オレ、ガチ勢じゃないし
ゆっくりのんびり走れれば、それでいいんだよ
こんな方々はレースに出ている人たちと、真逆に位置している存在なのか。
いや、そんなことはない。
レースの楽しみ方だっていろいろある。
普段はポタリングしかしてない人だって、レースに出てる。
実は、目標がなく「走っているだけ」だと、案外続かない
自由に走っているのは、気持ちいいけど必ず「飽き」がくる。
朝起きて、着替えて自転車に乗る
- 寒い、暑い
- 天気いい、悪い
- 快調、疲労困憊
自転車に乗る条件は、一定じゃない。
気分がいい時だけ乗るにしても、乗らない理由なんていくらでも用意できる。
目標がなければ、あっという間に自転車にホコリが積もる。
あてもなくブラブラ自転車でお散歩
最初はいいけど、そのうちブラブラするところもなくなる
「ポタリング」とか「サイクリング」を続けるのって、案外難しい。
だからレースに出よう
レースはとっても刺激的。
町内の運動会だと思って出ればいい。
たとえ遅くたって、誰も気にしてない。
カラオケを、真剣に聞いている人はいないのと同じ。
自分だけが楽しめばいい。
レースは特別なものじゃない。
ゆるいのは楽しいのか
一見自由でカッコイイ
肩ひじ張らず、のんびり楽しむのが趣味の醍醐味。
だから散歩程度にゆっくり走る。
優雅に趣味を楽しんでいる。
苦しくない。
楽しい。
実は、この状態を長続きさせるのは難しい。
それは目標がないから
いや、目標なんて作ったら楽しくなくなるよ
学校で無理やり書けと言われた、あの目標じゃない。
「目標」という言葉のイメージが悪い。
自分自身で、自分の為だけに設定する目標のこと。
ただ、ゆるいだけだと結局のところ、自転車の楽しさを味わうことすらできない。
趣味を続けるのには、緩急が必要。
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達成感が得られない
達成感?いや~、そんなのは求めてない
達成感っていう響きが、大げさかもしれない。
小さな目標でも、クリアすれば達成感が得られる。
ビデオゲームにハマる構造
- ゲームは、達成感を得られるように作られている
- 達成感がなければ、ゲームはすぐに飽きられる
これと全く同じ。
実際のスポーツになると、息が上がって苦しい場面もあるし、達成感を得られるまでが大変。
苦しい先に達成感があるけど、本当に苦しいことは受け入れられない。
(ゲームならいいんだけど)
苦しいけど、その代わり感動も大きい。
緩急も大きい。
ビデオゲームも、自転車レースも必要なのは
「達成感」
楽しく感じるのに必要なプロセス。
やってくるマンネリ
ポタリングにやってくるのはマンネリ。
- ゆっくり楽しむ
- 登りを避ける
- 遠くには行かない
- 景色が変わらない
- 近所をウロウロ
もちろん、最初は楽しい。
でも、そのうち飽きてくる。
無論、これで継続できる人もいるけど、やめていく人も多い。
自転車に限らずマンネリは、なにをやるのにも大敵。
ポタリングだけだと、なかなか厳しい。
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レースはガチじゃなくてもいい
とりあえずスタートを味わう
何レース出ても、スタートって緊張する。
ホビーレースは、距離が短いからロードでもシクロクロスでも、スタートから速い。
だからスタートで失敗しないようにって緊張しちゃう。
この緊張感を味わうだけでも、かなり刺激的。
スタートを味わったあと、辛くなったらやめたっていい。
とりあえずスタートする。
この目標は達成したんだから。
レースの楽しみ方なんて、人によって違う。
レースに出るレベルじゃないとか言う人がいるけど、
レベルの高い人がレースに出ているわけじゃない
出る理由は、楽しいだけ。
完走?どうでもいい
出るからには完走しなくちゃ
これは間違ってる。
自転車レースは耐久レースではない。
フルマラソンの完走には価値があるけど、20㎞しかないホビーレースの完走には価値がない。
(極端な表現ですが、自転車で20㎞はそれほど困難なことではない)
それよりも、
「1周目だけは先頭集団についていけた」
このほうが価値ある走りと捉えるのが自転車レース。
スポーツによって価値観が違う。
年一でも、目標になる
たとえ、年に一回でもいい。
イベントに出る刺激が、より一層ポタリングを面白くさせる
比較的、近所のレース。
イベント感が満載の派手なレース。
気に入ったレースに出ればいい。
レースとポタリングの差を感じるのが大事。
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初心者におすすめレース
異国感漂う「スーパークロス」野辺山
ゴリゴリのイベントレース。
会場周辺は、長野県の野辺山、滝沢牧場内。
そこは、日本離れした景色が広がってる。
自転車ブランドの展示ブースや、フードも充実して家族で行っても、文句はでない。
シクロクロスは、岩がゴツゴツしたハードなダウンヒルもないし、絶対スピードが低い。
だから、ほかの自転車レースよりも敷居が低い。
泥がなければ、お手持ちのグラベルロードでも問題ない。
意外にもトラックレース
なかなかとっつきにくいのがトラックレース。
自転車レースのイベントとして、イメージするのはスタートラインに人が並んでよーいドン的なヤツ。
トラックレースは違う。
一人ずつスタートするタイムトライアルがある。
限りなくクラッシュの危険性がない。
しかも、タイムで争うからスタート前の緊張感は格別。
でも、ネガティブ要素がいくつかある。
- 固定ギアっていうだけで、危ないイメージがつきまとう
- 使用頻度の少ない自転車を用意しなくてはならない
- ロード、MTBなんかよりも情報が少ない
しかし、それを越える面白さがある。
- 普通コーナーは減速するけど、加速しながらコーナーに入れるのがバンク
- 遠心力をリアルに体感できる
- そもそも固定ギアは、駆動にロスがないので、自分が速くなったように思える
バンクって、日常では味わえない感覚がいっぱい。
バンク教室から始めるのがおすすめ。
関連記事>>>自転車トラックレースって意外に敷居が低い
おすすめできない自転車レース
ホビーレベルのロードレースは、おすすめできない。
近年の自転車ブームで、危険度が増している。
安全に走るには集団走行という、かなり特殊な暗黙のルールを体にしみこませなくてはならない。
集団の中では、前後左右に気を配り、あらゆる気配を察知しなくてはならない。
察知できない人同士の集団ほど危ないものはない。
集団に入れたとしても、クラッシュに巻き込まれたら、肝心のポタリングが楽しめなくなってしまう。
現在は、ロードレース意外にも楽しめるレースはたくさんある。
まとめ
ゆるいのは楽しいのか
ずっとゆるいままだと、だいたい「飽き」がくる。
レースはガチじゃなくてもいい
レースは速い人だけが出るわけじゃない。
初心者におすすめレース
まずは、絶対スピードが低いレースがおすすめ
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