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世はエアロ全盛期
(でも、フォームがエアロなひとは少ない)
エアロと言えばカーボンフレーム。
が、しかし時代とは逆行してクロモリフレームを選択。
そうすると見えてくるものがある。
パーツ選びのおもしろさ
パーツと言えばシマノ。
でも、視野を広げるとシマノ以外のブランドが出してるカッコいいパーツがいっぱいある。
そんなパーツは、ちょっと機能性に難ありだったりもする。
しかし、機能ばかり追い求めると、つまらなくなる。
軽量+高剛性=速くなる=おもしろい
間違ってはいないけど、答えが「おもしろい」であれば趣味は成立するはず。
シマノなら、下位グレードのパーツでもしっかり動く。
でも、そこにおもしろさはあるのか?
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いや、そもそもシマノ以外を使う理由がない
それもよくわかる。
世界には、自転車パーツを作っているメーカーは案外たくさんある。
このまま、シマノ以外を知らずに死んでもいいのか。
安全に、安全を重ねて、シマノを選んでいればいいのか。
デザインが好きだったり、色が気に入ったものを付けるのは、おかしなことなのか?
シマノ以外のパーツを付けたら、自転車が断然おもしろくなった。
カタログ感をなくす
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脱、没個性
完成車に、そのまま乗ってはいないだろうか。
カタログに載ってたそのままのやつ。
きっと、その自転車への愛着は湧きにくい
自分の思いれが入っていないから。
完成車の状態から、なにか一つでも自分が気に入ったパーツをつけるだけで、愛着が増す。
例えば、シマノには黒いブレーキシューしかない。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_0222-1-1024x512.jpg)
意外にも目立つ部分なので、色が入ると雰囲気が変わる。
機能性はというと、晴れてたら問題ない。
基本的に、雨の日に乗る人は、あんまり見かけないので、心配する必要はない。
ブレーキシューホルダーを変更するだけでも、ガラッと雰囲気が変わる。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_0220-1024x512.jpg)
カスタムカラーはできなくても、ちょっとしたことで個性はだせる。
わざわざ、ブレーキシューホルダーを買う人は少ないかもしれない。
でも、こういったところに気を配ることで、おもしろくなってくる。
靴下を何色にしようか、考えるのと同じ。
ワイヤーもコーディネート
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いまやワイヤーは、フレームの中を通すもの。
それはそれでスッキリするけど、こうしてカラーシフトワイヤーを使えば、邪魔者にならない。
むしろ、話題になる。
しかも、ただの色付けじゃなく、摩擦抵抗を低くするコーティングの役割をしてる。
他にも、多数のカラーがあって結構楽しめる。
まだ、シフトワイヤーがエアロ化されていないフレームなら逆にラッキー。
バーテープは黒一択
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各パーツでいろんな色を楽しみつつ、注意点が一つ。
バーテープは黒一択
色を入れるには、面積が大きすぎる。
比較的安く、消耗品だから冒険できる部分でもある。
ところが、色によっては全体のイメージを崩してしまうことになりかねない。
無彩色の黒か白だけど、すぐに汚れるので黒一択。
バーテープでは遊ばないのが鉄則。
シマノ以外の選択肢
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ブランドに価値を感じるか否か
ハンドルとかステム以外の場合、多くの人はまずシマノを選択。
そもそも、シマノ以外の発想がない。
シマノの、どのグレードのパーツを買うかを考えるぐらい。
ひょっとしたら、ハンドルもシマノグループの「PRO」から選んでるかもしれない。
やはり、信頼と実績の厚さから、そこにたどり着きやすいのは確か。
でも、そこには広告宣伝費も入っているし、ブランド力上乗せ代金だって入ってる。
べつに悪いことじゃないけど、ブランド品だけしか信用できないわけじゃない。
ノーブランドでも、結局どこかのブランドのOEM工場で作られたもの。
見当違いのものは、さすがに売ってない。
カーボンホイールなんて、数十万円するのが普通。
でも、写真のAliexpressで買った「ELITE WHEELS」なら4~5万円。
カーボンホイールを履くと、一気にチープ感がなくなる。
ブランドマジックから解けたら、買い物の幅が広がる。
マスプロメーカーにはないカラバリ
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マスプロメーカーのカラーバリエーションは乏しい。
フレームは真っ黒。
パーツも真っ黒。
無難が一番売れるから。
色を増やすことで、一気に在庫量が増えて生産コストがあがる。
そもそも、小規模メーカーとは生産数の桁が違うから、色を増やせないのはしかたない。
だからそこを狙って、小規模メーカーはカラーバリエーション豊富に展開しているところが多い。
たとえば、シマノのカンチブレーキなら、なんとか存在感をなくしたいのか、超微妙なグレー。
ところが、ブレーキ系専門メーカーの「TRP」は、突然のイエロー(限定品)。
カンチブレーキに限らず、マスプロメーカーのブレーキにおもしろい色は設定されない。
関連記事>>>【カンチブレーキ】クロモリバイクなのにディスクブレーキにするんですか?【オタク向け】
顔となるクランク周辺
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クランクのデザインは、自転車の印象を大きく左右する。
たとえ、クランク以外が全部シマノでも、クランクさえ別メーカーならオリジナリティーがぐっと上がる。
ペダルは、「クランクブラザーズ」のエッグビーター。
見るからに泥ハケ性は抜群。
でも、買った理由はデザインが気に入ったから。
カーボンパーツは魅力的だけど
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金属パーツの安心感
本当は、ハンドルもステムもカーボンにしたい。
でも、走行中に折れている動画やTwitterをポツポツ見かける。
それも、プロ選手の機材で。
使用状況は大きく違うけど、交換頻度も違うはず。
それなのに折れちゃうってことは、一回買ったらずっと使い続けるホビーライダーが使ったらやばってこと。
だと思う。
だから、ハンドルとステムはアルミがいい。
シートポストならカーボンでも、致命傷にならなそう。
でもクロモリフレームに、カーボンシートポストは相性が悪いらしく断念。
そこで、「KCNC」の軽量なスカンジウムという素材の金属シートポストをチョイス。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_0218-1024x512.jpg)
持った感じは、強烈に軽い。
シクロクロスは、サドルへ飛び乗ったり、シートピラーの負荷が高い。
そういった意味でも金属製は安心。
カーボンパーツでもいい場所
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_0193-1-1024x512.jpg)
カーボンクランクが折れた話は、ハンドルよりも少ない。
だから、クランクはカーボン製。
その他、カーボンパーツでもいい場所は以外に少ない。
カーボンレールのサドルも、いい話は聞かない。
定期的に交換できる人なら別。
フレームとフォークは実績多数だけど、その他は金属を選択したほうがいいかもしれない。
ビビりすぎてクロモリ
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/09/DSC_0179-1024x512.jpg)
カーボンにビビり過ぎ。
でも、フロント周りが折れたりすると、えげつない怪我の可能性が高い。
だから、フォークもクロモリ。
もちろん、売ってないのでフルカスタム品。
いまカスタムスチールバイクを作っても、フォークだけはカーボンにすることが普通。
それは、重いから。
このフォークもやたらと重い。
1kg弱はある。
この重さは安心感でもある。
現代のカーボンフォークとは太さが全く違う。
だから、強烈な個性になっている。
関連記事>>>【クロモリフォーク】今さらクロモリフォークを選んだその理由とは
まとめ
カタログ感をなくす
一昔前は、完成車そのままで乗っているのはダサかったのに、いまじゃフツー。
シマノ以外の選択肢
パーツ選びって、もっとおもしろいはず。
カーボンパーツは魅力的だけど
マスメディア以外の情報を見ると、結構折れてる。
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