妻、子供、祖母と私の4人家族で車1台。
住んでいるのは、公共交通機関が発達している都心部でない長野県。
4人家族で車一台って結構珍しい。
でも、車を複数台所有するよりも、経済的な負担はだいぶ違います。
それを実現するのはズバリ自転車通勤。
この記事では、魅力たっぷりな自転車通勤をご紹介いたします。
【時間を有効に使う】自転車通勤をおすすめします
冒頭にも書いたように、毎日自転車で行くことをココロに決めたら、車を減らせます。
僕は20年間自転車通勤を続けています。
会社に車で行ったことがありません。
それは、車が1台しかないからです。
昼間は妻が使います。
そりゃ、みんなと同じように夏なんて涼しい顔して会社に到着してみたいです。
でも、車を使えない環境なのです。
この環境だから、1台体制を維持できています。
まあ、今2台体制のご家庭が減車するのは、とっても勇気が必要なので、現実的な話をします。
- ガソリン代の節約
- 車の消耗を遅らせる
- 通勤時間が一定
- 運動を自然に毎日取り入れられる
ちょっと考えただけでも、こんなにたくさんのメリットがあります。
環境問題がどうのとかいうつもりはありません。
率直に自分にメリットがあります。
特に、ガソリン代が節約できたり車の消耗を遅らせることができれば節約につながります。
運動を自然に取り入れられることも大きいです。
通勤時間が一定というのは、雨だから、雪だから道が混むとは全くの無縁です。
同じ道を同じペースで走れば、同じ時間に到着。
誰の影響も受けません。
僕は自転車レースが趣味なので、通勤時間をトレーニングに充てることで、時間の節約にもつながっています。
自転車通勤のデメリット
正直、結構あります。
でも、これは考え方ひとつです。
僕は、すでに自転車通勤が日常なので、いまさらこれについて考えることはありませんが、現在、車通勤の人は大問題かもしれません。
- 雨の日濡れる
- パンクで遅刻
- 暑い
- 寒い
どれも当たり前ですが、これらの理由で自転車通勤に踏み切れない人は多いのではないでしょうか。
普段は自転車通勤でも、雨の日は濡れるから車にする人もいると思います。
でも、雨の日はたいてい道が混みます。
それと雨が降りそうとか、ちょっと降ってきたなとか帰りは雨だから車にしようとか、いちいち状況に応じることのほうが面倒くさい。
スポーツバイクでもしっかりマットガードや、レインウエア等しっかりと対策すれば、そんなに濡れないし、べつに濡れたっていいじゃんって思ってます。
また極端な話になってしまいましたが、濡れることに対してそこまで抵抗はありません。
ただ濡れるだけですから。
雨のにおいを感じながら走るのも悪くありません。
パンクで遅刻。
遅刻はしたことありませんが焦ります。
タイヤの軽さは二の次。
トレッドが分厚い、いかにもパンクしませんよというタイヤがいいです。
僕が使っているのはこれ。
タイヤがダメになる前にチューブが劣化してバルブ周辺が裂けてチューブ交換がこれまで2回。
このタイヤはパンク対策としては有効です。
暑いです。
長野の朝晩は夏でもかなり涼しいですが、それでも夏は汗問題があります。
会社にシャワーが付いているなんて、シマノしか聞いたことがありません。
みなさん香り付き汗拭きシートで対応していると思いますが、更衣室であの匂いが充満すると結構迷惑。
僕は、無臭ノンアルコールタイプの汗拭きシートを使ってます。
この商品のポイントは大きい事。
タオル並みの大きさで、背中をゴシゴシできます。
キモチいい。
ウエアはユニクロのドライEX。
速乾性抜群です。
寒いのは、出だしだけ。
10分ぐらい走れば温まって着る量によっては汗をかいてしまいます。
よく会社で「へー、こんな日に自転車で来てるの!?寒いでしょー」今の会社に10年以上勤めてますが、毎年言われます。
車通勤の人より、会社についた時点での暖かさは100倍ぐらいありますよ。
だって汗ばんでるからね。
でも、やっぱり手と足は寒いです。
その対策がハンドルカバーとウインターシューズ。
この二つは欠かせません。
長野は寒いですが、他県で暮らしても、冬は寒かったのでおすすめです。
とくにハンドルカバー。
どんなに高価なモデルを買っても寒いことに変わりはないアイテムがグローブ。
1万円もだしたのになんでこんなに寒いんだ!なんていうのもザラ。
ところが、ハンドルカバーは違う。
風が手に当たる前に、ハンドルカバーに当たるので冷えない。
長野でもハンドルカバー+カラー軍手一枚でいけます。
ちょっと暖かい日なんてハンドルカバー+素手です。
真冬に素手という新感覚も味わえます。
見た目はアレですが、そんなの全然無視できるぐらい効果抜群。
ウインターシューズ
は、シューズカバーとは違いまず、履く時の煩わしさがありません。
当たり前だけど。
さらに防水モデルなら、なお快適。
冬に濡れるのは、余計に体力を消耗するので要注意。
日本だとあまり売れないのか、国内販売店ではラインナップがイマイチ。
海外通販を利用すれば、簡単に入手可能です。
通勤用として特化する理由
結論は、通勤するときに快適な仕様を追求すること。
自転車通勤を始めたころ、できる限りロードバイクの形を崩したくなかったし、いつでもトレーニングできる状態を意識していました。
余分なものは一切ついていない、最高にカッコいい状態を維持したかった。
雨の日にはマットガードを取り付けて、晴れの日には外す。
もしも、午後に雨の若干確立が高いとわかっていても、かっこ悪いから、マットガードはつけずに会社へ向かう。
天気予報は精度を増し、予報通りの雨。
強い雨は峠を過ぎて、上半身はほとんど濡れないのにマットガードを付けてないばっかりに、おしりがずぶ濡れ。
便利そうだと気になりながらも、キャリアなんてダサくて絶対つけない。
バックパックの重さで肩に食い込むショルダーベルト。
だからもう、カッコつけるの止めました。
- マットガードはフルカバータイプで常時固定
- キャリアはマスト
- マウンテンバイクを通勤専用車
- シューズはMTBタウン系
- バイザー付きMTBヘルメットで快適雨の日ライド
潔く、通勤専用車を作って、とことん通勤で快適な仕様にすることを選択しました。
初めからこうすればよかった…
マットガードはフルカバータイプがおすすめ。
特にフロントは下までしっかりあると、シューズが濡れない。
こちらは写真に取り付けてあるものと同じ商品。前後兼用でお手頃。
十分な長さが確保されています。
キャリアを付けてもすべての荷物をキャリアに載せると、重さによっては、ダンシングがすごく不安定になります。
あくまで荷物をバックパックとキャリアで分散させる意味合い。
寄り道してお店に入る時など、タウン系のMTBシューズが快適。レースモデルがいかに歩きにくいかが、わかります。
バイザーは顔にかかる雨を減らして、不快感を軽減します。
Giro Fixture (ジロ フィクスチャー)は、Tシャツ、短パンの通勤スタイルでも相性抜群。
アマゾンでも200以上のレビューがあって結構な高評価。
車種選び
僕はマウンテンバイクを選択しましたが、しっかりとしたアーバンタイヤがあるバイクを選ぶべきです。
パンクは通勤にとってかなりのリスクです。
車だったら、パンクしなくても自転車だったらパンクしてしまう路面状況は珍しくありません。
乗り心地も大切ですが、最重要ポイントはパンクしにくいタイヤがラインナップされているバイクがおすすめです。
そうなると、安価で熟成したラインナップがそろっている26インチMTBがおすすめ。
通勤トレーニング
何と言っても、通勤時間プラスαでトレーニングができること。
これが最大のメリットです。
家に帰ってトレーニングするとなると、着替えの時間があったり家からトレーニングポイントまでのアクセス時間など、メニューに入るまでの時間がある程度必要になってきます。
バックパックを背負っていたり、通勤専用バイク、ウエアは短パン。
いろいろモチベーションが上がらない要素はありますが、気持ちを切り替えて、通勤時間をトレーニングに変えることで新たな時間が生まれます。
帰ってから読書とか、帰ってから家族の時間とか、わざわざトレーニング時間を用意しなくていいのは、大きなメリットです。
さらに、パワーメーターを使えば効率的に…とは思いません。パワーメーター不要論の記事
まとめ
- 通勤に特化すること
- 車を減らせるほどの利点がある
- 暑い寒いはアイテムをそろえて対応する
- 通勤時間をトレーニングにできる
挑戦する価値はあります。
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