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![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/50f50fad.jpg)
100キロなんて無理でしょー
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/0715f8f1.jpg)
でも「100キロ乗った!」って言いたいんだよねー
そう。
100キロ走破は、自転車を知らない一般人との境目
自転車を知らない一般人が、自転車で100キロなんて到底信じがたい距離。
だから、それを言った時の反応がすこぶるいい。
まさに承認欲求が満たされる。
それが100キロ。
だから、自転車を始めたら100キロ走破は一つの目標にしたい
ところが、実は言葉の重みより、それほど難しくない。
コツさえおさえれば、初心者でも十分に達成できる。
答えは周回コース
決して楽になるわけじゃないけど、管理がしやすい。
だから自分と相談しながら無理なくこなせる。
挑戦しやすい環境づくりは、非常に大切。
達成した暁には、大きな自信となり継続するモチベーションアップにもつながる。
成功体験が、自転車をつづける最大の理由になる。
レースが目標ならわかりやすいけど、サンデーライドがメインなら目標設定が重要になる。
自分自身を飽きさせない努力をしなければならない。
好きだけでは、なかなか続けられないのが現実。
100㎞の大台を超えると、楽しさが倍増する。
目的を100キロ走破に絞る
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目的地は設定しない
100キロ走破となると、まず設定したくなるのが目的地。
まず、その固定概念をやめる。
自転車をしらない一般人からよく質問されるのが、
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今日はどこまで行ってきたの?
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あっ、となりの○○市からですー
(つーか、べつにいつもの練習コースなんだけど…)
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じゃあ、これから行くの?
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/01/cropped-8a478f19a81d9e146f9fb527dd1e0649.png)
あっ、ハイ!アハアハ…それじゃ…
(いや、べつにツーリングしてるわけじゃねーし…)
地元民と自転車マンのあるあるシーン。
こんなんだから、100キロ走るのは遠くに行かなきゃならない固定概念がうまれる。
あくまで、目的は100キロ走破に絞ることが成功のカギ。
だから、コースは大胆に周回コース。
周回コースにするメリット
- いつでもやめられる
- 残りの距離を感覚でつかみやすい
- 計画的に負荷を組み込める
周回コースにするデメリット
- 同じ景色で飽きる
- 地域によってはコース設定が困難
- 先が見えるつらさ
初心者にとって、いつでもやめられることは、一番重要なポイント。
体力的にも、精神的にも、無理は禁物。
楽しむことが大前提にある。
無理をして達成できたとしても、次に乗りたくなくなったら元も子もない。
趣味なんだから、途中断念したところで、だれからも文句を言われる筋合いはない。
だめだったら、またやればいい。
周回コースにすることで、100キロ挑戦のハードルはかなり低くなる。
でも、1コースだけだと流石にあきる。
だから、バリエーションをいくつか作る。
同じ場所を、永遠とぐるぐる回るってことではない。
- 小周回
- 大周回
- 折り返しコース
たとえば、この3種類のコースが重なっている場所がなくても構わない。
とにかく、自宅から大きく移動しないのがポイント。
距離は3キロ〜10キロ。
あまり長すぎると周回コースのメリットが薄れる。
100キロの満足感
100キロの満足感は、格別。
すごいことを成し遂げなような感覚を得られる。
ロードバイクに乗るまで、自転車で100キロなんて信じられない距離だった。
特別体力がある人達だけが、乗れる距離だと思ってた。
ちがった。
思ってたより簡単だった。
無理ない周回コースで、100キロをこなせば、きっとこんな感想になる。
簡単のわりに、インパクトが大きい距離。
100キロ走行は、人に話したときの反応がいい。
これだけでも、十分な満足感を得られる。
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意外につらい平地走行
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/a215f346.jpg)
周回コースなら、ずっと平地でいいじゃん。
これが意外に落とし穴。
平地の負荷は、山に登るよりも少ない。
でも、平地は足を止めることができない。
山を登ったとしても、下りは足を回していないわけで、それなりに回復にあてられる。
でも、平地はつねに足を回している状態なので、休みが取れない。
山が苦手だと、どうしても平地のコースを選択しがち。
でも、それはそれで厳しいものがある。
休めない他にも、
- 景色がどうしても単調になる
- 精神的にダメージが大きい
- フォームが固定されがちで疲れがたまる
体力面よりも、精神面に気を配らなくてはならない100キロ走行には致命的。
できることなら、いい景色の中を走れば100キロなんてすぐ。
関連記事>>>【ヒルクライム】好きじゃない人が楽しむコツ【軽いギアは間違い】
最大のポイントは補給
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補給量がわからない
初心者にとって、いちばんわからないのが補給食の量。
どのくらい食べれば、ガス欠せずに走りきれるのか。
ガス欠=ハンガーノック
ハンガーノックになってしまったら、まず走り続けることはできない。
生あくびが出てきたら、かなり危険な状態。
経験値として、ハンガーノックの前兆を感じることは必要かもしれない。
でも、一人山奥でハンガーノックになったら目も当てられない。
事前に防ぐために大量の食料をポケットに入れても、足りるかわからない。
大量と言っても、バイクウエアのポケットに入る量なんて、たかだか知れてる。
それと、そもそも走りにくい。
前日に何をどのくらい食べたのかも、翌日の走りに影響する。
その日の気温によっても、お腹の好き具合は変わってくる。
100キロならこのくらいの補給食で足りるとわかるようになるのは、結構走り込んでから。
いつでも補給できる環境
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だから、周回コースにコンビニがあれば問題はすべて解決する
大量の補給食をポケットにいれる必要もない。
自分が思うよりも、早めにコンビニへ立ち寄ることで、ハンガーノックは防げる。
周回コースに組み込めないとしても、すこしコースをはずれれば寄れるぐらいの位置あれば問題ない。
補給できるポイントを絶対に把握すること
いまのタイヤ事情、自転車パーツ事情は、格段に向上してる。
だから、機材トラブルより前に精神面、体力面だけを心配することが先決。
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こころの補給
しっかりと休憩をとる。
これには、デメリットもあって、次に動きたくなくなる。
まあ、それでも全く問題ない。
モチベーションが低いから、そうなっているわけで、高いときに再挑戦すればいいだけ。
かと言って、あんまり休憩を取りたくないひとでも、一定スピード走行は大問題。
第一、飽きるし、人間の集中力はそんなに高く続かない。
完全に止まって休むほかに、乗りながら休む方法もある。
- 上半身を積極的に動かしてほぐす
- ハンドル上バーを持って、リラックス
- ペースをぐっと落として、補給食をバイクの上でとる
(もちろん車の少ないところじゃないとだめ)
案外、止まって休憩するよりも疲れがとれる。
関連記事>>>【グラベルロードとの違い】シクロクロスでグラベルロードツーリング 【補給に失敗!】
失敗できる環境整備
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はじめから成功するとは限らない
挑戦は何度でもやればいい。
いきなり100キロにしなくても、段階的にやってもいい。
そんなとき、周回コースならあと1周で100キロだけど、やめるなんてこともできる。
みんな、普通なら目的地を設定してロングライドする。
ひょっとしたら、そのほうが成功率は高いかもしれない。
それは、逃げ道をなくしているから。
でも、もし無理していたら、あとが続かない場合がある。
たった一回の失敗では、短期的には影響がないかもしれない。
でも、無理して100キロ達成したそのシーズンの冬を、乗り切れないかも知れない。
モチベーションはコントロールしなければならない。
やりすぎは絶対にダメ。
また走りたい
こう思えるように、走りを調整していく必要がある。
無理をしないのが大原則
初心者のうちに無理をすると、乗らなくなってしまうことに繋がりやすい。
100キロライドに成功すると、どんどん距離を伸ばしたくなるのも事実。
でも、自分の能力と常に相談しながら走ることが大切。
決して感情に任せてはいけない。
100キロの中に、休憩区間を計画的に入れてもいい。
最終目標は継続
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すべては、継続的に楽しむため
100キロ制覇したけど翌年0キロでは、もったいない。
だったら、もうすこし長いスパンで考えて、段階的に距離を伸ばすなどの工夫をしたほうがいい
継続してこそ、見えてくるものがある。
100キロ制覇は、継続へのモチベーションになる。
が、しかし気をつけないとやめるきっかけにもなる。
関連記事>>>【ロードバイクモチベーション向上】忍び寄る魔の季節は「秋」
まとめ
目的を100キロ走破に絞る
遠いところへ行かなきゃならないわけじゃない。発想を変えよう。
最大のポイントは補給
補給がうまくいかなければ、成功しない。補給を確実に楽にすることがポイント。
失敗できる環境整備
挑戦を容易にするのは、失敗できる環境をつくること。
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