【シクロクロス】初めてのレース参戦完全ガイド!【シクロクロスは自転車の基本が学べる】

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シクロクロスに興味があるけど、なかなか踏み出せないんだよなー

 

ロードレースより、マウンテンバイクより、断然敷居が低いのがシクロクロス。

動画でツール・ド・フランスを見て、自転車レースに興味が湧いてきた。

ロードレースに出てみたいなーと思ったら、

シクロクロスから始めてみる手がある


ロードレースは絶対スピードが高く、 集団クラッシュに巻き込まれる可能性は高い。

マウンテンバイクでも、世界的にみれば高低差の大きい、派手なコース設定をする傾向にある。

けがでもして、明日の仕事に穴をあけることはできない。

そこでシクロクロス。

まず絶対スピードが低い。

何キロとは言えないけど、転んでもそんなに痛くない程度。

コースが優しいからという理由じゃない。

オフロードを走るのには、かなり貧弱な装備にすることがルール。

  • サスペンションはダメ
  • フラットハンドルはダメ
  • タイヤ幅33mm以下じゃないとダメ

オフロードを走るのにはスペック不足ともいえる。

だから、コース自体を大げさにしなくても面白い競技になるわけ。

そんな比較的安全に楽しめるシクロクロス。

 

でも、自分の周りにやっている人がいなければ、何をしたらよいかわからない

 

 

会場についても、一人だと不安だしなー

 

大丈夫心配無用

みんなトモダチ

初めてのシクロクロスレース参戦完全ガイド!
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とにもかくにも、エントリー。

シクロクロスは全国共通カテゴリー制度が整備されている。

この制度を統括しているのがAJOCC(アジョック)という一般社団法人。

レースカレンダーを見て、エントリーできそうな場所と日にちで行われるレースを確認。

全国各地で、シリーズ戦が展開されている。

例えば、「茨城シクロクロス」なら茨城県内を中心にレース会場がセッティングされてる。

シリーズ戦にはなっているけど、もちろん1戦だけの参加もOK。

別の地域で開催されるシリーズ戦に単発で参加するのも、全く問題ない。

カテゴリーについてザっと説明

最初にエントリーするクラスはカテゴリー4という一番下のクラス。

上位入賞すれば、カテゴリーアップ。

たとえば、

カテゴリー4で茨城シクロクロスで2位入賞
昇格
次週、他のシリーズ戦のシクロクロスミーティング(長野)にエントリー
カテゴリー3でスタート


カテゴリーの昇格、降格は厳格にルールがある。

関東や関西で行われているレースの規模であれば、表彰台にあがるとカテゴリーアップと思っていて間違いない。

そのほかの小規模な地方レースであれば、スタート人数により昇格人数が決まるルールが当てはまる。

3位に入ったから昇格だー!っと思ってると、スタート人数が一人足りなくて、ぬか喜びなんてこともある。

いよいよエントリー!

エントリーフォーム(主催者によって違う)に必要事項を入力し、それぞれのエントリー支払い方法に従って、参加費を納入。

だいたいクレジットカード決済が可能。

(ヤフオクの即決金額入札なんてときもあった)

会場までのルートチェックして、何時間かかるか事前にチェック。

気を付けたい忘れ物

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意外にわすれるのが、ヘルメットとシューズ。

忘れやすい原因
 
シューズは玄関に置いてあって、荷造りするのは部屋だから


いつも出掛けるときには身に付けるもの。

しかし、レース会場まではヘルメットも被らないし、バイクシューズも履かない。

朝早く起きて、会場まで数時間かけて到着、忘れ物に気が付いた瞬間、激しく落ち込む。

チェックシートを作って忘れないようにしてもいいぐらい。

荷造りからレースは始まっている

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入り時間と入念な試走
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さて会場の到着時間は、どのように設定すればいいのか。

ロードレースであれば、スタートの2時間前がベスト。

自転車をセットアップ、着替え、ウォームアップ。

余裕をもってスタートできる。

シクロクロスには、さらにコースの下見「試走」が加わる。

当日のタイムスケジュールをチェックして、「試走」の30分前には到着していたい。

カテゴリー4のスタートが、試走直後なら、やはりスタート2時間前に到着がベスト。

試走するときのチェックポイント

  1. パンクしそうな突起物がないか
  2. どのラインが速いか、または楽なのか
  3. 自分が今コースのどこを走っているのか

細かい事を言えばもっとあるけど、この3項目はチェックしたい。

試走とレースはスピードが違うので、パンクリスクも高まる。

石なんかは、場所を覚えておきたい。

最速ラインは経験を積む他に、試走中に速い人についていき、ラインを学ぶ。

そして大体のコースを把握すること。

この登りを乗り切れば、フィニッシュラインまであと2コーナーとか、つらくなっても乗り切れるようにするため。

何もわかっていないと、踏ん張りどころもわからず、余計にレースが長く感じる。

大きな規模で開催されるレース程、試走時間が短く設定される傾向にあるので注意。

それでも最低2周はしたいところ。

重要なウォームアップ

 

ツール・ド・フランス区間優勝者、Wout van Aert。同じ年のシクロクロスでも活躍するのは近年珍しい。


初心者の方がおろそかにすることが多いウォームアップ。

とにかく大事。

カテゴリー4は競技時間30分。

スタートから全開バリバリ。

あとから追い上げようなんて、悠長なことは言ってられない。

2周目に入るフィニッシュラインを通過した順位が、だいたいそのまま結果になる。

だから、スタートはかなり重要。

スタートラインに立っている時点で、完全に体が温まっていないと出遅れる。

スタートラインで寒いのは、完全にウォームアップ不足。

ウォームアップの誤解

プロ選手のフォームアップ


 

ウォームアップなんてしたら疲れちゃうよ

 

体のエネルギーを乾電池のように、とらえているのかもしれない。

使ったらその分減るみたいな。

どちらかと言えば、乾電池でなくエンジンに近い。

しっかりと温まっていないと実力を発揮できない。

じわっと汗が出るまで、体の芯まで温める

数十秒フルダッシュして高い心拍数まで上げる


シクロクロスシーズンは寒いので実走では、なかなか体が温まらない。

ローラー台のほうが、圧倒的に手っ取り早い。

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ウエアをなめてはいけない
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シクロクロスでは、上下つながったワンピースが基本。

特にルールがあるわけではありませんが、レースでは無駄がないものがカッコいいわけです。

レース中にバックポケットは使いませんし、ゆったりしたシルエットでバタバタしながら走るのも無駄なわけです。

いずれはワンピースでカッコよく走りましょう。

ウエアについての本題はここから。

寒い時期がトップシーズンのシクロクロスは、ウエアに対する気の使い方がとっても重要です。

試走のときには、しっかりと着こみましょう。

試走をレースと変わらないウエアで走っている人がいますが、冷静に考えて普段は、真冬にショートパンツで外を走っていないはず。

熱を捨てないと、運動は続けられません。

だから高い強度で行われるシクロクロスは冬なのに薄着。

でもレース以外では体を冷やさないように細心の注意を払いましょう。

レース前も重要ですが、レース後にはすぐ冬用ウエアを着ることです。

フィニッシュ直後は暑いぐらいですが、気温が低いのですぐに冷え始めます。

ここが体調を崩してしまうポイントです。

興奮状態にあってなにも着ないままウロウロしたり、洗車エリアに並んだりしている人がいますが、大切なのは体。

洗車なんかは後回しにして、まずは暖かい服装に着替えることです。

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まとめ

会場到着後にすることは以下の通り。

朝の試走時間と、カテゴリー4のスタート時間が近いときは、最初にナンバーを付けてしまうのも手です。

初めての場合は、意外に手間取って時間を取られてしまうかもしれません。

  1. 試走前に受付する
  2. レースで着るウエアにナンバーを付ける
  3. ナンバーが付いたウエアを着る
  4. その上から冬用ウエアを着て試走
  5. 試走を終えたらウォームアップ(汗をかく前に脱ぐ)
  6. ウォームアップを終えたら冬用ウエアを着て招集場所へ
  7. できるだけスタート直前まで上着は着たまま
  8. スタート1分前になったら上着を脱いでスタートに集中

シクロクロスは、「おもしろ苦しい」と言われています。

だいたい、すぐに面白いものはすぐに飽きちゃう。

是非「おもしろ苦しい」シクロクロスにチャレンジ!

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