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中華フレームはさすがに怖いでしょ
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いや、実はそれがそうでもない
通常の流通価格からは、かけ離れて安い価格で販売されている中華フレーム。
あまりの安さから品質への不安がかなりの残る。
いや、残るどころか不安しかない。
でも、使ってみないと真相はわからないのも確か。
それに、購入目的はペダリングのトレーニング。
固定ギアに乗ると、ペダリングがきれいになるって言われてるから。
苦しいトレーニングを積んでも、ペダリング効率が悪ければ、十分に力を発揮できない。
逆に最小限のトレーニングでも、まだ速くなれるかもしれない。
なかなか、まともにトレーニング時間を取れないから、効率を高める意味が大半。
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でも、トレーニング用という位置づけの物に、大金を投じることはできない
ということで、中華ピストを選択したのは5年前。
使用頻度は、
- チームトレーニングへの参加は、ほぼピスト
- 一人でトレーニングする時もピスト
- たまには通勤もする
実際、5年間こんな使用頻度の高さでも異常はなかった。
安くても、案外大丈夫
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素材選び
フレームの購入先はAliexpress。(後ほど紹介)
素材はアルミニウム。
とにかく重い。
でも、あくまでトレーニング用なので全く問題なし。
フレームはアルミなんだけど、フォークはまさかのHigh Tensile Strength Steel Sheets。
俗に言う「ハイテン」という、やっすい自転車に使われる素材。
これがまた、激重。
フォークだけ持ってみると、ビビるぐらいの重さ。
でも、この重さと安心感は比例する
これなら、大丈夫って感じ。
だから、
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/93fe8862.jpg)
カーボンは避ける
というのは、プロレース中に折れることがあるから。
当然、素人が使うのとはパーツが酷使される度合いが違う。
でも、新品への交換頻度も違うはず。
それでも、折れる。
しかもレース中に。
コマーシャル的には最悪。
念の為、カーボンは選択しないほうが無難。
じゃあ、アルミなら全く不安がないわけじゃないけど、カーボンよりはマシ。
安いフレームがほしいなら、金属の選択がベター。
仕上げはきれいじゃないけど
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価格から言って、綺麗さは求められない。
構造体をなしているだけで、すばらしい。
溶接ビードは、なめらかになっていたほうがクラックが入りにくい。
cannondaleは、かつてアルミを突き詰めたブランドだけあって、ビードはきれいに処理されてあった。
でも、これは中華フレーム。
強度的に関係あるかわからないけど、きれいに処理されてない代わりに溶接ビードはモリモリ。
見た目は安心できる。
手間ひまかけた処理はされていないけど、5年乗っても問題なし。
安心の肉厚パイプ
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cannondaleのアルミなら、指で弾くとカンカンという金属音がする。
でも、こちらはドスドスって、響く気配は全くなし。
うーん、安心
昔から、「軽量化するならまず自分の体重から」が大原則。
もしも、中華フレーム価格で軽量だったら不安全開。
凝ってるパイプ形状
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_0128-512x1024.jpg)
普通の丸パイプじゃないのが、またすごい。
ヘッドチューブもきれいな曲線を描いてる。
ダウンチューブは迫力のエアロ形状。
シートチューブもサーベロみたい(言い過ぎ)
関連記事>>>【ピストバイク】クイックレリーズ化で快適ピスト生活【自転車の基本はトラック】
まともになんて買えないピスト
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すでにいろいろ持ってる
ピストに興味があって、実際に持っている人ってパターンが決まってる。
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それは、学生時代に部活でやってた人
だから、ふつうに社会人になってから自転車を始めた人には、縁がないのが当たり前。
ロードやMTBから入る人が圧倒的。
ロードやMTB始めたあとに、ピストに興味が出たとしても、すでに自転車を数台所有してるのが大半。
だから、ピスト欲しいなーと思ってもなかなか手が出せないのが現状。
また一台自転車が増えるのは、邪魔だし無駄にも思える。
が、しかしピストの魅力は、ロードのそれと全く別物
すでに、いろいろ持っているからと言って、あきらめてはいけない。
お試しにちょうどいい
Aliexpressには、2〜3万円で買えるフレームがゴロゴロしてる。
20〜30万円だと、簡単にはいかないけど、これくらいなら試してもいい価格。
逆に、このくらいの値段じゃないと、ピストには投資できないかもしれない。
- どんな乗り物なのかイメージできない
- 固定ギアはどのくらい怖いのか
- ブレーキをつけても効くのか
ロードやMTBを買うときとは、全く違う不安がある。
だから、なるべく安く買う。
少額投資で得られる別世界
いつもロードで走っているコースをピストで走る。
上りが短く平坦基調なコースで。
加速感、スピード感が全く別物
フレームのジオメトリーとか、素材違いのような微妙な違いじゃない。
明らかに違う加速感。
直結であることで得られる、駆動伝導率の高さをモロに実感できる。
たった3万円のフレームで別世界が味わえる。
とにかく固定ギアの感覚は、フリーギアとは全く違う。
関連記事>>>【固定ギア】シングルスピードでロングライドは半端ない満足感【カフェに寄り道】
難易度が高い購入先
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Aliexpressってなに?
購入先はAliexpress。
中国の怪しいサイト。
じゃなくて、至ってフツーのショッピングサイト。
日本で言う楽天みたいな、なんでも売ってるサイト。
自転車パーツも一通り揃ってる。
物によっては、アマゾンとさほど変わらない値段のものもある。
反対に、不安になるぐらいの価格差のものもある。
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それが自転車のフレーム
1/10くらいの値段で売ってる。
この値段で作るには、相当な手抜きがあるんじゃないかと想像しちゃう
でも、その想像は見事に裏切られ、5年間ノントラブル
フレームのブランド名はよくわからないのが書いてるけど、そんなのかんけーない。
ブランド料にお金を払う必要はない。
勢いが大事
それでも、不安は払拭できない。
だから、勢いをつけて買うしかない。
もしも、届かなかったら(まずそんなことはないけど)勉強代ぐらいに思って、挑戦してみる。
マインドブロックを取り除けたら、なぜ躊躇していたのか不思議なくらいに思える。
多少必要な英語力
ただ、もしも到着が遅れたり、何らかのトラブルがあったときには、英語で問い合わせる必要がある。
昨今の海外通販は、日本語対応しているサイトも多いので、壁を感じてしまう。
でも、問い合わせる必要性がある場面がそもそも少ない。
そんな確率の低いことを考えて、行動にうつせないのはチャンスを逃してることになる。
そんときは、そんとき。
関連記事>>>【予想以上】アリエクスプレスのおすすめ自転車パーツ【いろいろ買った中華パーツ】
まとめ
安くても、案外大丈夫
高いことで安心感を売るブランディング方法もある。例:スタッドレスタイヤ 、化粧品
まともになんて買えないピスト
これからピストに手を出すなら、Aliexpressしかない
難易度が高い購入先
使ってみると普通なんだけど、高いマインドブロックが冒険を妨げる
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