はじめてのチューンナップにちょうどいいバーテープ交換
でも基本の巻き方はエンド部分がダサい
バーテープ交換は、最初にやってくる消耗品交換作業。
適当に巻けばいいかなと思いつつ、ネットで調査。
すると、エンド部の巻き始めは、はみ出すように巻くように説明がある。
この時点で納得がいかない。
なぜ、こんな中途半端なことをするのか。
しかも、どれだけはみ出していいのか非常に分かりにくい。
さらに、ブラケットバンドを隠そうとする無意味さ。
もっとスマートにバーテープを巻けないのか。
その結果、基本を無視した巻き方にたどり着いた。
基本の巻き方のデメリット
均一にならない厚み
エンド部分のモッコリ。
基本の巻き方
- エンドが長くなったイメージをする
- イメージした部分から巻き始める
- エンドキャップを、はみ出した部分と一緒に押し込む
なんとも、あいまいな作業方法に納得がいかない。
やってみると、写真のようにモッコリする。
加えて、エンド部分だけ厚くなってしまう。
エンドは握らないにしても、握ると分厚さが気になる。
エンドキャップがさだまらない
はみだし量によっては、エンドキャップがハマらない場合もある。
逆に、ゆるくてすぐに取れてしまう場合もある。
エンドキャップ取り付けは、バーテープを巻いた後。
だから、エンドキャップのハマり具合によっては巻きなおすこともある。
こんなに非効率で、握った感じの厚みを変えてしまう方法はよくない。
厚みを均一にする巻き方
最初と最後は同じ方法
基本のやり方で説明のある、バーテープ巻きの最後の固定方法。
巻き付けた最後の固定方法
- ハサミで斜めに切る(切る方向に注意)
- そのままのテープの重なり幅を維持して巻く
- 付属のテープで固定
これは、握った感じの厚みを均一にさせるための処理。
この方法をエンドでも同様に行う。
コツ
バーテープの巻き終わりでハサミを入れる角度は、のり面を気にする必要はない。
後で付属のテープで止めるから。
しかし、エンド部分にテープを巻いたらカッコ悪い。
ハサミを入れる角度を注意しなくてはいけない。
のり面を確実に残してカットすること
後巻きのテープ無しでも、緩みにくくなる。
エンドキャップは、基本的なバーテープの巻き方に沿って作られている。
だから、バーテープ無しではほとんどのものは、緩すぎて取り付けられない。
付属の物を使うなら、ビニールテープ等で太くして圧入する必要がある。
エンドキャップがすぐ取れたり、付けなかったりするのは危ない。
転倒したときに、筒の状態だと凶器に変わってしまう。
確実に固定するには、ねじ固定するエンドキャップが無難。
バーテープの巻き終わりと同じ方法で止めてから、巻き始める。
簡単で、厚みが均一になる。
ブラケットバンドは隠さない
隠す意味がない
バーテープを購入すると、バンド隠し用の切れ端が入ってるものもある。
ブラケットを固定するバンドが美しくないのか?
デュアルコントロールレバーを固定するのに、どうしても必要なパーツ。
見えていたとしても、まったく意外性はない。
どうしても、バンドが見えて気になる場合は、バンドを塗装すればいい。
バンド隠し用のテープを取り付けがないと、非常に作業がはかどる。
厚みが一定になる
一番のメリットは、握った感じの厚みが均一になること。
デュアルコントロールレバー周辺の厚みが均一になる。
さらに、ブラケット自身に余計な厚みを持たせなくてすむ。
体験談:
ずっと、切れ端をバント隠しに使うものだと思い込んでたので、その部分だけ厚みが出てしまうことに気が付きませんでした。切れ端を巻くのをやめてみると、握り心地がすごく改善しました。
バーテープの役割は、グリップを高めることやクッション性を持たせること。
何かを隠すことに使うには向いてない。
値段と比例する質感
高い=長持ち
消耗品だから、安いものを選びがち。
最低価格のバーテープは、耐久性が低いものが多い。
理由
ひっぱりながら巻き付けるため、素材への負荷がかかった状態が続く
そのうえで、汗やら風やらで使用環境は過酷。
1年で切れ始めるものもある。
安くても¥1,000以上。
しかし、一定の価格以上の製品は耐久性がえぐい。
デュラエースとアルテグラの価格差を、性能として体感することはできないけど、バーテープは違う。
安物は、交換頻度が確実に高くなり結局高くつく。
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質感が非常に高い。
厚みが2ミリと薄く、ダイレクトな握り心地になる。
薄いため、エンド部分の切り口もスマート。
耐久性が高く、使用頻度によるけど数シーズンは問題ない。
品質が高いバーテープは、巻きやすい。
そして緩みにくい。
バーテープは、価格と品質が顕著に比例する。
まとめ
基本の巻き方のデメリット
なぜこの方法がよしとされているのかわからない。
厚みを均一にする巻き方
厚みを均等にできるのは気持ちいい
ブラケットバンドは隠さない
そもそも隠す必要が無い
値段と比例する質感
バーテープは価格相応
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