
近年の国内シクロクロスブームは一過性のものでなく、定着してきたように思えます。
レース会場でのシクロクロスバイク普及率も、見た感じめちゃくちゃ高い。
ひと昔前の下位クラスはマウンテンバイク、上位クラスはシクロクロスバイクという図式は、みじんもありません。
シクロクロスバイクが普及したのはうれしい事ですが、レースに関してはまだまだ情報が少なく、初レースで戸惑ってしまう方も多いはず。
ロードレースと違い、準備するものも多いのがシクロクロス。
今回はシクロクロスであると便利なものを一気にご紹介します!
シクロクロスのおすすめ準備品!
シクロクロスとは?
ドロップハンドルで700C×33㎜のバイクに乗って、オフロード周回コースを決められた時間を周回するレース。
シクロクロスと言えば、バリアー(シケイン)という板を越えるシーンがまず先に思い浮かびますが、コースによっては設けられない場合もあります。
木製の板で、高さは40cmのものがコース幅 全体に
4メートル間隔で2枚設置される。
2011 シーズンからは、もっと低いもの、
間隔も変えてよい ことになった。
もう一つの特徴は担ぎ。
階段がある場合、ドロドロや砂浜でバイクに乗れない場合、担いだり押したほうが速いと選手が判断した時に、バイクから降ります。
よく「担がなきゃいけないの?」という聞かれますが、そんなことはありません。
乗っていくのも、降りるのも全く自由です。
レースのスピード領域が低く、マウンテンバイクのように急な下りや激しい凸凹コースもなく、初心者にもエントリーしやすいのが特徴です。
断然参加しやすい!
参加費が安い
素直にうれしい。例えばロードレースとかヒルクライムはこんな感じ。
- 乗鞍ヒルクライム:¥9,000
- シマノ鈴鹿 5週の部:基本料金¥3,000+種目参加料金¥4,000
- JBCF(実業団レース):¥6,000+年会費
さてシクロクロスは?
- シクロクロスミーティング(長野中心):¥3,500
- 関西シクロクロス:¥3,000
- 茨城シクロクロス:¥5,000(カテゴリー4)
安い。
全国共通カテゴリー
遠出をしてレースにでても同じカテゴリーで戦えます。
転んでも痛くない
もちろん痛い転び方はありますが、ロードレースでクラッシュしたら擦過傷、打ち身等いろいろ考えられます。
絶対スピードが低いので、大けがにはなりにくい。(甘く見てはいけませんが)
用意すると便利なおすすめ品
ロードレースと違うのは寒い季節がトップシーズンであること。
予想以上にエネルギーを消耗します。
競技時間が短いからと言って、レース前の食事をおろそかにしてはいけません。
簡単にゼリーで済ますと、カテゴリー4の競技時間30分であっても、ハンガーノック(ガス欠状態)までは行かなくても、それに近い状態になる可能性があります。
消化の良い固形物と、温かいスープがおすすめです。
別に特別なエネルギー系でなく、コンビニで手軽に手に入るお湯を注ぐもので十分です。
持ち物は、ポットにお湯!
さて、会場に到着。
まずは着替えます。
って、車の中は着替えにくい!
行きは家からウエアを着ていく人もいますが、それでもレース後が問題。
解決策はお着替えポンチョ。
最小限の更衣室。あの狭い空間で着替えていた煩わしさから、完全に開放されます!
かなりおすすめなんですが、全然流行ってない…。
いざ、コースチェックへ
シクロクロスは空気圧が非常にシビア。
0.1気圧の違いで、大きく走りが変わります。
- コーナーでのグリップ感
- アスファルト区間でのパワーロス具合
- 突起物があったときのリスク管理
エアゲージで管理することが大切です。
低圧用!ロード用の10気圧ぐらいまで測れるものは、メモリが0.2気圧ギザミなので、いまいち調整しにくいんです。
これならベストな空気圧を管理できます。
レース前にドロドロになりたくない。
天気は良くても、霜が溶け出してドロドロになるシクロクロス。
簡易マットガードが便利です。
ナット状の大きな樹脂パーツで、シートピラーを締め付けるので安定感抜群。壊れたら同じものを買って長年愛用してます。
乗車時は足に当たるので、飛び乗りはできませんが、あるとないではコースチェックの快適さが歴然。
下位カテゴリーでもスペアバイク
スペアバイクなんてC1の人の話でしょと思っていませんか?
違います。
せっかくエントリーして、用意して当日会場について、コースチェックしてたらパンクで終了…
こんなに勿体無いことはありません。
お金が勿体無いのもありますが、お金で買えない時間が勿体無い。
はじめから2台揃えられるようなバイク選びができれば最高です。
Ridley X-Ride Disc Cyclocross Bike (2020)
アルミのディスクは重量がありますが、担ぎが特別多くなければ、何の問題もありません。シクロクロス大国のベルギーブランドは間違いない選択。
1点豪華主義よりも、確実に走れる環境を整える。
これ、大事です。
<いまいちど周りに流されない感覚を認識→カーボンフレーム不要論…先入観のワナ>
無理ならスペアホイール
それでも2台は無理だなと言う方は、スペアホイール。
もしレース中にパンクしたら、順位を大きく下げることは間違いないですが、ないより完全にマシ。
パンクリスクを減らしつつ低圧にできるチューブラーがベストですが、普段履いている練習用ホイールをクロスタイヤに交換でもOkay。
でも…めんどくさいので安いホイールを1セットスペアホイールとして用意してしまいましょう。
ミシュラン気になるー。
超重要なウォーミングアップ!
おすすめはハブリットローラー!
折りたたむとこんなに小さくなります。これはレース会場に持っていくのに超便利。
ブロックパターンだろうが、なんだろうが関係なく、静かに安定してたウォーミングアップができます。
デメリットはシクロクロスタイヤだと走行音が大きいところ。
初心者ほど大切なのに、軽視しがちなレース前のウォーミングアップ。
あんなにスタートからハードなことを真冬にやるわけですから、軽視してはいけません。
フレーム性能の100倍レース結果に影響します。
やはり効率がいいのはローラー。
会場周辺を走る人もいますが、なにせ冬なのであたたまるのが遅い。
パンクのリスクも高まる。
スタート2分前まで温かい。

リオン・ド・カペルミュール ウォームアップパンツ オーロラジップ
価格:16,500円
(2020/8/22 21:21時点)

サイドオープンジッパーで、シューズを履いたまま脱げる冬用タイツ。
カスタムジャージで作るならウエイブワンでやってます。
出典:シクロワイアード
よっぽど寒くない限りレッグウォーマーは使用しません。
だめではないですが、高強度のシクロクロスではすぐに熱くなり、オーバーヒートを起こしてしまいます。
だから、レース前にバイクパンツ一枚になるのは寒いので、スタート直前まで履いていられる超便利グッズなんです。
でもマニアックすぎて商品が少ない…
ウォームアップタイツのいろんな使い方>>>こりゃ便利でおすすめ!こんなサイクルタイツがあったとは!
レースはもちろんスキンスーツでしょ!
カテゴリーが低いからスキンスーツなんて…
いやいや、レースは余分なものをつけて、走ることがダサいんです。
レース中、バックポケット使いますか?
カッコよく走るのに、カテゴリーの高い低いは関係ありません。
シクロクロスやトラックレースではスキンスーツが当たり前。
気分もぐっと上がります。
ウォーマー類、着けるなら古いのはNG!
どうしても寒いときに使用します。
そこまで使わないのは、基本的に運動は熱を捨てないと続けることが困難だからです。
ウォームアップ時は暖かく、レースは薄着を意識するとちょうどいいくらいです。
着けて走るとしても、古くてルーズフィットになっているレッグウォーマーで出ようものなら、レース中にズレズレ。
結構なお恥ずかしい姿で走る事になってしまいます。レース前に新しいものを準備しておきましょう。
Defeet(デフィート)は、長持ちします!あのランス・アームストロングもナイキのサポートを受けながら、Defeet(デフィート)を使用していたほどです。
肌ざわりもいい。
まとめ
ロードレースよりも明らかに用意するものが多い
- できるだけスペアを用意する
- 寒いのでウエアを慎重に選ぶ
参加費が安い
素直にうれしい。例えばロードレースとかヒルクライムはこんな感じ。
- 乗鞍ヒルクライム:¥9,000
- シマノ鈴鹿 5週の部:基本料金¥3,000+種目参加料金¥4,000
- JBCF(実業団レース):¥6,000+年会費
- シクロクロスミーティング(長野中心):¥3,500
- 関西シクロクロス:¥3,000
- 茨城シクロクロス:¥5,000(カテゴリー4)
安い。
全国共通カテゴリー
遠出をしてレースにでても同じカテゴリーで戦えます。
転んでも痛くない
もちろん痛い転び方はありますが、ロードレースでクラッシュしたら擦過傷、打ち身等いろいろ考えられます。
絶対スピードが低いので、大けがにはなりにくい。(甘く見てはいけませんが)
用意すると便利なおすすめ品
ロードレースと違うのは寒い季節がトップシーズンであること。
予想以上にエネルギーを消耗します。
競技時間が短いからと言って、レース前の食事をおろそかにしてはいけません。
簡単にゼリーで済ますと、カテゴリー4の競技時間30分であっても、ハンガーノック(ガス欠状態)までは行かなくても、それに近い状態になる可能性があります。
消化の良い固形物と、温かいスープがおすすめです。
別に特別なエネルギー系でなく、コンビニで手軽に手に入るお湯を注ぐもので十分です。
持ち物は、ポットにお湯!
さて、会場に到着。
まずは着替えます。
って、車の中は着替えにくい!
行きは家からウエアを着ていく人もいますが、それでもレース後が問題。
解決策はお着替えポンチョ。
最小限の更衣室。あの狭い空間で着替えていた煩わしさから、完全に開放されます!
かなりおすすめなんですが、全然流行ってない…。
いざ、コースチェックへ
シクロクロスは空気圧が非常にシビア。
0.1気圧の違いで、大きく走りが変わります。
- コーナーでのグリップ感
- アスファルト区間でのパワーロス具合
- 突起物があったときのリスク管理
エアゲージで管理することが大切です。
低圧用!ロード用の10気圧ぐらいまで測れるものは、メモリが0.2気圧ギザミなので、いまいち調整しにくいんです。
これならベストな空気圧を管理できます。
レース前にドロドロになりたくない。
天気は良くても、霜が溶け出してドロドロになるシクロクロス。
簡易マットガードが便利です。
ナット状の大きな樹脂パーツで、シートピラーを締め付けるので安定感抜群。壊れたら同じものを買って長年愛用してます。
乗車時は足に当たるので、飛び乗りはできませんが、あるとないではコースチェックの快適さが歴然。
下位カテゴリーでもスペアバイク
ロードレースと違うのは寒い季節がトップシーズンであること。
予想以上にエネルギーを消耗します。
競技時間が短いからと言って、レース前の食事をおろそかにしてはいけません。
簡単にゼリーで済ますと、カテゴリー4の競技時間30分であっても、ハンガーノック(ガス欠状態)までは行かなくても、それに近い状態になる可能性があります。
消化の良い固形物と、温かいスープがおすすめです。
別に特別なエネルギー系でなく、コンビニで手軽に手に入るお湯を注ぐもので十分です。
持ち物は、ポットにお湯!
さて、会場に到着。
まずは着替えます。
って、車の中は着替えにくい!
行きは家からウエアを着ていく人もいますが、それでもレース後が問題。
解決策はお着替えポンチョ。
最小限の更衣室。あの狭い空間で着替えていた煩わしさから、完全に開放されます!
かなりおすすめなんですが、全然流行ってない…。
いざ、コースチェックへ
シクロクロスは空気圧が非常にシビア。
0.1気圧の違いで、大きく走りが変わります。
- コーナーでのグリップ感
- アスファルト区間でのパワーロス具合
- 突起物があったときのリスク管理
エアゲージで管理することが大切です。
低圧用!ロード用の10気圧ぐらいまで測れるものは、メモリが0.2気圧ギザミなので、いまいち調整しにくいんです。
これならベストな空気圧を管理できます。
レース前にドロドロになりたくない。
天気は良くても、霜が溶け出してドロドロになるシクロクロス。
簡易マットガードが便利です。
ナット状の大きな樹脂パーツで、シートピラーを締め付けるので安定感抜群。壊れたら同じものを買って長年愛用してます。
乗車時は足に当たるので、飛び乗りはできませんが、あるとないではコースチェックの快適さが歴然。
下位カテゴリーでもスペアバイク
スペアバイクなんてC1の人の話でしょと思っていませんか?
違います。
せっかくエントリーして、用意して当日会場について、コースチェックしてたらパンクで終了…
こんなに勿体無いことはありません。
お金が勿体無いのもありますが、お金で買えない時間が勿体無い。
はじめから2台揃えられるようなバイク選びができれば最高です。
Ridley X-Ride Disc Cyclocross Bike (2020)
アルミのディスクは重量がありますが、担ぎが特別多くなければ、何の問題もありません。シクロクロス大国のベルギーブランドは間違いない選択。
1点豪華主義よりも、確実に走れる環境を整える。
これ、大事です。
<いまいちど周りに流されない感覚を認識→カーボンフレーム不要論…先入観のワナ>
無理ならスペアホイール
それでも2台は無理だなと言う方は、スペアホイール。
もしレース中にパンクしたら、順位を大きく下げることは間違いないですが、ないより完全にマシ。
パンクリスクを減らしつつ低圧にできるチューブラーがベストですが、普段履いている練習用ホイールをクロスタイヤに交換でもOkay。
でも…めんどくさいので安いホイールを1セットスペアホイールとして用意してしまいましょう。
ミシュラン気になるー。
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超重要なウォーミングアップ!
折りたたむとこんなに小さくなります。これはレース会場に持っていくのに超便利。
ブロックパターンだろうが、なんだろうが関係なく、静かに安定してたウォーミングアップができます。
デメリットはシクロクロスタイヤだと走行音が大きいところ。
初心者ほど大切なのに、軽視しがちなレース前のウォーミングアップ。
あんなにスタートからハードなことを真冬にやるわけですから、軽視してはいけません。
フレーム性能の100倍レース結果に影響します。
やはり効率がいいのはローラー。
会場周辺を走る人もいますが、なにせ冬なのであたたまるのが遅い。
パンクのリスクも高まる。
スタート2分前まで温かい。
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リオン・ド・カペルミュール ウォームアップパンツ オーロラジップ 価格:16,500円 |
サイドオープンジッパーで、シューズを履いたまま脱げる冬用タイツ。
カスタムジャージで作るならウエイブワンでやってます。
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出典:シクロワイアード
よっぽど寒くない限りレッグウォーマーは使用しません。
だめではないですが、高強度のシクロクロスではすぐに熱くなり、オーバーヒートを起こしてしまいます。
だから、レース前にバイクパンツ一枚になるのは寒いので、スタート直前まで履いていられる超便利グッズなんです。
でもマニアックすぎて商品が少ない…
ウォームアップタイツのいろんな使い方>>>こりゃ便利でおすすめ!こんなサイクルタイツがあったとは!
レースはもちろんスキンスーツでしょ!
カテゴリーが低いからスキンスーツなんて…
いやいや、レースは余分なものをつけて、走ることがダサいんです。
レース中、バックポケット使いますか?
カッコよく走るのに、カテゴリーの高い低いは関係ありません。
シクロクロスやトラックレースではスキンスーツが当たり前。
気分もぐっと上がります。
ウォーマー類、着けるなら古いのはNG!
どうしても寒いときに使用します。
そこまで使わないのは、基本的に運動は熱を捨てないと続けることが困難だからです。
ウォームアップ時は暖かく、レースは薄着を意識するとちょうどいいくらいです。
着けて走るとしても、古くてルーズフィットになっているレッグウォーマーで出ようものなら、レース中にズレズレ。
結構なお恥ずかしい姿で走る事になってしまいます。レース前に新しいものを準備しておきましょう。
Defeet(デフィート)は、長持ちします!あのランス・アームストロングもナイキのサポートを受けながら、Defeet(デフィート)を使用していたほどです。
肌ざわりもいい。
まとめ
ロードレースよりも明らかに用意するものが多い- できるだけスペアを用意する
- 寒いのでウエアを慎重に選ぶ
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