そもそも、続けることってむずかしい
ロードバイクだけじゃない。
何においても、継続が一番難しい。
周りを見ても、一つのことを続けてる人ってそんなに多くない。
一つのことを長く続けたことがない人に限って、
好きだから続けられるんでしょ?
って言ってくる。
たぶん、その言葉には
オレにも、それぐらい好きなものがあったら続けられるのに
という思いが込められている。
でも、実際には好きだけでは続けられない。
必要なのは続けるための努力。
「好きだから継続できる」
わけではない。
めっちゃ好き→続ける努力→継続できる
これが正解。
好きだと、努力しなくても自動的に行動へ移せるわけじゃない。
いくら好きでも、好きをキープする力が必要。
これが意外にむずかしい。
でも、キープする力を意識するのは、軌道に乗るまでの間だけ。
自転車に乗ることが習慣化してしまえば、乗らないほうが気持ち悪くなる。
好きだけど続けられない。
そんな思いがあるなら、もう少しの努力かもしれない。
継続をキープするコツがわかれば、続けるのは容易い。
続けることで、趣味を深堀できる。
継続をキープするコツとは何なのか。
いくら好きでも飽きが来る
いくら好きでも、同じことを同じように続けていると飽きる。
- コースはいつも一緒
- 疲れるからヒルクラムはしない
- 常に一人で走ってる
自分の好きなようにやるのが趣味。
でも、あまり自由にやりすぎても結局マンネリを招く。
苦しいことを乗り越えた先に楽しさが待っている。
自転車に限ったことではない。
自分自身で緩急をつけるのが重要。
だから、
- コースバリエーションを増やす
- 苦手なヒルクライムを克服する
- クラブランに参加してみる
どれも、面倒だったり苦しかったする。
これらをやらない理由なんて、いくらでも出てくる。
言い訳の代表格がこれ
忙しいから
仕事が忙しいことを理由に、趣味を続ける工夫をおろそかにしてしまいがち。
趣味だから、テキトーにやってもいいわけじゃない。
趣味だから、本気を出して手を抜かない。
テキトーにやるってことは、継続をキープする努力をしない。
だから、飽きが来る。
普通に生活していても、いろんなことが起きる。
ずっと同じ状態なはずがない。
残業もあるだろうし、育児は結構長い間続くし、体調が悪いときだってある。
そんな中でも、継続する努力を怠ってはいけない。
結局、ちょっと無理してもやる時期は必要ってこと。
関連記事>>>冬はローラー台?いや、雪でもロードワークでしょ。
注意!やる気があってもやらない
やる気が満ちあふれている「やりはじめ」
このとき注意したいのが「やりすぎ」
やる気に満ちあふれている本人は、やりすぎの自覚はない。
だから、飽きるまでやっちゃう
若い選手を育てる上でも、重要視される「やりすぎ注意」
ただ好きなだけで、闇雲に走るのは長い目で見ると、燃え尽きる危険がある。
時には走りたい気持ちを抑えることだって必要。
趣味だから、好きな時にやってやりたくない時にはやらなければいんじゃね?
そうやって、多くの人がやめていく。
石の上にも三年
この三年間は、目一杯やるという意味じゃなく、続けるメンタルを整える期間。
燃え尽きるのは、オリンピック選手だけではない。
あくまで、人と比べるものではなく自分の中の出来事。
適当なところで一旦やめる冷静さは重要なポイント。
関連記事>>> ロードバイクの精神論が避けられない理由
ゼロにしない
やる気にまかせっきりではいけない。
でも、遠ざかりすぎてもいけない。
とんでもなくやる気が出ないとき、めっちゃ忙しいとき、そんなときでも
- ゼロにしない
- 30分でも乗る
- 少しでも乗る
ここでよくある落とし穴。
やるんだったら、中途半端に走りたくない
なんかカッコいいこと言ってるみたいだけど、単に好きなことをやる時間を失ってる。
そもそも、中途半端かどうかは勝手に自分が決めている。
たとえ中途半端でも、だれからも怒られることはない。
もしかしたら、それは走りたくない言い訳なのかもしれない。
たとえ満足できるレベルの10まで出来なくても、0.1でも出来れば、好きなことに時間を費やしたことになる。
めっちゃ忙しい時、それでも自転車に乗ったことは印象に残る。
あんなに忙しいのに「やった」という自画自賛。
趣味は自画自賛で自分に定着していくもの。
「最低2時間乗れるときじゃないと乗らない」
こんな風に決めてしまったり、実際の行動がそうであると継続はむずかしい。
「時間があったら乗る」の考え方
例えば、隙間時間で英語学習。
通勤時間だったり、何かの待ち時間にくだらない動画見たりする時間。
実際、隙間時間だけでは成長は著しく遅い。
時間があったら乗る
とは、暇だったら自転車に乗るってこと。
自分が暇であると、認知してないと自転車の時間には置き換えられない。
暇そうにしてるのに、本人は忙しいと思っていることはよくある。
時間の捉え方は、人それぞれ。
だから、時間は作るものと捉えるべき。
自転車は時間のあるときに乗る
そんなことを言っていると、結局乗らない。
時間は作るもの。
継続には時間をどう捉えるかにかかっている。
関連記事>>> 【自転車通勤】時間を有効的に使う【ジムでエアロバイクとかいらない】
まとめ
自転車レースを30年続けられたのは、ちょっとだけ無理してきたから。
でも、今思えばたいした無理ではなかった。
もっとトレーニングする時間は山ほどあったはず。
時間なんて、あると思えばある。
ないと思えば無い。
コメント