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![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/10e29301.jpg)
足の幅に合わせると、つま先に余裕がでちゃう
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/12ffccaa.png)
キツイよりはましだから、少し足が遊んじゃうけど我慢してる
なかなか自分にぴったりしたシューズは見つからない。
本当にビンディングシューズ選びは難しい。
- ソールが曲がらないから、サイズのごまかしが効かない
- 大きいとペダリングで靴の中で足が遊ぶ
- 小さいとつま先が痛い
上記の問題を抱えながら、妥協して履いている人も少なくない。
しかし、ビンディングシューズのフィット感は、ペダリング効率に直結する。
フィッティングはできる範囲で、改善したい。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/93fe8862.jpg)
身体に触れるパーツには金に糸目をつけるな
と、言われるものの、最近のシューズ価格の高騰ぶりはホビーライダーを悩ませる。
スキーブーツのように熱成型ビンディングシューズの種類は多くない。
さらに高額。
だったら、若干大きめを買って隙間を埋めるのが現実的。
選んだ方法は、
つま先にコーキング材の注入
シリコンだから、シューズと足の隙間にフィットするのは当たり前。
泥のシクロクロスレース等々、激しいテストを実行。
施工後2年経過も、問題なし。
現在も施工したシューズでレース参戦中。
思い切ってコーキング材注入
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/0619a258-s.png)
気になる隙間
GIROエンパイアがどうしても履きたい。
爪先の遊びがちょうどいいサイズだと、若干横幅が狭い。
GIROエンパイアのカッコイイ履きかたは、シューレースホールが平行になることらしい。
しかし、甲高の人はVの字になってしまう。
原因は、つま先の遊びがちょうどいいものを優先している為
1サイズ上げれば、かっこよく履けるけど、爪先がスカスカ。
そこで、この隙間にコーキング材を注入。
やり方
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2023/08/998bc9aa-s.jpg)
フィッティングの手順
- シリコン注入
- インソールにラップ
- ビニール袋に足を突っ込む
- 実際に走る
- 丸一日放置
- ビニール袋とラップを取って完成
1.シリコン注入
適量が全く分からない。
つま先の隙間の体積をイメージして(無理だけど)、シューズ先端へ注入。
2.インソールにラップをまく
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/62139bc5.jpg)
シリコンが付かないようにカバーする
3.ビニール袋に足を突っ込む
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/c7e3a7c8.jpg)
ソックスがシリコンまみれにならないように、キッチンで使うようなビニール袋を履いたうえで、足を入れる。
4.ビニール袋を履いたまま、実際に走ってみる
踏み込んだり、引き足を意識してみたり、ダンシングして、適正な隙間にしていく。
実走して適正な形状にできるのが、シリコンカスタムの利点。
5.丸一日放置
シリコンの硬化待ち。
ビニール袋とかラップは取らない。
そっと足だけを抜く。
6.ビニール袋とラップを取って完成
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/614213c7-s.jpg)
シリコンなので、ビニールとかラップがくっつかない。
少々見にくいが、白いのがシリコンでこれだけの隙間が、自分の足型で埋まったことになる。
完全にフィット
きれいにはできないけど、全く見えないところなので問題ナシ。
気になる隙間が、全く気にならなくなる。
また、やり直しもできなくはない。
大変だけど割りばし等で、かき出せる。
新品でやるのは気が引けるなら、使い古しのシューズでトライ。
フィット感の変わり様に、感動出来たら新品でチャレンジ。
関連記事>>>【1万円台のおすすめシューズ10選】安いシューズは本当にだめなのか?【ビンディングシューズ】
工夫するのは当然
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/a4296008.png)
隙間はいらない
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/a215f346.jpg)
シューズのなかで、親指をグーにしなきゃだめ
センパイサイクリストのなかには、こんなことをいう人もいる。
それがホントだとすると、スキマは必要。
イラストの赤い部分。
シューズのつま先の厚み。
逆にこの隙間を埋めたいからグーにしているような気がする。
ロスとしか考えられない。
だから、グーにしなくても力が逃げないようにすればいい。
ということで、スキマはいらない。
それに、実際そんなことしてると疲れちゃう。
シリコンなら、厚み(縦方向)のスキマも埋められる。
そもそも合わせにくい
なぜ、自転車シューズはサイズ合わせにこんなに苦労するのか。
それはソールが曲がらないから。
普通の靴なら、足の動きに合わせて靴底が追従する。
だから違和感を感じにくい。
でも足の裏の固さとは、かけ離れたものを身に付ける訳だから、強烈な違和感があってもおかしくない。
もはやカスタムインソールは必須アイテム
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/1c05702d-s.jpg)
引き足という日常生活にはあり得ない動きをするので、さらにシビア。
だからカスタムインソールをいれている人も多い。
専用の機械を使って、熱でインソールが柔らかくなったところで、足をおいて自分の足形にする。
確かにカスタムインソールは全然ちがう。
あるのとないのとじゃ、大違いの履き心地。
写真は熱成形でなく、履いているうちに自分の形になっていくインソール。
近くに専門ショップもないし、そもそも行くのがめんどくさい人におすすめ
ホントに使っているうちに、自分の足形になってきてビックリ。
膝裏が痛くなるランナー膝っぽかったのも、見事に解消。
![](https://m.media-amazon.com/images/I/81jkQbRKjnL._AC_SX679_.jpg)
1サイズUPしてコーキングカスタム
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カッコいいシューズを選びたい
このメーカーしか足に合わない。
ニューモデルになって形が変わった。
こんな悩みを解決するのが、
1サイズUPコーキング材カスタム
幅に合わせて、シューズを選んでもつま先なら埋められる。
極端につま先が余っている場合でも、シリコンで埋めらないことはない。
でも、クリートと母指球の位置関係が著しくずれるようだったら、そのシューズは自分に向いてない。
そこまでひどくなければ、フィッティングさせるのには、かなり有効な手段。
甲高だとシルエットが崩れる
甲高だと、足の甲を覆うストラップが、足りるか足りないギリギリになってる人。
それ、なかなかカッコ悪い。
(BOAダイアルだと、わかりにくいけど)
欧米ブランドのアジアンフィットでないとなりがち。
1サイズUPすれば、だいぶマシになることが多い。
まとめ
思い切ってコーキング材注入
想像以上にフィット感が向上する。
工夫するのは当然
既製品でピッタリくるはずがない。
1サイズUPしてコーキングカスタム
気になってたあのシューズも、1サイズUPして履ける。
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