前から気になってた激安ダイレクトマウントチェーンリングを買ってみた!
ダイレクトマウント?ってなに?
クランクに直接チェーンリングが取り付けられるアレ。
マウンテンバイクなんかだと、チェーンリングが小さいから一般的。
だけど、ロードやシクロクロスだとまだまだ知名度が低い。
使ってみると、チェーンリングの交換が簡単だし、軽量化できるような気がする。
主に、シングルで使われる仕様だから、刃先がナローワイド。
(チェーンが暴れて、脱落を防ぐため刃先が薄い、厚いが交互に連続する手間のかかる加工になってる)
だから、とっても高い。
でも、
※Aliexpressなら38Tが、約¥1,300 !
めちゃくちゃ安い。
これなら買える。
小遣い制おとうさんライダーの味方”Aliexpress”
※Aliexpress=中国の通販サイト
ダイレクトマウントとは
合理的な構造
これまでは、クランクに4〜5本のアームが伸びていて、そこにチェーンリングをつけるネジ穴があった。
そこに、ボルトとナットで固定するダサい構造が標準仕様。
しかも、そのボルトが空転しないように、専用工具まである。
あー、めんどくさい。
ダイレクトマウントとはちがう。
チェーンリングが、アームも兼ねてる。
取り付けはネジ3本。
ださいナットはいらない。
チェーンリングを交換するのに、クランクシャフトを抜く必要があるけど、これもアーレンキー1本。
シマノのロードコンポしか興味がないと意外と知らない。
軽量化
スパイダーアームがない分、若干の軽量化が可能。
ボルトとナットで4つの部品を削減できてる。
回転する部分の軽量化は、若干でも恩恵を受けやすいところ。
すごい価格差
悩ませる使用頻度
シングル仕様で気を使うのが、チェーンリングの端数選び。
ちなみに、チェーンリング交換前は42×11-34。
どこでも走れるようなギア比を選んだつもりなのに、やっぱりすべてはカバーできない。
地域にもよるけどシクロクロスレースでは、グイッと登るポイントが用意されている。
力不足で42Tでは対応できなかった。
で、チェーンリング交換を検討。
ところが、一般的な通販サイトを見るとけっこう高い。
¥8,000近くが相場。
チェーンリングはそのくらいするでしょ
でも、レースでしか使わないし、38Tが必要なのは今のところ1レースだけ。
そんな使用頻度が低いものに¥8,000は痛い。
そこで、Aliexpressでダイレクトマウントをチェック。
見事にあった。
購入先
アリエクスプレスとは中国の楽天みたいな通販サイト。
転売ヤーが、中華カーボンホイールとか、カーボンハンドルをアマゾンで売る為の仕入れ先。
自転車パーツ屋さんではなく、日用品からなにから色んなものが売ってる。
アマゾンで売ってるよくわかんないブランド名のホイールの出どころはここ。
中華カーボンホイールの品質の高さは十分に知ってる。
ブランド神話から抜け出すと、もう戻れない。
だけど、中国からの直接通販に不安を感じるならAmazonでも売ってる。
関連記事>>>【中華カーボンホイール】知っているけど手が出ない【いやマジで全然使える】
チェーンラインの懸念
インナー側へオフセット
使用しているコンポーネンツはSRAM RIVAL 1
心配になるのがチェーンライン。
シングル仕様は、ダブル仕様と比べて明らかにチェーンラインに無理がある。
ローに入れると、チェーンがかなり斜めになる。
だから、スパイダーアームがインナー側にオフセットされてる。
ダイレクトマウントのチェーンリングに交換しても、この状態がキープできないと変速性能が落ちる。
力も逃してしまう。
意外。
心配無用だった。
激安チェーンリングなのに、しっかりとオフセットされた加工になってる。
激安ダイレクトマウントにしたからと言って、チェーンラインが崩れるということはない。
レースで使用
全く問題ない使用感。
結局、1シーズン10レース程を、このチェーンリングで走りきった。
もちろん、アルマイトは削れるけど特にギアの減りが早いとかはない。
ナローワイドの加工も的確で、チェーンの脱落もなかった。
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まとめ
ダイレクトマウントとは
全部ダイレクトマウントになればいいのに。
すごい価格差
チェーンリングに1万円近くは厳しい。安いほうがいい。
チェーンラインの懸念
安かろう悪かろうではない。チェーンラインまできっちり対応してる
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