【ロードバイク】本当に必要なのは心拍計【パワーメーターは不要】

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いやいや、必要なのはパワーメーターでしょ

いまさら心拍計って、ありえなくね?

華やかなパワーメーターとくらべて地味な存在の心拍計。

新製品が出たとしても、メディアで取り上げられることもなくなった。

一方、全体的に値上がりしてる自転車パーツ。

パワーメーターも例外なく高価だけど、うまく紛れて高価に感じない。

レースをやるやらないに限らず、付けている人は多い。

決してプロだけの特別な機材ではない。

だからと言って、

果たしてホビーレーサーに必要な機材なのか

一旦、冷静に考えたい。

もし、パワーメーターがあったとして出力を把握できたとする。

で?

客観的な数値が出ても、それを生かすも殺すも環境次第。

生かせなければ、ただの数字。

ただの重り。

近場のホビーレースに出ているのに、それ必要?

同じお金を出すなら、もっと有意義に使いたい。

ホビーライダーなら、心拍計で十分。

自分を客観的に見たいなら、心拍計があればそれで充分。

価格はパワーメーターの数分の一。

レース派だけじゃない。

レースに出なくとも、心拍計は走りを楽しくしてくれる。

心拍計のいいところ

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体調がまるみえ

寝不足だったり、疲れていたりすると、モロに心拍数に反映される。

  • 残業続きで寝不足 → 心拍が通常より高くなる
  • 疲労がたまってる → 心拍が上がらない

逆に体力、精神共に状態がいいと、心拍レスポンスは非常によくなる。

負荷の上下に対して、瞬時に心拍数が追いついてくる。

この状態なら回復が早い。

常に心拍計をつけて数値を観察して走ると、自分がどんな状態なのかがわかる。

パワーメーターなら、人とくらべられる数値を出せる。

でも、大半のホビーレーサーは自分と向き合える機材があれば十分。

安い

心拍計は、すでに熟成したアイテム。

これ以上、飛躍的に進化することはない。

コモディティ化が進んだスマホと同じ

価格競争に入って、高性能、高機能な製品が安く買える状態。

心拍計が最先端の科学的トレーニング機材だったころ、精度は悪かった。

ゆっくりサイクリング中に199bpm/分と表示されたり、誤作動が多かった。

今では、しっかりとしたメーカー品なら、そのような心配はない。

パワーメーターは結果で心拍計はプロセス

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極める必要はない

自転車で速くなるには、様々な能力が必要。

  • ライディングテクニック
  • 路面状況の判断能力
  • 相手の心理を読む能力

様々あるうちの一つに出力の増大がある。

しかも、速く走る能力の大部分を占める。

どのくらい出力が上がったのかを把握したほうが、トレーニング効率はあがる。

がしかし、多くのホビーレーサーにとっては必要なことではない。

一番重要なのは、楽しめたかどうか

どのくらい出力が上がったかよりも、どのくらい満足できたかが大切。

登りが苦手なのは、実は心拍を上げすぎているだけかもしれない。

心拍数を見ながら、上限を超えないように走れば、案外楽に登れる。

極めるためだけの道具ではない。

心拍計。

自己満足でいい

純粋に楽しめているかどうかを、今一度確認したい。

競技をやっていると、勝ち負けにフォーカスするのは当然。

勝ちにこだわり、毎日トレーニング。

周りの人が何ワットを、何分維持できたかが気になってしょうがない。

人によっては、気が付かないうちにストレスとなり、自転車に疲れてしまう

しかも、疲れてしまってからストレスだったことに気付く。

結果を追いすぎると、不幸な結果がやってくる。

プロ選手は強靭なフィジカルと、強固な精神力を兼ね備えている。

プロ選手とホビーレーサーを、重ね合わせてはいけない。

出力という結果よりも、そのプロセスにある心拍数を見るだけで十分に楽しめる。

趣味なんだから自己満足でいい。

プロと同じ機材なんて、全く必要がない。

でも、ほしくなっちゃう。

それが宣伝効果。

普段使いもできる心拍計

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GARMIN(ガーミン) ForeAthlete 55 

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GPS機能搭載でスピード 心拍 距離 タイムを表示できる。

追加で、心拍トレーニングで重要な指標の心拍ゾーンや、センサーを取りければ、ケイデンスも表示可能。

パネルは直径1.04インチ(26.3 mm)と大きく見やすさを兼ね備えてつつ、付けていることを忘れる37g。

光学式心拍計で、手軽に心拍を計測できる。

GARMIN(ガーミン) ForeAthlete 35J

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シンプルな機能に絞って使いやすいモデル。

スマホと接続が可能で、データをスマホにコピー可能。

気になる消費カロリーも計測してくれる。

光学式心拍計なので、日中の心拍数も計測できる。

バンドもカラフルで、スポーティーしぎないのもいい。

ブライトン ライダー 17(Bryton Rider 17)

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バイク専用で考えるならサイコン。

胸ベルトは必要になってくるけど、慣れれば違和感なく使える。

ブライトン ライダー 17は、ナビ機能を排したシンプルモデル。

旅でもしなければ、ナビはいらない。

ディスプレイは大きく、鮮明な表示で苦しいトレーニング中でも非常に見やすい。

バッテーリー駆動時間は最大25時間。

サイコンとしては驚異的で、バイク乗車時間だけの仕様だから充電回数は劇的に少ない。

関連記事>>>【ブライトンライダー320】無駄が削ぎ落された大人のサイコン

まとめ

心拍計のいいところ
人と比べる数値じゃないから、自分と向き合うことができる

パワーメーターは結果で心拍計はプロセス
結果よりも、楽しさを追求

普段使いもできる心拍計
どうせ買うなら、いろいろな場面で使いたい

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