Amazonとかで売ってる激安シューズが気になるぅ
見た目は良さそうなんだけど、実際どうなの?
気になったきっかけは、SIDIのEAGLEという数万円するシューズのダイヤル破損。
SIDIを選んだのは、補修パーツが充実してるから。
ところが、補修パーツが鬼高い。
ダイヤルが¥4,000。
取り外し式のソールブロックも交換したけど、たしか¥6,000以上。
ソールブロックの交換が必要なときにはアッパーもボロボロになってる。
ダイヤルがこわれるほど、ぐるぐるしたから、ほかも結構イってる。
それなら安いシューズを買ったほうが気持ちいい
で、買ってみた。
結論、使えないことはない。
でも、やっぱりそれなり。
いろいろ特殊なのがビンディングシューズ。
ソールの硬さとか、アッパーの締め付け具合とか、スニーカーとは勝手が違う。
ただ、初めてのビンディングシューズとか、ちょっとだけ試したいなんてひとには悪くない。
かもしれない。
昨今の自転車パーツ高騰。
ビンディングシューズも例外ではない。
初心者にとって、いきなりシューズに2万円も3万円もだせない
とりあえず、安いのですませたい。
それに通勤程度なら、いいものもにこだわる必要はない。
はたして、最低価格のビンディングシューズとはどんなものなのか。
第一印象はfi’zi:k(フィジーク)
5000円には見えない
Amazonでも楽天でも、この手のシューズは大体5000円で売ってる。
ブランド名はついてるけど、いわゆる中華シューズ。
中華ホイールは、わりと知られてるけどシューズは未知の存在。
写真で見る限り、わるくない。
4万円のフィジークと大差はない。
がしかし、現物は違った。
随所にコストカットや、明らかな製作の粗さが見られた。
とはいえ、5000円。
フツーのビンディングペダルの雰囲気は、十分出せている。
決して悪くないデザイン
全体的に凹凸のないツルッとした流行りのデザイン。
ベルクロとダイヤルのコンビネーション。
全然いい。
デザインが今どきでなければ、購入検討すらされない。
でも、悪くないから悩ませる。
パンチング加工されたアッパー
それらしくデザインされた位置にパンチング加工が施されている。
本当にベンチレーションとしての役目は果たすのかは不明。
でも、かっこよく加工されているのは間違いない。
とりあえず、街中を通り過ぎるレベルなら、5000円であることは誰も気が付かない
コストカットしすぎて、パンチングがされてなかったら大きく見た目がちがう。
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良くも悪くもダイヤル式
悪くない回し心地
明記はないけど、たぶん中華シューズでよく採用されている「ATOP」製。
BOAよりも若干ラチェットのピッチは荒い感じがする。
でも、全く問題なく調整可能。
目をつぶったら、どっちがBOAなのかわからない。
が、ラチェットは耐久性がカギ
シューズを履くたびにカリカリとギアと爪が酷使される。
もしも、ライド中に壊れたことを想像すると恐ろしい。
とりあえず、通勤程度で試したい。
不安なワイヤー
見た目はBOAといっしょ。
でも、信頼性の高いBOAは、この一見貧弱なワイヤーに相当なノウハウがあるに違いない。
こんな細くてやわに見えるナイロン糸が、あんなにグイグイ引っ張っても切れない。
切れることはあっても、それはアクシデント発生時。
よほどのことがない限り、通常仕様ではめったに切れない。
そのBOAワイヤーと全く同じ見た目。
ノウハウが無いから、切れないようにちょっと太かったりするならわかる
でも、見た目が同じなことにひっかかる。
とても信じられない。
剛性不足を感じるアッパー
ダイヤルを回すと調子よくしまっていくけど、ワイヤーのガイド部分だけが締まる感じ。
つまり、アッパーが伸びているのかもしれない。
グイグイ引っ張るわけだから、アッパーにもそれなりに剛性が必要。
だから、BOAダイヤル搭載のシューズは硬く馴染みにくい人もいる。
そういった意味では、足に優しい。
通勤程度でグイグイ締め付ける必要がないのであれば、気にならない。
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大胆なコストカット
大目に見る必要がある仕上がり
大胆な品質管理体制。
メーカーとしては大事なロゴだけど、「SPEE」だろうが、「SPEED」だろうが関係ない。
しかも、ヒールの高さが違う。
いや、ヒールの高さが違うから、「SPEE」と「SPEED」になってしまったっぽい。
でも、履いてしまうと意外にわからない
なんともあいまいな人の感覚。
プラスチッキーなソール
モロぷらっちっく。
もちろんソールの硬さは、歩くのに最適。
でも、通勤レベルなら柔らかいほうが都合がいい。
寄り道して、お店の中に入るとカーボンソールのある着心地の悪いこと。
やはり、レースやトレーニングで使ったお下がりを通勤に回すのはよくない。
通勤は通勤で、快適なものがちがう。
なぜか、スパイクまでつけられる。
極薄インソール
究極のコストカットがここ。
このインソールは100均レベル以下。
ペラペラのうすうす。
でも、まあ価格を考えれば納得。
あるだけマシ。
まとめ
第一印象はフィジーク
ルックスは問題ない。価格以上のぱっと見を見事に実現。
良くも悪くもダイヤル
走行中に壊れることを考えると、素直には喜べないけど使い心地はいい。
大胆なコストカット
ツッコミどころは満載だけど、価格を考えるとツッコむべきではない。
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