ロングライド、ロングライドって呆れるほどよく聞くんだよねー
たしかに「走り切る」というわかりやすい満足感を得られる。
でも、実際に走るとなると膨大な時間が必要。
多趣味な人や、いろんなことに挑戦したい人には、ロングライドは難しい。
6時間とか7時間も自転車に乗ったら、その後は何もできない。
はたしてロングライドは、そんなに楽しいのか?
ロングライドのやりすぎで、燃え尽き症候群になっていないか?
なんでもやりすぎは注意。
周りに流されず、自分が乗りたい時間を最優先にすべき
短時間でも構わない。
それでも満足感が得られるのが自転車のいいところ。
1時間でも十分楽しむ方法
完璧主義をやめる
走るコースをしっかり決める
一定の負荷をかける
「どうせ乗るなら」をやめる
ある日、200㎞を制覇。
それはもちろん素晴らしい。
じゃあ、次もそれなりの距離に挑戦したい。
でも、なかなか時間が取れない。
どうせなら、しっかりと走れる時に走りたい
これが、結局走らなくさせる。
まずは、その完璧主義を捨てよう。
あくまで走ること。
実際に行動することが重要。
コース設定を入念に
短時間で満足感を得られるには、あらかじめコースを決めておくのがコツ。
何時に家に戻ってこられるのかを把握する。
出来れば、複数のバリエーションがあるといい。
自分が飽きないようにコントロールするのも必要。
だから、逆にコース設定するときには時間が必要。
「ここはショートカットできる」
「知らない道だけど、ここに入ったら周回コースにできるかも」
「今日は逆回りにしてみよう」
など、いつもの幹線道路を避けて、コース探索に時間をかけることは面白いし、必要なこと。
充実感を得るには
一定の負荷を掛けること。
200㎞のロングライドであれば、ただ走っているだけで最後のほうは苦しくなって、勝手に負荷がかかる。
結局、それを乗り越えて得られるのが満足感。
だから、短時間で満足感を得られるようにするには、最初から負荷を掛けて走ればいい。
自分で決めた区間タイムを計るとか、心拍計等で客観的に負荷が見られるものなんかを付けるとわかりやすい。
もっと簡単なのが、スプリントすること
例えば200mをフルダッシュ。
その数十秒間は頭真っ白。
その後は強烈な苦しさ。
数本やったら大満足。
ひとりで走っていると、まずスプリントする発想が浮かばない。
町中を走るランナーを見ても、ダッシュしてる人は見ない。
数十秒の本気。
大人になったら、まずやらない運動を取り入れるのは意外にも爽快。
1時間走るとしたら、数回のスプリントを入れてみる。
そうすることで、満足感は倍増する。
関連記事>>>【ロードバイクは重いギアで楽しさ10倍!】あなたのギアは軽すぎる
そもそも耐久走じゃない
200㎞でも最後はスプリント
トップ選手が走るレースは200㎞もある。
でも、それが平地だったら集団でフィニッシュすることも多々ある。
200㎞も走って、最後はスプリント勝負でタイヤ差なんてこともザラ。
マラソンなら42㎞でも、必ずバラバラになってフィニッシュ。
自転車レースって耐久的要素は低い
ってこと。
実はロングライドは、マラソン寄りの発想。
市民レースの距離は超短い
もしも市民レースをめざすなら、ロングライドは全く必要ない。
なぜなら距離が超短いから。
実際30㎞もあったら長い方。
だから100㎞のトレーニングなんて、はっきり言ってムダ。
100㎞をゆっくり走るより、1時間みっちり強度をあげるメニューで走った方が、断然効率的。
めざしているのが市民レースなら、1~2時間のトレーニングで切り上げて、別のことに時間を使おう
ヒルクライムをする必要はない
自転車と言ったらヒルクライムだと思ってる人も多い。
これも、実はマラソン寄りの発想。
基本的には自己との戦いで、相手の後ろについて空気抵抗を減らして、駆け引きすることもない。
頂上についたら、それまでどんなにゆっくり登っても満足感を得られるのがヒルクライム。
競技の安全性からも、人気が高いけど自転車の醍醐味は、ヒルクライムではわからない。
ヒルクライムブームだからといって、山に挑戦しなくてもいい。
山にいかなくても十分楽しめる。
関連記事>>>【禁断の山頂休憩】ロードバイクだからこそ一人でも楽しい
距離にとらわれない
乗る時間を最優先
乗った距離に囚われすぎている人は数知れず。
サイコンに「100㎞」と表示されたら満足する。
でも、それはただの数字。
本来「100㎞」と表示されたら満足するわけじゃなくて、満足と感じたかどうかが先。
自分の気持ちと向き合おう。
そうすることで自分を満足させる走りになる。
距離じゃなくて回数
1年に一回250㎞走る。
すごいけど、堂々と「自転車が趣味です」と言えるかは微妙。
毎週末30分、1時間でも乗っているなら話は成立する。
コメント