ボルトをチタンにしたところで、たいして変わんないでしょー
まあ、はっきり言えばそう。
たいして変わらない。
でも、視点を変えてみるとボルト一本でこんなに違うの?っていうぐらい軽い。
わずか数グラムだけど、持って違いがわかる。
チタンボルトに交換するなんて、ヒルクライムオタクのやることだと思ってた
ちがった。
切削加工品としてキレイでおもしろい。
ハマってしまうチタンボルトへの交換作業。
今、自転車パーツが軒並み高価になっている。
- デュラエースへグレードアップ→ ウン十万円
- ホイールのアップデート→ ウン十万円
- ステムやハンドルのカーボン化→ウン万円
どれもホイホイ買える値段じゃない。
でも、チタンボルトなら数千円で手軽に買える
1本づつ、少しずつ、変化を楽しめる。
細く長く楽しめるのがチタンボルト化。
パーツ入手難でも、安定して手に入る。
執念の軽量化
金属で軽量化をめざす
チタンボルト化したのは、シートポストのボルトとステム。
計量、比較したのはセットバックなしのシートポストのチタンボルトとステンレスボルト。
サイズと重量
- M5×50mm 8.079g→4.669g マイナス3.41g
- M5×45mm 7.292g→4.269g マイナス3.023g
合わせて6.433g。
わずか数グラム、されど数グラム。
軽量化が走りに影響するのかはさておき、軽くなるのは感動する。
カーボンで軽くなるのは当たり前。
質量が大きく違うから。
でも、金属で軽くするのは設計力と加工技術が必要。
強度を落とさず、軽くするにはどこをどうやって削ぎ落とすか。
ボルト一つとっても、味わい深い。
持てばわかる
人間の感覚はするどい。
わずか3グラムでも、違いを感知できる。
チタンボルトとステンレスボルトの違いは一瞬でわかった。
チタンボルトは軽い。
間違っても、速くなるわけではない。
ボルト一本変えるだけでも、たのしい。
ただそれだけ。
はげしく自己満
軽量化は、自己満足。
100g軽量化したところで、その日の朝うんこがでなかったら100gプラスになってる。
100gの軽量化を果たせていなかったらプラス200gだけど、前夜深酒なら元も子もない。
ようは、軽量化したという事実が大事。
そこにおもしろさがあれば、目的は達成する
すべてをチタンボルトすれば5〜60gの軽量は不可能ではない。
3gで違いがわかるんだから、5〜60gは結構なおどろき。
自己を満たすには、十分刺激的。
予想以上の仕上がり
普通にキレイな加工
雑な感じはまったくない。
非常にきれいな加工品に仕上がってる。
もちろん中国製。
決して日本が工業国の一番ではない時代。
認めざるを得ない品質。
この時点で耐久性はわからないけど、日本製ボルトにしたところでわからない。
でも、間違いなく製作している量からして経験値は上なはず。
完ぺきなタップ
んー、締め込みもスムーズ。
引っかかりも感じない。
細かく見ても、ネジがわずかに潰れているようなところもない。
バリもない。
引き目もなく美しい。
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病みつきチタンボルト化
非純正ってカッコいい
車だとわかりやすい。
純正ホイールよりも、社外ホイールのほうがこだわりを感じる。
でも、自転車になるとオールシマノの人が大多数。
デュアルコントロールレバーがシマノで、ホイールがシマノで、シューズもシマノ。
シマノシマノシマノ。
一番高品質だけど、一番つまんない選択。
趣味だから、時間を費やしてなんぼ。
ボルト一つでも、純正を外せばこだわりをにじみ出だせる
愛着が湧く。
ボルトを変えるだけで、カスタム感が倍増する。
案外目立つボルトの存在
案外ボルトって目立つ場所にある。
ハンドルと、コラムを固定するボルトはチタン。
でも、アンカーボルトは純正ステンレス。
一気にダサさを感じる。
もう、変えずにはいられない。
チタンボルト化は、少額で少しずつ進められるカスタム。
カラーも豊富に揃っていて、フレームやウエアとコーディネートできる。
ゴージャスになる
ただのボルトが、注目を集めるパーツになる。
なにげない場所をカスタムすると、品を損なうことなくグレードアップできる。
見た目が華やかになってる。
ブラックとゴールドになったせいもある。
さらに、ボルトの形状がちゃんとした加工品であることのアピールがされてる。
わずか、6.4gの計量ながら、シートポストとしては200g→193.6gへ軽量化。
200gの壁を越えたことで、満足満足。
チタンはサビびない
ハンドルを固定するステンレスボルトはすぐにサビびる。
もしかしたら、気がついていないだけかもしれない。
すぐにチェックしてほしい。
圧倒的貧乏臭さをかもし出すボルトのサビ
一般車でよく見かけるけど、スポーツバイクでも同じ状態ならまずい。
チタンボルトはサビない。
軽量化だけじゃない、大きなおすすめポイント。
まとめ
執念の軽量化
数グラムでも軽量化はおもしろい。
予想以上の仕上がり
細かいところを見ると、ほんとによく加工されてる
病みつきチタンボルト化
すべてをチタンボルトにしたくなるのがフツー。
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