみるとよくわかる。
それに、舗装路が長いと、なんでこんな太いタイヤ履いてんだ?って思えてくる。
ここが入口。
知らなければ確実に通り過ぎる景色。
Google mapに細くて、それらしき道も確認できるけど、グラベルロードかどうかはわからない。
ストリートビューでチェックを試みるも、砂利道は撮影されていない模様。
だから、口コミや少ないネット情報へ頼ることになる。
結局、基本的に行ってみないと、道がつながっているかどうかはわからない。
こんなちょっとした冒険感も、グラベルライドのいいところ
クライマックスの野尻湖展望
ロードバイクで山へ頻繁に行ってる人も、舗装されていない道は、まるで違う景色を味わえる。
それでいて、すごいテクニックが必要なわけではない。
こんな景色に出会うのも、グラベルロードならでは。
道として整備されてるから、まず迷うことがない安心感もいい
長いグラベルロードを走った後、舗装路に出た瞬間ホッとする。
山の中にいる程よい緊張感も、マンネリ化したロードバイク生活に一石を投じる。
オフロード初心者、バリバリのロードバイク乗りの気分転換としても丁度いい。
長い下りはしんどい
今回走ったコースには、長い下りがある。
実はこれが厄介だった。
完全にレース仕様なシクロクロスバイクには、長すぎる下り。
短い登り下りと、平坦のスピードを重視したポジションは、長い下りには向いていなかった。
- ハンドルが低すぎた
- オンロードの下りとは全く違う
- ごまかしがきかない
この時ばかりは、ハンドルを高くしたかった。
もしも、グラベルロードを買ってポジションを出す時には、考慮したいポイント。
でも、今はレースメインの活動をしているので、なにか対策を練るわけじゃないけど。
関連記事>>>【ドロップハンドル】本当はすごい下ハンが持つ恩恵とは
補給に失敗!
痛恨のハンガーノック
ハンガーノックとは、車で言うとガス欠になるってこと。
度合いにもよるけど、生あくびがでたり、手足が震えてくる。
下りでさえも大変になるぐらい、力を出せない状態に陥る。
じっとしていてもよくなることはなく、何か食べないと回復しない。
グラベルロードは、走行抵抗が高い
舗装路なら、ペダルを止めても惰性で進んでくれる。
グラベルでは、ほぼ惰性がきかない。
この点を甘く見てしまった
当然、グラベルロードにコンビニはない。
実は絶景を楽しむどころではなく、いち早くコンビニへ行きたかった。
その日走った距離だけで考えれば、補給なんているほどじゃない。
でもそれは、舗装路の話。
グラベルライドを計画するなら、
- 朝食は多め
- 補給食の携帯
- コンビニの場所を事前にチェック
もし近所や距離少なめでも、初めてなら十分注意するべきポイント。
ロードとは違う補給タイミング
とにかく早め、早めにとっていくこと。
舗装路を走るときよりも、もっともっと意識を高める必要がある。
グラベルゾーンに入る前のタイミングで補給したい
やっぱり、ガタガタ、ゴトゴトしているなかでは食べにくい。
舗装路なら、曲がりくねった下り以外、だいたい問題ないけど、すこし考えたほうが快適に補給できる。
携帯しやすい補給食
コンビニやスーパーで売っている食べ物を、補給食として携帯するにはでかい。
ポケットはすぐパンパンになり、ウインドブレーカーをしまうところもない。
だから、コンパクトサイズで高カロリーなものがいい。
山の中でハンガーノックになったら、マジでやばい。
緊急用として携帯しておく作戦もある。
それぐらい、山をなめてはいけない。
あずきバーで有名な井村屋から、補給食としてのようかんが販売されている。
エネルギーゼリーのような、いかにも補給食、流動食系が嫌いな人におすすめ。
普通のようかんと原型は同じなので、受け入れやすい。
パワーバーは1986年から、プロ選手に愛用されている補給食の老舗。
55gで187キロカロリーもあるから、補給としては効率がいい。
まとめ
違いはあるけど、ほぼ一緒
今あるもので楽しむ。できるだけ兼用できるものを買う。
気合が入ったグラベルコース(結構長いよ斑尾林道)
野尻湖の絶景ポイントは格別。紅葉も相当キレイだと思う。
補給に失敗!
ひさしぶりに、ひどいハンガーノックをやってしまった。グラベルをなめてはいけない。
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