世はパワーメーター真っ盛り。
くっそ高いのに、つけている人はめずらしくない。
だからといって、自分にも必要かどうかは別。
特に働き盛りの40代にとっては、パワーどうのよりも健康に気を配らなきゃいけない
職場での責任も重くなってきてる。
趣味が原因でケガしたり体調を崩したら、周りから何て言われるかわからない。
影で言われているのもカウントしたら、きっと相当言われてる。
だから、パワーメータで出力なんて見てるより、自分のバロメータである心拍数を確認すべき。
最近、心拍計は軽視されぎみだけど、40代にとっては最重要アイテム。
どんな順位だろうが、楽しく走ることが最大の目的
コスパに感動したブライトン Rider320
旅もしないのにナビはいらない
ナビ機能があったら確かにおもしろいかもしれない。
でも、使わなくなるのは目に見えてる。
ブライトンRider320は、ナビ機能を省略して価格を抑えてるところがいい。
ツーリストなら必要でしょうが、走るコースはだいたい決まってくるもの。
(逆に、コースが決まらないと帰宅時間が読めない)
だからおもしろがって使うのは最初だけ。
もし迷ってしまったらスマホでいい。
必要な機能だけに絞っているのがブライトンRider320のいいところ。
心拍数とGPSで十分
チームメイトと走るときは、ペースの目安に時速を見るときはある。
でも一人で走るときは、もっぱら心拍数とラップタイム。
負荷が掛かっているかを常にチェックできる。
GPSが必要なのはストラバをやりたい訳だけじゃない
複数台の自転車を使い分けても、車体にスピードセンサーをつける必要がないから
まだGPSサイコンを使ったことがないなら、かなりおすすめ。
表示がすごい
強度を上げて走る時、細かい表示を見る余裕はない。
5本のインターバルトレーニングでも、今何本目なのかわからなくなる。
(恐ろしい思考力の低下)
だから、最低限の表示にして1つの情報を大きくすることができるのがうれしい。
省電力を意識したモノクロ画面で、駆動時間はカタログ値35時間。
ブライトンのラインナップ中で一番の駆動時間
週末土日のトレーニングが合計5時間程度の弱小ホビーレーサーなので、1カ月以上の持続力。
でも、実力値は1か月ほど。
それでもバッテリー持ちは十分。
いろんなものを充電しまくって生活してるから1個でも回数を減らしたい。
振り返れるけど、振り返らない
ナビ機能はないけど、ちゃんとログがとれる。
自分がどこを走ったのかは、アプリで確認できるのがおもしろい。
けど、まず見返すことはない。
買ったばかりは見てみたけど、それっきり。
心拍計のグラフを見たところで、
すげー、グラフになってる!
程度…
でも、この値段で分析しようと思えば、分析できる準備があるのがすごい。
ありがたいバックライト
暗い中でのペース走や、インターバルトレーニング。
そんな中、重宝するのがバックライト。
すごく電池の減りが早いわけでもない
くっきりはっきり見えて、ストレスなく数値が確認できる。
通勤や朝練、夜練をしているなら必須な機能と言っても過言じゃない。
使わない機能てんこ盛りのサイコンはいらない。
必要な機能に絞って低価格なのは、かなりありがたい。
感度が進化した心拍センサー
僅かな水分でも、しっかり反応してくれる心拍センサー。
心拍センサーは、ベルトと肌の間の水分で心拍数を読み取る。
だから、肌が乾燥しているとセンサーは反応しない。
この点は、今も昔も変わらないけど、水分量に差がある。
特に乾燥する冬は、心拍センサーが反応しないことが多い。
そんな時は水道水で、肌と心拍センサーを湿らす。
指で塗る感じ。
そんな程度でバッチリ反応してくれる。
それようのクリームとか売ってるけど、そんなものはいらない。
水で湿らせた後、よっぽど時間を空けずに走り出せば、ウォームアップ中に「200bpm」とかにならない。
出力は結果でしかない
40代に必要なのは自己管理
レースに出て、誰かと競うのは爽快。
みんな1円ももらえないのに、闘争心むき出し。
いいリザルトが得られた時は、超キモチイイ。
だから、みんな必死でトレーニングに励む。
だけど自転車は趣味だから、最優先じゃない。
抱えているものが多い40代だから、自己管理ができる心拍計をつけるべき。
いやいや、今時やっぱパワーメーターでしょ
そう思うのも仕方ない。
メーカーだって単価が高いパワーメーターを売りたい。
だから世間もパワーメーター一色になってる。
でも40代サイクリストには、いらない。
誰かと比べる必要はない。
自己満足度をいかに高めるかが40代サイクリストの走り方。
パワーメーターとスピードメーターは似てる
パワーメーターもスピードメーターも、結果を表示してるだけ。
- 出た出力
- 出たスピード
その結果を出した人の状態は、わからない。
純粋に競技を突き詰めていく人以外は、自分の状態を知ることのほうが優先度は高いはず。
パワー以外の要素
レースとなると、パワー以外に求められる要素が大きい。
- ライディングスキル
- 駆け引き
そもそも、持っているパワーを出し切れるフォームが成立していないと意味がない。
本気を出し切るダンシングって難しい
逆に、リラックスするダンシングができれば力を残せる
ズイフトでは速いのに、実走では遅い理由がそこにある。
駆け引きを身に付けるには、考えるレースを数多くこなす以外に方法はない。
パワーに自信があって、駆け引きができないと使われておしまいという、よくあるケースになるだけ。
なんでもバランスが大切。
関連記事>>>パワーメーター不要論。つけても強くはならない。
心拍計はココロの鏡
無理できない40代
住宅ローン。
教育資金。
会社での責任。
働き盛りの40代。
なかなかの重圧がかかる40代。
なんワットを何分維持できたとかもすごいけど、体への負荷もすごい。
負荷をかけることが悪いわけではなく、それをちゃんと把握したほうがいい
残業で寝不足の時もあれば、出張でお疲れの時もある。
20代と同じ回復力はない。
そのとき負荷をかける走りをしたら、心拍数はどうなるのかを見た方がいい。
無理しているのか、サボっているのか。
ココロとカラダは一体じゃない
今日は登りが苦しい。
いつもよりも苦しい。
でも、心拍数は上がってない。
結構頻繁に起こる現象。
睡眠もしっかりとれていて、激務だったわけでもなければ、サボってることになる。
エンジンはフレッシュなのに、メンタルが弱ってる。
この状態に気がつけるのが心拍計
もし心拍計がなかったら適当に、
「あっ、今日はきっと疲れてるんだな」
という理由で帰宅。
忙しいなか捻出した、貴重なトレーニング時間を無駄にするハメに。
自分をセーブすることにも使えるし、自分の甘えをあぶり出すのにも効果的。
心拍計はタコメーター
車のエンジンの回転数を見える化したものがタコメーター。
自転車はエンジンが人間だから、心拍数がそれにあたる。
だから、つけることが当然といえば当然。
知らぬ間にレッドゾーンに入っているかもしれない。
見える化することに、越したことはない。
まとめ
心拍計はココロの鏡
40代には特に必要な心拍計。パワーメーターではない。
コスパに感動したブライトン Rider320
いろんな機能は、おもしろいけど使わない。
出力は結果でしかない
40代には結果じゃなくてプロセスを知ることが大事。
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