![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/b7d7500e.jpg)
一度使っちゃうと、もうノーマルハンドルには戻れないね
前からみると、ハの字になってるダサいアレ。
フレアハンドル
最近はグラベルロードバイクに標準装備されてるから、だいぶ見慣れてきた。
だから、もうダサく見えない。
そして、めちゃくちゃいい。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/10e29301.jpg)
新発売だと思い込んでたディズナ バンディーを、にぎった瞬間からもう虜
いま持っているバイク全部を、フレアハンドルにしたいぐらい。
なんだか、いろいろ試したくなってきた
もっといいのがあるんじゃないか
リッチー comp venturemax (コンプベンチャーマックス)を発見。
カーボンのWCS venturemaxもあるけど、高くて手がでない。
リッチーって堅実なイメージ強いし、何を買っても悪くはなさそう。
だから、迷わずポチっと購入。
ベンチャーマックスのいいところ
バンディー2とベンチャーマックスの違い
フレアハンドルの選び方が、結構難しいことがわかった。
絶妙のフレア角
![IMG_20211031_174045](/wp-content/uploads/imgs/f34a4964-s.jpg)
バンディー2とベンチャーマックス
フレア角とは「八の字」具合が、どれだけかってこと。
まさにフレアハンドルの最大の特徴。
握りやすさの理由はここにある。
リッチー comp venturemax (コンプベンチャーマックス)は、かなりの「ハの字」具合。
うーん、攻めてる。
- バンディー2:20°
- ベンチャーマックス: 24°
角度が大きければ、より開いてるってこと。
特にオフロードの下りでは、このフレア角が抜群の安定感をもたらしてくれる。
通常のハンドルとは別次元
こればっかりは、体験しないとわからない。
感動することは、間違いない。
見た目とのギャップ
![IMG_20211031_173716](/wp-content/uploads/imgs/9d6a43e1-s.jpg)
ご覧の通り、ベンチャーマックスの「ハの字」具合はすごい。
お気に入りのバイクが台無し…
ところが握ってみると、もっとフレア角がほしくなる。
結構派手にハの字になってるけど、ハンドルを握ると「自然」に感じる
手首の稼働範囲からして、フレアになっているほうが理にかなってる。
いままでのハンドルの不自然さに気がついてしまう。
ハンパない安定感
通常のドロップハンドルは、下ハンを持つと視線が低くなる。
だから、余計にスピード感を感じやすい。
加えてブラケットから、下ハンに持ち替えたとき、ただ単に姿勢が低くなるだけ。
姿勢が低くなると、怖く感じてしまうライダーも多数いる。
ところが、フレアハンドルはちがう。
ブラケットから下ハンに持ち替えたら、グリップ幅が広くなる
テコの原理から言って、コントロールが容易になるってこと。
これが圧倒的な安心感を生み出す。
ベンチャーマックスは、フレア角が大きい。
![](https://common.blogimg.jp/emoji/133810.gif)
姿勢が低くなっても、ハンドルを握る位置は幅広くなる。
だから、安定感を感じる。
視線が低くなって、スピード感が上がることを帳消しにできる。
通常のハンドルでは、この感覚は味わえない。
関連記事>>>【衝撃的な握りやすさのドロップハンドル】バンディー2を細かく解説
きつすぎるアール
![IMG_20211031_173945](/wp-content/uploads/imgs/4adae907-s.jpg)
きつすぎるアール
ドロップが少ないから、アールがきつい。
ちょうど、グリップするところが、アールのきつい部分になってる。
ベンチャーマックスの好き嫌いが分かれるポイント
手のひらにフィットしない(人によるけど)
ドロップが少なく大きくポジションが変化しないことは、すごくいいところ。
もっこりエンド
![名称未設定のデザイン (1)](/wp-content/uploads/imgs/bf8e7b40-s.jpg)
アール問題ほどじゃないけど、特徴的なもっこりエンドのアールもきつい。
もっこり部分だけをグリップするなら快適。
しかし、
すこしでも手のひらの位置を変えると、じゃまで仕方がない。
下ハンをにぎったときに、手首付近がもっこり部分に接触する。
これが余計に、にぎり心地を悪くする。
特徴があってカッコいいんだけど。
いつにぎるんだろ。
この部分。
ハンドルのおくり具合で調整
きつすぎるアールともっこりエンドを生かす方法。
ハンドルのおくり量を調整すれば、きっとフィットするユーザもいる。
いろいろ試した結果、
おすすめおくり量
最適おくり量「0」
シャローハンドルの基本的なおくり量「エンド部分が地面と平行」。
近年のハンドルは、エンド部分が真っすぐではないから、地面と平行が当てはまらない。
ベンチャーマックスは、エンドが長めなので直線部分が存在する。
特殊なハンドルは、ポジション出しにも時間がかかる。
関連記事>>>【いまどきのドロップハンドル事情】固定概念は損しかない
ハンドル幅と気にしないリーチ
![本文を追加](/wp-content/uploads/imgs/def97669-s.jpg)
オン・オフロードでの違和感
これまで使ってきたハンドル幅は、芯_芯400mm。
ベンチャーマックスとバンディー2は、ブラケットポジションで大きな差を感じる。
優位性を整理
ベンチャーマックス
?ポジション | オンロード | ?オフロード |
---|---|---|
?ブラケット | 〇 | 〇 |
?下ハン | × | ◎ |
?ポジション | オンロード | ?オフロード |
---|---|---|
?ブラケット | ◎ | × |
?下ハン | 〇 | 〇 |
どちらにもいいところがある。
特筆すべきは、ベンチャーマックスの下ハンでダウンヒル。
それはもう最高。
オフロードの走行時間が長ければベンチャーマックス
普段はオンロード、時にはオフロードならバンディー2
上ハンの存在
リーチが短い利点
「上ハンからブラケットへポジション変更したときの差がすくない」
いまでも、こんなふうなに商品説明されてる。
ここで疑問。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/50f50fad.jpg)
そもそも、上ハンなんてにぎる?
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/7ce8e463.jpg)
その昔のツール・ド・フランスの山岳ステージを見ると、みんな上ハンを持ってる。
今、上ハンを持って登る選手はかなりの少数派。
近年はブラケットに合わせてポジションをつくる。
ブレーキも、シフトチェンジもすぐにできるし、ブラケットの形状が昔と違って持ちやすい。
だからレースだろうが、サンデーライドだろうが、ブラケットポジション中心になるのは同じこと。
ショートリーチには、それほどこだわる必要がない。
リーチの大小は、ステムで調整すればいい話。
選ぶときの優先順位
この際、リーチは無視。
(もう、極端にリーチが長いハンドルは売ってない)
スペックで判断つかないのがハンドル幅。
フレアハンドルはブラケットの位置で、体感のハンドル幅がちがってくる。
ポイントとなるのは2点
フレア角の大きさ
ドロップ量の大小
フレア角が少なければ違和感はないけど、ハンドルを変えた感が薄れる。
だから大きめのフレア角がおすすめ。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/31f4e4b4.c03cd1cf.31f4e4b5.8a9bfbc2/?me_id=1214078&item_id=10021287&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fthepowerful%2Fcabinet%2F0796941308816.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
タイオガもすごい気になる。
フレア角とか詳細がわからないけど、形状がとってもよさそう。
安いし。
関連記事>>>【ドロップハンドル】本当はすごい下ハンが持つ恩恵とは
まとめ
絶妙のフレア角
どうせなら大きめがいい。
きつすぎるアール
好みが分かれる。
ハンドル幅と気にしないリーチ
フレアハンドルは、幅を決めるのが難しい。
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