【ビンディングシューズ】5000円の激安SPD買ってみた【やっぱそれなり】

スポンサーリンク
ホーム » 機材 » 中華パーツ » 【ビンディングシューズ】5000円の激安SPD買ってみた【やっぱそれなり】
IMG_20210109_071723

Amazonとかで売ってる激安シューズが気になるぅ

見た目は良さそうなんだけど、実際どうなの?

気になったきっかけは、SIDIのEAGLEという数万円するシューズのダイヤル破損。

SIDIを選んだのは、補修パーツが充実してるから。

ところが、補修パーツが鬼高い。

ダイヤルが¥4,000。

取り外し式のソールブロックも交換したけど、たしか¥6,000以上。

ソールブロックの交換が必要なときにはアッパーもボロボロになってる。

ダイヤルがこわれるほど、ぐるぐるしたから、ほかも結構イってる。

それなら安いシューズを買ったほうが気持ちいい

で、買ってみた。

結論、使えないことはない。

でも、やっぱりそれなり。

いろいろ特殊なのがビンディングシューズ。

ソールの硬さとか、アッパーの締め付け具合とか、スニーカーとは勝手が違う。

ただ、初めてのビンディングシューズとか、ちょっとだけ試したいなんてひとには悪くない。

かもしれない。

昨今の自転車パーツ高騰。

ビンディングシューズも例外ではない。

初心者にとって、いきなりシューズに2万円も3万円もだせない

とりあえず、安いのですませたい。

それに通勤程度なら、いいものもにこだわる必要はない。

はたして、最低価格のビンディングシューズとはどんなものなのか。

スポンサーリンク

第一印象はfi’zi:k(フィジーク)

IMG_20210109_072251

5000円には見えない

Amazonでも楽天でも、この手のシューズは大体5000円で売ってる。

ブランド名はついてるけど、いわゆる中華シューズ。

中華ホイールは、わりと知られてるけどシューズは未知の存在。

写真で見る限り、わるくない。

4万円のフィジークと大差はない。

がしかし、現物は違った。

随所にコストカットや、明らかな製作の粗さが見られた。

とはいえ、5000円。

フツーのビンディングペダルの雰囲気は、十分出せている。

決して悪くないデザイン

全体的に凹凸のないツルッとした流行りのデザイン。

ベルクロとダイヤルのコンビネーション。

全然いい。

デザインが今どきでなければ、購入検討すらされない。

でも、悪くないから悩ませる。

パンチング加工されたアッパー

それらしくデザインされた位置にパンチング加工が施されている。

本当にベンチレーションとしての役目は果たすのかは不明。

でも、かっこよく加工されているのは間違いない。

とりあえず、街中を通り過ぎるレベルなら、5000円であることは誰も気が付かない

コストカットしすぎて、パンチングがされてなかったら大きく見た目がちがう。

関連記事>>>【中華カーボンホイール】熟成してるリムブレーキモデル【マジで使える】

スポンサーリンク

良くも悪くもダイヤル式

悪くない回し心地

明記はないけど、たぶん中華シューズでよく採用されている「ATOP」製。

BOAよりも若干ラチェットのピッチは荒い感じがする。

でも、全く問題なく調整可能。

目をつぶったら、どっちがBOAなのかわからない。

が、ラチェットは耐久性がカギ

シューズを履くたびにカリカリとギアと爪が酷使される。

もしも、ライド中に壊れたことを想像すると恐ろしい。

とりあえず、通勤程度で試したい。

不安なワイヤー

見た目はBOAといっしょ。

でも、信頼性の高いBOAは、この一見貧弱なワイヤーに相当なノウハウがあるに違いない。

こんな細くてやわに見えるナイロン糸が、あんなにグイグイ引っ張っても切れない。

切れることはあっても、それはアクシデント発生時。

よほどのことがない限り、通常仕様ではめったに切れない。

そのBOAワイヤーと全く同じ見た目。

ノウハウが無いから、切れないようにちょっと太かったりするならわかる

でも、見た目が同じなことにひっかかる。

とても信じられない。

剛性不足を感じるアッパー

ダイヤルを回すと調子よくしまっていくけど、ワイヤーのガイド部分だけが締まる感じ。

つまり、アッパーが伸びているのかもしれない。

グイグイ引っ張るわけだから、アッパーにもそれなりに剛性が必要。

だから、BOAダイヤル搭載のシューズは硬く馴染みにくい人もいる。

そういった意味では、足に優しい。

通勤程度でグイグイ締め付ける必要がないのであれば、気にならない。

関連記事>>>【品質予想以上】アリエクスプレスのおすすめ自転車パーツ【いろいろ買った中華パーツ】

スポンサーリンク

大胆なコストカット

大目に見る必要がある仕上がり

大胆な品質管理体制。

メーカーとしては大事なロゴだけど、「SPEE」だろうが、「SPEED」だろうが関係ない。

しかも、ヒールの高さが違う。

いや、ヒールの高さが違うから、「SPEE」と「SPEED」になってしまったっぽい。

でも、履いてしまうと意外にわからない

なんともあいまいな人の感覚。

プラスチッキーなソール

IMG_20210109_071900

モロぷらっちっく。

もちろんソールの硬さは、歩くのに最適。

でも、通勤レベルなら柔らかいほうが都合がいい。

寄り道して、お店の中に入るとカーボンソールのある着心地の悪いこと。

やはり、レースやトレーニングで使ったお下がりを通勤に回すのはよくない。

通勤は通勤で、快適なものがちがう。

なぜか、スパイクまでつけられる。

極薄インソール

IMG_20210109_072113

究極のコストカットがここ。

このインソールは100均レベル以下

ペラペラのうすうす。

でも、まあ価格を考えれば納得。

あるだけマシ。

Amazonで見る

スポンサーリンク

まとめ

第一印象はフィジーク
ルックスは問題ない。価格以上のぱっと見を見事に実現。

良くも悪くもダイヤル
走行中に壊れることを考えると、素直には喜べないけど使い心地はいい。

大胆なコストカット
ツッコミどころは満載だけど、価格を考えるとツッコむべきではない。

IMG_20210109_071810
それにしても「SPEED」って…


コメント

タイトルとURLをコピーしました