![DSC_0007](/wp-content/uploads/imgs/687ccbc3-s.jpg)
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フレームが小さくてハンドルポジションが下がらない
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/7ce8e463.jpg)
小柄族のみなさーん。このステムなら出る。
ポジションが
ロードバイクって、身長180㎝の人も160㎝の人も、同じサイズのホイールに乗る。
ホイールの中心は同じ位置なのに、フレームサイズだけを変えるから、どうしても無理がある。
特に小柄族の私たちは、ステムを下げれられない事態に陥る。
ロードバイクは、フォームとポジションを変えることで走りに大きな差が出る。
力が入るポジションは、楽に走れることにもつながる。
だから、ハンドルを低くするためにステムを交換する。
そこで思いつくのが水平ステム
水平ステムなら、全体のルックスも崩れない。
でも、完成車についているのは、だいたい水平より6°上がっているステム。
だけど、差が少なくてあまり効果がない。
しっかり違いを体感できるようにするには、もっと下げたい。
そんなとき、このステムならルックスをキープしながら、ハンドルを下げられる。
一見すると、ただの水平に取りつく角度のステム
ところが、通常の水平ステム以上にハンドルポジションを下げられる
前下がりのステムは、どうしてもルックスに違和感がでる。
これなら、全体のイメージがくずれない。
ハンドルを下げられる理由
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/04/737a9f9a584402a8be53e2871a7c2b94.jpg)
クランプ部分が下方向にオフセット
通常のステムのハンドルクランプ部は、真ん中のパイプの中心にある。
だから、一番下げてもハンドルは、ステム上面よりもちょっと上の位置になる。
しかし、写真(黒いほう)を見てわかる通り、ハンドルクランプ部分を下にずらしてある。
こうすることでハンドル位置を、より下げられる。
スタックハイトが低い
スタックハイトが低いから、さらにハンドルクランプ位置が下がる。
(スタックハイトとは、フォークコラムが隠れている高さのこと)
ステム自体の高さが抑えられている。
自転車全体の印象も、よりスパルタンに変る。
ステムの厚み
スタックハイトが低いのと関連して、薄さがポイント。
ステムの長さを決める真ん中部分が薄い。
だから、自ずとハンドルクランプ部分が、余計に下へオフセットされる。
薄いのは、ただのデザインではない。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/93fe8862.jpg)
ハンドル高さは、サドルの高さほどシビアに感じられない。
だから、調整幅を大きくする必要がある。
悩まされるステムの高さ
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/03/4ab44d4096414d14d5bc67bdf0c897ca-1024x723.jpg)
カッコいい自転車とは
トップチューブはリアに向かってスロープしてるものが主流。
その昔はホリゾンタルと言って、トップチューブは水平だった。
その頃、ステムも水平だった。
つまり、トップチューブとステムの角度を揃えるのが、きれいに見えるコツ。
だから、スローピング角度と同じような角度で、ステムも若干上向きのものを付けるのがカッコイイ。
カッコよく見えるのは統一感がでるから。
でも、小柄族がそれをやるとハンドルが高くなる
ここが問題。
カッコいい自転車にするには、ブランド選びだけじゃない。
見た目の良さは、ポジションが大きく影響する。
そこで水平ステムが候補にあがる。
小柄だとステムが下がらない
ロングライドロードとか初心者用ロードで、もてはやされるアップライトポジション。
アップライトポジションは楽なように聞こえる。
しかし、上半身が起きている分、体重が分散されない。
だから、お尻で体重を受け止める割合が高くなるから痛くなりやすい。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/93fe8862.jpg)
アップライトポジションは「楽」ではなく「怖くない」と言った方が正解
前傾姿勢が怖いから、アップライトポジションにしたくなる。
でも、前傾姿勢に慣れてしまえば、適度にステムは低くしたほうが楽になる。
フレームのヘッドチューブの長さで、どのくらい低くできるか決まる。
実は、入門用ロードバイクは大体ヘッドチューブが長い。
とっくに前傾姿勢には慣れたけど、ポジションを変えられないのは、おもしろくない。
そんなときに、おすすめなのがこのステム。
高速な領域で力が入らない
ショップチームの練習会にも参加するようになって仲間と走る機会があると、ずいぶんスピード領域が違うことに気が付く。
特に平地では、数人でローテーションすれば一人で走るのとは全く違うスピード感で走れる。
そんな時に、ハンドルが高いと空気抵抗も大きいような気がするし、なんせ力が入らない。
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いやいや、そんなにハンドル低くしても変わんないよ
そう思っていたら、是非試してほしい。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/93fe8862.jpg)
ハンドルをしっかり引けると、踏ん張りが効く
ダンシングしにくい
初心者はダンシングしないので、まずはダンシング時間を増やすところから。
自分の体重をペダルにかけられるわけだから、重いギアが踏めたり、急こう配にも対応できる。
でも、ハンドルが高すぎたら力が入らない。
ダンシングは、上半身を使うことで体重をペダルに乗せて、脚を休めることだってできる。(感覚的に)
積極的にダンシングをする
⇩
ハンドルが高すぎることに気付く
関連記事>>>ロードバイクに乗る時、ダンシングしてますか?
ハンドルとサドルの高低差の件
![DSC_0011](/wp-content/uploads/imgs/cfbe76f5-s.jpg)
やっぱり落差はほしい
ルックスの話。
ハンドルとサドルの落差は大きいほうがカッコイイ。
ステムも130㎜とかで、シートピラーはニョキッと出ていたほうがキマル。
でも、小柄族はそうはいかない。
ふつうのステムじゃ、この写真よりもひどい状態になっちゃう。
シクロクロスバイクだから、フォークとタイヤのクリアランスを多くとらなきゃならない。
この不利な状況の中、これだけ高低差を確保できたのは、このステムのおかげ。
アップライトポジションから卒業
上半身が起き上った「楽そうで、楽ではないポジション」を、いつかは見直すときがくる。
乗り込んでくれば。
なんでも総合的に考えなきゃならない。
自転車にまたがっただけなら、ハンドルは高いほうが楽に感じるのは当たり前
でも、実際にはペダルを回すために踏ん張る。
力を入れやすいポジションというのが、本当の意味での楽なポジション。
そろそろ、ハンドルを低くしても、いいかもしれない。
関連記事>>>ロードバイクに乗ってる時、フォームチェックしてる?
フレームの違いよりもフォームの違い
フレームが30万円だろうが40万円だろうが、目をつぶってその違いが分かるかは微妙。
完全にわかる!って言っちゃう人は、自分の「先入観」に気づいていない。
そんなことよりも、フォームを変えることが、走りに大きな影響を与える。
フォームを変える順番。
- 意識改革
- パーツのポジション変更
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いくらパーツのポジションを変えても、フォームは変わらない
その証拠に初心者のフォームって、だいたい同じ。
プロレーサーのフォームを研究して、そのフォームに近づけるためにポジションを変えるのが正解。
そうすると、自ずとハンドルを低くしたくなる。
一般的なイメージ
初心者=アップライトポジション
思い込んではいけない。
力が入るポジションが、楽なポジション。
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![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/1febea58.a2f5ad6b.1febea59.9555d138/?me_id=1358961&item_id=21195422&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fsangashoes%2Fcabinet%2Ftr2649%2F02251111u137436118-0.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=pict)
まとめ
オフセット+薄さ+角度で解決
考えられたデザインで、バイクの雰囲気を崩さずハンドルを低くできる
悩まされるステムの高さ
乗り込んできたら、ハンドルを低くしてみよう!走りやすくなるはず
ハンドルとサドルの高低差の件
差があることは、カッコいい
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