【ローラー】実はモチベーションを削ぎ落とす【ロードバイク】

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いやいやローラーは効率がいいし、取り入れるべきでしょ

いまどきズイフトやらないんなんて、やばくね?

そうれはそう。

トレーニングの効率を考えると、最高にいい。

  • 信号がない
  • 車とぶつかりそうになることもない
  • 夜でも、雨でも、寒くても、暑くても関係ない

安定した環境が得られる。

しかし、ここに落とし穴がある

一定の環境は、趣味を続けていく上での最大の敵「飽き」を呼び寄せてしまう。

自転車に限らず、趣味は飽きたら終わり。

続かない原因は「飽き」にある。

ダイエット器具のエアロバイクと、そうたいして変わりはない「ローラー」。

とくにロードバイク初心者はローラーに近づいてはいけない。

実は「ローラー」が適しているのは、しっかりと自転車が人生に馴染んだ中級者以上。

しっかりと目標があって、フィジカルを向上させたいのなら役に立つ。

しかし、ポタリング代わりのローラーは、精神を蝕んでいく

初心者がローラーに手を出したら、終りを迎えるのも近い。

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なぜ欲しくなってしまうのか

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ダイエットと同じ仕組み

インドアトレーニングは、進化に進化を重ねてすごいことになってる。

画面を見ながらゲーム感覚で走れるのは、すでに当たり前。

実走感を追求して、電動でフロントが持ち上がりヒルクライムを演出する。

車体が固定されているのではなく、自然にダンシングできるものもある。

これなら、楽しく続けられそう…

まさに、ダイエット器具を買うときと同じ状況。

飽きさせないように、次から次と新商品が出てくる構造も同じ。

欲しくなってしまうのも無理がない。

安定を求める心理

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人間が狩猟をしていた頃、いつ食べ物にありつけるか分からなかった。

だから、安定した環境を求めるのは本能。

この心理に、安定したトレーニング環境を売り込む隙間がある。

突然の雨も振らないし、ビュービュー風を受けることもない。

いつでも安定したトレーニング環境が得られる

やっぱり、魅力的に写ってしまって当然。

そして購入。

いま、ローラーを買うということは、バーチャルトレーナー機材も揃えるに近い。

安定した環境が整うのは間違いない。

しかし、それがおもしろいかどうかは、別の話。

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ローラーのデメリット

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安定は単調

最新のローラーを買えば、静かで快適で、いつでもトレーニングができる。

でも、安定した環境は単調でもある

いくらゲームっぽくしても、本質的には変わらない。

バーチャルはバーチャル。

はっとしたときに、単調であることに気がつく。

単調だからこそ、それを克服しようと画面やらゲームっぽくして工夫した商品が出てくる。

単調はキツイ。

これに耐えられるのは、しっかりと目標を持った選手だけと言っても過言ではない。

目標が明確だから、この単調という試練を乗り越えられる。

そのくらい単調であることは、避けなければならないポイントといえる。

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いつでもできるからやらない

ダイエット器具も全く同じ。

ジムに行く人の理由の一つにあるのが「家に機材があってもやらないから理論」

いつでもできるということは、やるきっかけがない。

最初は珍しくて、乗るかもしれない。

時間経過とともに、機材の新鮮さは失われ、刺激を受けなくなっていく。

ローラーの魅力の限界点は低い。

おもしろそうだからと言う理由で買ってもいいほど甘い機材ではない。

ローラーは超ストイックな機材

自分自身を奮い立たせて、あの超退屈な時間と向き合う必要がある。

簡単に手を出してはいけない。

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外を快適に走る準備が先決

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ウエアを充実させる

外を走りたくないから、ローラーを買う。

こんな人も多い。

だからといってローラーにするのは、話が飛びすぎている。

まずは、外を快適に走るウエアを揃えるべき

自転車ウエアは、体温調節しやすいようにいろんなアイテムがある。

  1. 気温15℃
  2. 時速10㎞/hを下回り、汗だくで峠を通過
  3. そして、下りでは50㎞/hオーバーで激寒

こんなことはよくある。

そもそも、超過酷な条件のスポーツをやっている。

適切なウエアを揃えることは、初心者が思う数倍は重要。

走っていて快適じゃないのは、自分の来ているウエアを疑うべき。

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乗れないときは潔く

気温がそれほど高くない時の雨で、無理やり乗るのは体調を崩す。

何がなんでも乗る精神は重要だけど、やり過ぎはよくない。

乗れないときは、潔く他のことをする切り替えも重要

他の趣味の時間に充てるのもよし、映画を見るのでもよし。

自転車から離れる時間があると、モチベーションが上がることだってある。

気分転換も必要だし、自転車に乗ることが全てではない。

楽しむことが最優先

なにか義務的に乗らなければならない感覚があるなら、それはまずい。

自転車はいい景色の中、爽やかな風を浴びて走ることが一番気持ちいいはず。

昨今の暑い夏なら、少々の雨のほうが気持ちいいかもしれない。

室内で、黙々とローラをやっている場合ではない。

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まとめ

なぜ欲しくなってしまうのか
不安定を嫌う人間の心理をついた隙間商品は、魅力的だから。

ローラーのデメリット
飽きる。強靭な精神力が無い限り飽きる。

外を快適に走る準備が先決
外を快適に走るようにするツールは、案外たくさんある。

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