【自転車ステム】小柄でもこれならポジションが出る!

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フレームが小さくてハンドルポジションが下がらない

小柄族のみなさーん。このステムなら出る。

ポジションが

ロードバイクって、身長180㎝の人も160㎝の人も、同じサイズのホイールに乗る。

ホイールの中心は同じ位置なのに、フレームサイズだけを変えるから、どうしても無理がある。

特に小柄族の私たちは、ステムを下げれられない事態に陥る。

ロードバイクは、フォームとポジションを変えることで走りに大きな差が出る。

力が入るポジションは、楽に走れることにもつながる。

だから、ハンドルを低くするためにステムを交換する。

そこで思いつくのが水平ステム

水平ステムなら、全体のルックスも崩れない。

でも、完成車についているのは、だいたい水平より6°上がっているステム。

だけど、差が少なくてあまり効果がない。

しっかり違いを体感できるようにするには、もっと下げたい。

そんなとき、このステムならルックスをキープしながら、ハンドルを下げられる。

一見すると、ただの水平に取りつく角度のステム

ところが、通常の水平ステム以上にハンドルポジションを下げられる

前下がりのステムは、どうしてもルックスに違和感がでる。

これなら、全体のイメージがくずれない。

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ハンドルを下げられる理由

クランプ部分が下方向にオフセット

通常のステムのハンドルクランプ部は、真ん中のパイプの中心にある。

だから、一番下げてもハンドルは、ステム上面よりもちょっと上の位置になる。

しかし、写真(黒いほう)を見てわかる通り、ハンドルクランプ部分を下にずらしてある。

こうすることでハンドル位置を、より下げられる。

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スタックハイトが低い

スタックハイトが低いから、さらにハンドルクランプ位置が下がる。

(スタックハイトとは、フォークコラムが隠れている高さのこと)

ステム自体の高さが抑えられている。

自転車全体の印象も、よりスパルタンに変る。

ステムの厚み

スタックハイトが低いのと関連して、薄さがポイント。

ステムの長さを決める真ん中部分が薄い。

だから、自ずとハンドルクランプ部分が、余計に下へオフセットされる。

薄いのは、ただのデザインではない。

ハンドル高さは、サドルの高さほどシビアに感じられない。

だから、調整幅を大きくする必要がある。

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悩まされるステムの高さ

Photo by Mikkel Bech on Unsplash

カッコいい自転車とは

トップチューブはリアに向かってスロープしてるものが主流。

その昔はホリゾンタルと言って、トップチューブは水平だった。

その頃、ステムも水平だった。

つまり、トップチューブとステムの角度を揃えるのが、きれいに見えるコツ。

だから、スローピング角度と同じような角度で、ステムも若干上向きのものを付けるのがカッコイイ。

カッコよく見えるのは統一感がでるから。

でも、小柄族がそれをやるとハンドルが高くなる

ここが問題。

カッコいい自転車にするには、ブランド選びだけじゃない。

見た目の良さは、ポジションが大きく影響する。

そこで水平ステムが候補にあがる。

小柄だとステムが下がらない

ロングライドロードとか初心者用ロードで、もてはやされるアップライトポジション。

アップライトポジションは楽なように聞こえる。

しかし、上半身が起きている分、体重が分散されない。

だから、お尻で体重を受け止める割合が高くなるから痛くなりやすい。

アップライトポジションは「楽」ではなく「怖くない」と言った方が正解

前傾姿勢が怖いから、アップライトポジションにしたくなる。

でも、前傾姿勢に慣れてしまえば、適度にステムは低くしたほうが楽になる。

フレームのヘッドチューブの長さで、どのくらい低くできるか決まる。

実は、入門用ロードバイクは大体ヘッドチューブが長い。

とっくに前傾姿勢には慣れたけど、ポジションを変えられないのは、おもしろくない。

そんなときに、おすすめなのがこのステム。

高速な領域で力が入らない

ショップチームの練習会にも参加するようになって仲間と走る機会があると、ずいぶんスピード領域が違うことに気が付く。

特に平地では、数人でローテーションすれば一人で走るのとは全く違うスピード感で走れる。

そんな時に、ハンドルが高いと空気抵抗も大きいような気がするし、なんせ力が入らない。

いやいや、そんなにハンドル低くしても変わんないよ

そう思っていたら、是非試してほしい。

ハンドルをしっかり引けると、踏ん張りが効く

ダンシングしにくい

初心者はダンシングしないので、まずはダンシング時間を増やすところから。

自分の体重をペダルにかけられるわけだから、重いギアが踏めたり、急こう配にも対応できる。

でも、ハンドルが高すぎたら力が入らない。

ダンシングは、上半身を使うことで体重をペダルに乗せて、脚を休めることだってできる。(感覚的に)

積極的にダンシングをする

ハンドルが高すぎることに気付く

関連記事>>>ロードバイクに乗る時、ダンシングしてますか?

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ハンドルとサドルの高低差の件

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やっぱり落差はほしい

ルックスの話。

ハンドルとサドルの落差は大きいほうがカッコイイ。

ステムも130㎜とかで、シートピラーはニョキッと出ていたほうがキマル。

でも、小柄族はそうはいかない。

ふつうのステムじゃ、この写真よりもひどい状態になっちゃう。

シクロクロスバイクだから、フォークとタイヤのクリアランスを多くとらなきゃならない。

この不利な状況の中、これだけ高低差を確保できたのは、このステムのおかげ。

アップライトポジションから卒業

上半身が起き上った「楽そうで、楽ではないポジション」を、いつかは見直すときがくる。

乗り込んでくれば。

なんでも総合的に考えなきゃならない。

自転車にまたがっただけなら、ハンドルは高いほうが楽に感じるのは当たり前

でも、実際にはペダルを回すために踏ん張る。

力を入れやすいポジションというのが、本当の意味での楽なポジション。

そろそろ、ハンドルを低くしても、いいかもしれない。

関連記事>>>ロードバイクに乗ってる時、フォームチェックしてる?

フレームの違いよりもフォームの違い

フレームが30万円だろうが40万円だろうが、目をつぶってその違いが分かるかは微妙。

完全にわかる!って言っちゃう人は、自分の「先入観」に気づいていない。

そんなことよりも、フォームを変えることが、走りに大きな影響を与える。

フォームを変える順番。

  1. 意識改革
  2. パーツのポジション変更

いくらパーツのポジションを変えても、フォームは変わらない

その証拠に初心者のフォームって、だいたい同じ。

プロレーサーのフォームを研究して、そのフォームに近づけるためにポジションを変えるのが正解。

そうすると、自ずとハンドルを低くしたくなる。

一般的なイメージ

初心者=アップライトポジション

思い込んではいけない。

力が入るポジションが、楽なポジション。

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フレームが汚い…
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まとめ

オフセット+薄さ+角度で解決
考えられたデザインで、バイクの雰囲気を崩さずハンドルを低くできる

悩まされるステムの高さ
  乗り込んできたら、ハンドルを低くしてみよう!走りやすくなるはず

ハンドルとサドルの高低差の件
  差があることは、カッコいい

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