すげー高い自転車を買ったのに、また高いウエアを買うのか…
スポーツバイクを始めるときに、ハードルが高いのが自転車の価格。
そして、次に驚くのがサイクルジャージの値段。
普通に1万円越え。
もちろん上下じゃない。
普段着はGUか、しまむらだから、すげー高い服に感じる
ごもっとも。
確かに、高い。
だから、みんなスケスケのヨレヨレになるまで着る。
スポーツウエアは、長く着て味がでるわけでもない。
古ければ、ダサいだけ。
だから、なるべくいい状態のものを身に着けたい。
そこで問題なのが、
自転車にはお金をかけたい
でもウエアはなんでもいい
そんな人には、アマゾンで売ってる激安サイクルジャージ。
まともなブランドなら上下3万円なんてくだらないのに、3~4,000円ぐらいで売ってる。
しかも上下。
もちろん中国ブランドで、アマゾンで買っても直接中国から発送されるパターンのやつ。
それにしても安すぎる。
いろいろ浮かんでくる疑問
果たして、どんな品質なのか?
安かろう悪かろうなのか?
答え:意外にまともだった
マジで、そこそこ使える。
隅々まで確認
予想以上の縫製品質
気になるのは縫製。
安さの追求で雑なのは、ある意味当然。
しかし、これが案外まとも。
価格は上下で¥3,500。
今回購入したブランドは「Raphaful」。
ん?
デザインもなんとなく…
決して手抜き感はない。
さすがは世界の工場、中国。
中華ブランドのシューズカバーでも見事な出来栄えに感心していたところ。
サイクルジャージでも同様の高い品質。
バックポケットも、すぐ破れそうとかはない。
真ん中のポケット下には反射材も完備。
意外に、きめ細かい。
タイツもなかなかいい感じのデザイン。
結構しっかりしたパッドが入っていて、これも意外。
でも、ちょっと厚すぎるような気もする。
タイツの裏。
結構しっかりしてる。
タイツの足首部分のジッパー部にも反射材。
選んだサイズはS。
168㎝ 56㎏の私にピッタリサイズ。
若干ふくらはぎがきつかったぐらい(結構ふくらはぎが太い)。
上下ともにしっかりとした裏起毛になっているので、着てすぐにあたたかい。
ただ、やはり生地の質感はちょっとザラついていて、安物感は否めない。
それでも、上下でこの価格だったら完全にアリ
アリエクスプレス(Aliexpress)って?
中国の楽天みたいなサイトで、いろんなものが激安で買える。
転売ヤーがここから仕入れて、日本で売っているケースも多数。
そのぐらい安い。
イメージよりも全然あやしくない
「中国製品」って言うと、
え?大丈夫?中国製品なんてあやしいねー
なんていう人が結構いるけど、身の回りには中国製品ばっかり。
ただ、購入先が国内からなのか、直接中国なのかの差。
商品についての問い合わせ時、速攻で返信があるし、むしろ日本よりも親切
ただし、梱包を除いては…
多分、日本の梱包状態が過剰包装。
段ボールが破けて中身が出てたり、そもそも段ボールじゃなくてビニール袋一枚だったり。
感覚をワールドワイドしなくていけない。
価格については、普通に国内サイトで買うのとほとんど差がない商品もあるので、よく見くらべて買う必要あり。
サイクルジャージは楽天やアマゾンで買うと、アリエクスプレスの1.5~2倍ぐらい。
そんなに安いなら挑戦したいけど、海外通販は敷居が高いんだよなー
Wiggleなら日本と同じように買えるけど、アリエクスプレスは、かなりとっつきにくい。
でもやってみれば、ただの通販なのがわかる。
それでも、なんとなくいろいろ心配…
商品が届かない事なんてことは、まずないけど…
そうなるとやっぱり国内サイト経由が安心。
どこがそんなに違うのか
違いは大きく2つ
アパレルはほんとにピンキリの世界。
やはりそこには違いがある。
コストカット部分をよく理解して購入した方が、気持ちがいい。
- ジッパー
ジッパーと言えば日本が誇る世界のジッパーブランドYKK。
品質抜群のYKKジッパーを使うと、コストアップになってしまうのは明らかで、ジッパーが最初にこわれそう。
- 生地
肌ざわりがザラザラと滑らかの差。肌ざわりとは関係ない表地の話だけど。
ジッパーは一番壊れやすい場所
生地はサイクルジャージの要
この違いをどうとらえるのかは人による。
わずかな違いと感じれば、中華系サイクルジャージも全然アリ。
「生地はサイクルジャージの要だろ」という方には、やっぱり専門ブランドを選択したほうがいい。
初心者におすすめ
最優先はアイテムをそろえる
初心者におすすめなのが中華系サイクルジャージ。
なぜなら、安いから。
安いといっても、細部を確認した通り、全然使えるレベル。
だから、安い中華系ウエアでいいからアイテムの種類を増やすことが先決。
ウエアは高くて買えないから「冬でも1枚でがんばる」が一番ダメ
冬を乗り切れず、ロードバイクから離れていく一つの原因。
冬のロードバイクはただでさえ寒いのに、自分自身ででハードルを高くしてる。
だから予算内で、できるだけアイテムを揃えた方がいい。
防寒アイテムは細かくいろいろある。
長袖、タイツ以外にもベスト、ウインドブレーカー、レッグウォーマー、ニーウォーマー…
1枚しかない、買えないなら、安物でも複数枚あったほうがいい。
アンダーウエアでさえ、¥1,000で予想以上の商品が売っている。
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趣味として定着したら選ぶサイクルジャージ
初めて買うサイクルジャージはできるだけ安く抑えたい。
そして趣味として定着してきたら、それなりのもの用意しよう。
なぜならエンジンは人間であり、ウエアはコンディションを左右するアイテムだから。
dhb(ディーエイチビー)
耐久性やトレンドを取り入れたデザインや価格、どれをとってもバランスが取れたサイクルジャージ。
高級品と遜色ない質感なのに、とてもリーズナブル。
サイズ感
通常の国内製ジャージから、ワンサイズダウンでちょうどいい
セール品であればかなりお買い得な商品を買うことができる。
タイツも同様に高い質感。
ペダリング時に気になる膝裏のシワ、たるみも最小限に抑えられていて快適。
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KAPELMUUR(カペルミュール)
品質の高いカスタムジャージを製作している「ウエイブワン」のサブブランドがカペルミュール。
国内メーカーという安心感も抜群。
きめ細かい配慮が国内ブランドらしく、履いていてストレスを感じない。
街に溶け込むデザインで、お店の中に入ってもこれだったら恥ずかしくない。
まとめ
- 中華系サイクルジャージと言っても雑なつくりではない
- 趣味として定着してきたら、本格ジャージにステップアップ
- たしかに安物との違いはある。だけど初心者にはまずはこれで十分
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