![IMG_20201213_150744](/wp-content/uploads/imgs/954cc88e-s.jpg)
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/93fe8862.jpg)
はじめてのチューンナップにちょうどいいバーテープ交換
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/22d6c233.jpg)
でも基本の巻き方はエンド部分がダサい
バーテープ交換は、最初にやってくる消耗品交換作業。
適当に巻けばいいかなと思いつつ、ネットで調査。
すると、エンド部の巻き始めは、はみ出すように巻くように説明がある。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2023/03/Photokako-sharp-LIINReBKtgE7yDDu-1.jpg)
この時点で納得がいかない。
なぜ、こんな中途半端なことをするのか。
しかも、どれだけはみ出していいのか非常に分かりにくい。
さらに、ブラケットバンドを隠そうとする無意味さ。
もっとスマートにバーテープを巻けないのか。
その結果、基本を無視した巻き方にたどり着いた。
基本の巻き方のデメリット
![IMG_20201213_142525](/wp-content/uploads/imgs/7e967de0.jpg)
均一にならない厚み
エンド部分のモッコリ。
基本の巻き方
- エンドが長くなったイメージをする
- イメージした部分から巻き始める
- エンドキャップを、はみ出した部分と一緒に押し込む
なんとも、あいまいな作業方法に納得がいかない。
やってみると、写真のようにモッコリする。
加えて、エンド部分だけ厚くなってしまう。
エンドは握らないにしても、握ると分厚さが気になる。
エンドキャップがさだまらない
はみだし量によっては、エンドキャップがハマらない場合もある。
逆に、ゆるくてすぐに取れてしまう場合もある。
エンドキャップ取り付けは、バーテープを巻いた後。
だから、エンドキャップのハマり具合によっては巻きなおすこともある。
こんなに非効率で、握った感じの厚みを変えてしまう方法はよくない。
厚みを均一にする巻き方
![IMG_20201213_143900](/wp-content/uploads/imgs/3668d773-s.jpg)
最初と最後は同じ方法
基本のやり方で説明のある、バーテープ巻きの最後の固定方法。
巻き付けた最後の固定方法
- ハサミで斜めに切る(切る方向に注意)
- そのままのテープの重なり幅を維持して巻く
- 付属のテープで固定
これは、握った感じの厚みを均一にさせるための処理。
この方法をエンドでも同様に行う。
コツ
![IMG_20201213_142807](/wp-content/uploads/imgs/6477ce3a.jpg)
バーテープの巻き終わりでハサミを入れる角度は、のり面を気にする必要はない。
後で付属のテープで止めるから。
しかし、エンド部分にテープを巻いたらカッコ悪い。
ハサミを入れる角度を注意しなくてはいけない。
のり面を確実に残してカットすること
後巻きのテープ無しでも、緩みにくくなる。
![IMG_20201213_144615](/wp-content/uploads/imgs/c043966b.jpg)
エンドキャップは、基本的なバーテープの巻き方に沿って作られている。
だから、バーテープ無しではほとんどのものは、緩すぎて取り付けられない。
付属の物を使うなら、ビニールテープ等で太くして圧入する必要がある。
エンドキャップがすぐ取れたり、付けなかったりするのは危ない。
転倒したときに、筒の状態だと凶器に変わってしまう。
確実に固定するには、ねじ固定するエンドキャップが無難。
![IMG_20201213_150638](/wp-content/uploads/imgs/b60bc5b9-s.jpg)
バーテープの巻き終わりと同じ方法で止めてから、巻き始める。
簡単で、厚みが均一になる。
ブラケットバンドは隠さない
![IMG_20201213_143405](/wp-content/uploads/imgs/c75a5b02-s.jpg)
隠す意味がない
バーテープを購入すると、バンド隠し用の切れ端が入ってるものもある。
ブラケットを固定するバンドが美しくないのか?
デュアルコントロールレバーを固定するのに、どうしても必要なパーツ。
見えていたとしても、まったく意外性はない。
どうしても、バンドが見えて気になる場合は、バンドを塗装すればいい。
バンド隠し用のテープを取り付けがないと、非常に作業がはかどる。
厚みが一定になる
![IMG_20201213_144530](/wp-content/uploads/imgs/4394956b-s.jpg)
一番のメリットは、握った感じの厚みが均一になること。
デュアルコントロールレバー周辺の厚みが均一になる。
さらに、ブラケット自身に余計な厚みを持たせなくてすむ。
体験談:
ずっと、切れ端をバント隠しに使うものだと思い込んでたので、その部分だけ厚みが出てしまうことに気が付きませんでした。切れ端を巻くのをやめてみると、握り心地がすごく改善しました。
バーテープの役割は、グリップを高めることやクッション性を持たせること。
何かを隠すことに使うには向いてない。
値段と比例する質感
![IMG_20201213_150625](/wp-content/uploads/imgs/ddb721ca-s.jpg)
高い=長持ち
消耗品だから、安いものを選びがち。
最低価格のバーテープは、耐久性が低いものが多い。
理由
ひっぱりながら巻き付けるため、素材への負荷がかかった状態が続く
そのうえで、汗やら風やらで使用環境は過酷。
1年で切れ始めるものもある。
安くても¥1,000以上。
しかし、一定の価格以上の製品は耐久性がえぐい。
デュラエースとアルテグラの価格差を、性能として体感することはできないけど、バーテープは違う。
安物は、交換頻度が確実に高くなり結局高くつく。
Fizik(フィジーク) Tempo マイクロテックス クラシック
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質感が非常に高い。
厚みが2ミリと薄く、ダイレクトな握り心地になる。
薄いため、エンド部分の切り口もスマート。
耐久性が高く、使用頻度によるけど数シーズンは問題ない。
品質が高いバーテープは、巻きやすい。
そして緩みにくい。
バーテープは、価格と品質が顕著に比例する。
まとめ
基本の巻き方のデメリット
なぜこの方法がよしとされているのかわからない。
厚みを均一にする巻き方
厚みを均等にできるのは気持ちいい
ブラケットバンドは隠さない
そもそも隠す必要が無い
値段と比例する質感
バーテープは価格相応
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