パンツ履かない?え?マジで言ってんすか?
そう。
マジ。
レーパンの下にパンツ履いちゃダメ。
レーパンとは
- レーサーパンツ
- バイクパンツ
- ショーツ
のこと。
今も昔も初心者にとって重大な問題
だいぶ市民権を得てきたロードバイク。
それでも、レーパンを履くときのパンツ問題は、常に脚光を浴びる。
それほどに、理解不可能で日常とはかけ離れているのがレーパン。
普通のパンツには、だいだい綿が含まれてる。
綿は水分を蓄える。
だから、濡れたら冷える。
乾きにくいし、そもそも不快。
さらに縫い目で股ずれ。
パンツを履くメリットは1つもない。
レーパンの下にパンツを履くことは全くの無意味
レーパン買ったらパンツ履いちゃダメ
パンツを履きたくなる理由
普段着では、当然パンツを履いて、ズボンなりを履く。
だから、その感覚でパンツを履いて、レーパンを履く。
たしかに、そうかも知れない。
直にジーンズを履いている人は、あまり聞いたことがない。
もし、罰ゲームで直にジーンズを履くことになったら、相当気持ち悪い。
それに、パンツを履いていないという強烈な不安感に襲われる。
もしも、見つかったらどうしよう。
変態に思われちゃう。
ちょー恥ずかしいんだけど。
主に、この不安感を解消するために、履いているような気がする。
だから、レーパンの下にパンツを履いてしまうことになる。
実は、レーパン界隈では、パンツを履いていることこそが恥ずかしく、無知な行動となる。
さらに、なぜレーパンを履くのかがわかれば、パンツをはいてレーパンを履けなくなる。
綿は大敵
パンツを履かない第一の理由は「綿を身に付けない」ってこと
一般的なパンツには、綿が含まれている。
パンツを履いて走ると、汗をかいたときに冷える。
しかも綿は乾きにくい。
だから不快感極まりない。
雪山に生死を分けるといわれているのが、
綿を身に付けている人と、専用のアンダーウエアを着ている人
もちろん、綿がダメな方。
自分の汗で、自分の体を冷やしてしまうのが原因。
それほどに綿は、スポーツするときに向かない。
専用のアンダーウエアウエアは汗を放出して、肌を濡らさないようにしている。
綿を身に付けない以外にも、パンツを履かない理由がある。
それは、パンツを履く理由がないから。
そもそも直接履く設計。
いや、「直接履く」という表現がおかしい。
わざわざ、「パンツを直接履く」とは言わない
あんなにピタッとした服の下に、何かを着るって無理がある。
いや、それでも直に履くのは抵抗があるから、目立たない下着を…
その目立たない下着のシワが、ペダリング中にこすれて痛かったりする。
じゃあ、シワのできないピタッとした下着を…
だから、それを履く意味がない。
一番快適なのがレーパン
ルックスと機能
それぞれのスポーツには、それぞれに適したウエアがある。
(野球はなぜかベルトとか、ボタンとかスポーツをするには邪魔なものが、いまだに正装だけど)
自転車では、それが「レーパン」。
恥ずかしい気持ちはわからなくもないよ。ピッチピチだもんね
でも、実はカジュアルパンツで走っているほうが逆にダサい。
草野球をやるのに、Tシャツと短パンでやるのといっしょ。
いまどき、みんなユニフォーム着てるのに。
だから、ルックス的にもレーパンのほうが違和感がない。
もちろん、それだけじゃない。
レーパンは機能面で優れてる。
- 前傾姿勢を前提としてるから、おなか周りがダブつかない
- 背中も突っ張らない
- ピタッとしてるから、風でバタバタしない
走っているときに、バタバタするのは意外にストレス。
さらに専用パッドで、お尻が痛くなりにくい。
サドルだって、パッドがある前提での硬さになってる。
レーパン機能付きカジュアルパンツの落とし穴
暑い。
動きにくい。
パッドが付いているから、快適にはなっているけどやっぱり無理がある。
ちょっと太めのやつなら、生地がフレームに擦れて、塗装に傷がつく。
傷がつくならまだしも、擦れて剥げちゃう場合もある。
しかも、ペダリング中だから気が付かない。
バイクから降りた時に、初めて気がつく。
素直にレーパンにすればこうならない。
正解はレスリングみたいなヤツ
お腹を圧迫しないビブタイプが快適
選んで正解なのは、アマチュアレスリングで来ているようなビブタイプ。
肩にかけるから、ずれることはない。
いくら前傾になっても、おなかへの圧迫感ゼロ
- 最新のデザインを採用しているから、イモっぽくならない
- 縫製もいいけど、生地がいい
- 高耐久でビヨビヨしない
でもなんか、ビブタイプって大げさじゃない?
大丈夫。
肩にかけないモデル
パールイズミは老舗国内サイクリングウエアブランド。
非常に高い質感で、耐久性は申し分ない。
ウエアの良し悪しは、ライドの快適さにモロに影響する。
長距離や使用頻度がすごく高いなら、あえて激安ウエアもなくはない。
そうでなければ、安心できる品質のウエアで快適なライドを確保したい。
お手軽に着られるのがいいところ。
でも、このタイプを選択するのは少々注意が必要。
メリット
- シルエットが普通でガチ感が薄れる
- 比較的安価に手に入る
- トイレが完全に楽
デメリット
- 素人感あふれる
- お腹が圧迫される
- 安いモデルにしかないから着心地イマイチ
一番の欠点は、お腹の圧迫。
それでも、初心者にとってガチ感が薄れるメリットは大きい。
レーパンの下にパンツを履く、履かないで悩んでいるくらいなら、すこしでもレーパンを受け入れるために、こちらのタイプもおすすめ。
安いモデルは短命
初心者向けのビブなしモデルは廉価モデルに多い。
だから最初はいいけど、長く使うには難がある。
それは、コストカットで生地の耐久性に影響があること。
伸びる生地のせいか、よく動くところのせいなのか、消耗が激しい。
上着は10年ぐらい何ともない。
でもレーパンは週末のサイクリングだけでも、数シーズンが限界。
なのに、ビヨビヨのやつを気にしないで履いている人。
これだけは気を付けた方がいい。
ウエアは高価だから、なかなか捨てられないのはわかる。
でも、伸びてきたり、生地が薄くなってきたら迷わず捨てること。
ビヨビヨを着てるのは相当ダサい。
まとめ
- 綿はスポーツに向いてないから身に付けない
- レーパンを履いても目立たないパンツに意味はない
- レーパンは自転車専用設計だから一番快適
- タンクトップタイプ選択でさらに快適
- 消耗品である認識を忘れずに
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