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もう一度考える、ロード、シクロクロスのディスクブレーキについて。
本当に必要かといえば「不要」じゃないですか?
理由:
アルプス、ピレネーの下りを、時には100㎞を越えるスピードで走ってきたプロ選手が100年近くリムブレーキだったから。
それも、昨今のブレーキキャリパーは剛性も飛躍的に上がり、文句のない制動力。
ホビーライダーの話にしぼれば、ディスクブレーキが「必要」とはならないでしょう。
これからロードバイク買うなら、ディスクブレーキじゃないとだめかなって思ってる方、全然そんなことはありません。
予算内のリムブレーキモデルで十分です。
ディスクブレーキいる?
ブレーキの種類は2種類。
- ホイールの中心にあるハブにくっついている円盤を、ブレーキパッドで挟んで止まるのがディスクブレーキ
- リムをブレーキシューで挟んで止まるがリムブレーキ
文章の長さでもわかるリムブレーキのシンプルさ。
まず、ディスクブレーキは、ロードバイクのカッコよさでもある「シンプル」であることを失います。
ピストバイクが流行った理由の一つに「シンプル」という美しさがありました。
シンプルさを失いたくないために、ブレーキを付けない人もいたぐらいです。
ダメだけど。
ローターのほかにも、レバーだって大きくダサくなる。
ディスクにするなら油圧ということで、リザーブタンクというのがブレーキブラケットに仕込まれてます。
なにせこれがでかい。
出典:インターマックス
みるからにでかい。
デュラエースだけは、シマノ技術で見事に小型化されてるけど富裕層しか選択できない。
シンプルでカッコイイロードバイクという概念はどこへ行ったのか。
街乗りピストはカテゴリーが違うけど、美的感覚は参考にしたいところ。
機能性を追求しすぎるとダサくなる。
イケてる服は少々窮屈だったり、ちょっと寒いけど薄着にしたり、そういう事です。
参考記事>>>自転車ミニマリスト宣言
情報のあいまいさ
- 集団内でクラッシュが起きた時に、ディスクローターが当たってケガする
- タイヤ性能と制動力がアンバランスで、デスクブレーキの性能を発揮できない
ツール・ド・フランスなんて、1ステージで何度も集団クラッシュがあるのに、もうそんなこと話題にならない。
シクロクロスでは依然としてトッププロも数十年前のタイヤパターンとディスクブレーキの組み合わせで走ってる。
なんだったんでしょう。
きっと、この話はなかったことになっている。
商売的に。
みんながディスクブレーキになれば、リムブレーキしか持ってない人は時代遅れの乗り物に乗ってる感を味わい、
「そろそろ限界だな」って全然使えるのに乗り換え。
その繰り返しが経済成長を生むんだなー。
なるほど。
でも、情報だけに惑わされてはいけない。
自分自身の経験と判断でしっかりと本当に必要なのかを判断したい。
参考記事>>>
カーボンフレーム不要論…先入観のワナ
ディスクブレーキのメリット・デメリット
メリット
- よく効く
- 雨の日のレースはいいですね
- 最先端でカッコいい
デメリット
- 重くなる
- 価格アップ
- ホイール交換に時間がかかる
- 車での運搬時、キャリパーがどこかに当たらないように気を遣う
- 急な下り坂とかないから、タダの重り
メリットもあるけど、リムブレーキの問題点がなさ過ぎて必要性を感じません。
よくあるディスクブレーキトークで、
ディスクブレーキって、特に雨の日によくない?
そうそう、いまさらリムブレーキなんて無理だねー。
つーか、雨の日にトレーニングに出かけても、だれともすれ違いません。
やっぱりいらない…でも…
シクロクロスバイクを今から買うとなると、ディスクブレーキ以外の選択肢はほぼありません。
残された道は、カスタムスチールフレームでさらにフォークもスチール。
カーボンフォークにカンチ台座があるものすら見つけるのが難しい。
こんな市場なので議論の余地すらないですが、ちょっと立ち止まってスチールフレームの選択肢を考えてもいいかもしれません。
関連記事>>>【クロモリフォーク】今さらクロモリフォークを選んだその理由とは
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ブレーキの種類は2種類。
- ホイールの中心にあるハブにくっついている円盤を、ブレーキパッドで挟んで止まるのがディスクブレーキ
- リムをブレーキシューで挟んで止まるがリムブレーキ
文章の長さでもわかるリムブレーキのシンプルさ。
まず、ディスクブレーキは、ロードバイクのカッコよさでもある「シンプル」であることを失います。
ピストバイクが流行った理由の一つに「シンプル」という美しさがありました。
シンプルさを失いたくないために、ブレーキを付けない人もいたぐらいです。
ダメだけど。
ローターのほかにも、レバーだって大きくダサくなる。
ディスクにするなら油圧ということで、リザーブタンクというのがブレーキブラケットに仕込まれてます。
なにせこれがでかい。

みるからにでかい。
機能性を追求しすぎるとダサくなる。
情報のあいまいさ
- 集団内でクラッシュが起きた時に、ディスクローターが当たってケガする
- タイヤ性能と制動力がアンバランスで、デスクブレーキの性能を発揮できない
ツール・ド・フランスなんて、1ステージで何度も集団クラッシュがあるのに、もうそんなこと話題にならない。
シクロクロスでは依然としてトッププロも数十年前のタイヤパターンとディスクブレーキの組み合わせで走ってる。
なんだったんでしょう。

- 集団内でクラッシュが起きた時に、ディスクローターが当たってケガする
- タイヤ性能と制動力がアンバランスで、デスクブレーキの性能を発揮できない
ツール・ド・フランスなんて、1ステージで何度も集団クラッシュがあるのに、もうそんなこと話題にならない。
シクロクロスでは依然としてトッププロも数十年前のタイヤパターンとディスクブレーキの組み合わせで走ってる。
なんだったんでしょう。
きっと、この話はなかったことになっている。
商売的に。
みんながディスクブレーキになれば、リムブレーキしか持ってない人は時代遅れの乗り物に乗ってる感を味わい、
「そろそろ限界だな」って全然使えるのに乗り換え。
その繰り返しが経済成長を生むんだなー。
なるほど。
でも、情報だけに惑わされてはいけない。
自分自身の経験と判断でしっかりと本当に必要なのかを判断したい。
参考記事>>>
カーボンフレーム不要論…先入観のワナ
ディスクブレーキのメリット・デメリット
メリット
- よく効く
- 雨の日のレースはいいですね
- 最先端でカッコいい
デメリット
- 重くなる
- 価格アップ
- ホイール交換に時間がかかる
- 車での運搬時、キャリパーがどこかに当たらないように気を遣う
- 急な下り坂とかないから、タダの重り
メリットもあるけど、リムブレーキの問題点がなさ過ぎて必要性を感じません。
よくあるディスクブレーキトークで、
ディスクブレーキって、特に雨の日によくない?
そうそう、いまさらリムブレーキなんて無理だねー。
つーか、雨の日にトレーニングに出かけても、だれともすれ違いません。
やっぱりいらない…でも…
シクロクロスバイクを今から買うとなると、ディスクブレーキ以外の選択肢はほぼありません。
残された道は、カスタムスチールフレームでさらにフォークもスチール。
カーボンフォークにカンチ台座があるものすら見つけるのが難しい。
こんな市場なので議論の余地すらないですが、ちょっと立ち止まってスチールフレームの選択肢を考えてもいいかもしれません。
関連記事>>>【クロモリフォーク】今さらクロモリフォークを選んだその理由とは

メリット
- よく効く
- 雨の日のレースはいいですね
- 最先端でカッコいい
デメリット
- 重くなる
- 価格アップ
- ホイール交換に時間がかかる
- 車での運搬時、キャリパーがどこかに当たらないように気を遣う
- 急な下り坂とかないから、タダの重り
メリットもあるけど、リムブレーキの問題点がなさ過ぎて必要性を感じません。
よくあるディスクブレーキトークで、
ディスクブレーキって、特に雨の日によくない?
そうそう、いまさらリムブレーキなんて無理だねー。
つーか、雨の日にトレーニングに出かけても、だれともすれ違いません。
やっぱりいらない…でも…
シクロクロスバイクを今から買うとなると、ディスクブレーキ以外の選択肢はほぼありません。
残された道は、カスタムスチールフレームでさらにフォークもスチール。
カーボンフォークにカンチ台座があるものすら見つけるのが難しい。
こんな市場なので議論の余地すらないですが、ちょっと立ち止まってスチールフレームの選択肢を考えてもいいかもしれません。
関連記事>>>【クロモリフォーク】今さらクロモリフォークを選んだその理由とは
コメント
拝読させて頂きました。
ディスクブレーキを流行らせましょうというこの流れ、
明らかにMTB系に強いメーカーの謀略のにおいがぷんぷんしますよね。
ロードは10年ほど乗っていてレースにもたまに出ていますが、一度もディスクブレーキが必要と思ったことはありませんでした。
仰る通りカッコ悪くなるし重くなるしメンテナンス性劣るし、本当に良いことないですよね。
>>1
チャイチーさん
コメントありがとうございます!
確かに、MTB系のメーカーの営業戦略が強そうですね。
ジャイアントがスローピングを始めたのもそうですし。
またコメントお待ちしております!
ロードバイクにディスクブレーキを使うメリットは外周の軽いリムを空力的に有利な形状で設計できる点、シートステーとフォーク設計の自由度が増す点、制動フィーリングとコントロール性の良さだと思います。(ホビーレーサーだと必要ないものだとは思いますけどね)
あとディスクブレーキとは直接関係ないですけどディスクブレーキ普及に伴ったエンド幅の拡大で多段化が進んだことと、スルーアクスルのがっしり感は割と誰でも分かりやすいメリットかとは思います。
自分の場合は山道での急な大雨でリムブレーキのきつさを思い知らされました。悪いブレーキは使っていませんけどジャリジャリ滑って止まらないし綺麗だったリムのアルマイトも一気にはげました笑
自分もミニマリスト気質はありますけど、長く乗る事を考えた時にリムの消耗が自転車で一番気になるところで、その点で気兼ねなくブレーキを使っていけてメンテも輪行も気を使わない機械式ディスクブレーキが気に入ってます。
なんだかんだでキャリパーブレーキもかっこいいので手放せませんね笑
コメントありがとうございます。
そうなんです。ホビーレーサーには特に必要がないという点です。
趣味なので、必要かどうかばかり気にするのは、面白くなくなっちゃいますが。
確かにリムの消耗は気になるところです。
アルマイトがはげて銀色がみえちゃうと、一気にカッコ悪くなりますよね。
アルミリムでも足回りをブラックで引き締められるのはディスクブレーキのいい点だと思います。
輪行もされるんですね。ちょっと敷居が高く感じます…
お時間あったら、また読んでください!
ありがとうございました。