電動シフトにしようかなー。どうしようかなー。カッコいいんだよなー。
迷っているあなた。
そんな高いものはいらない。
機械式だって、ものすごく快適
軽いタッチでスパスパとシフトチェンジしてくれる。
これ以上のものっている?
シマノをはじめ、カンパ、SRAM、どのブランドの機械式シフトレバーも、改善するところがない領域まで来てる。
だから、電動を開発…
次はどんなパーツが開発されて、なにをロードバイクに取りつけることになるのか。
そんなにいろいろくっつけて、どうする?
物事の本質をとらえる
無駄のないロードバイクは美しい
パーツにあふれたロードバイクライフを、あらためて考える。
動作は変わらない
ワイヤーが電線になっただけ
要はそういうこと。
ワイヤーでもできることを、電線を使ってモーターを動かしているだけの話。
たしかに、ボタン操作になったわけだから楽になったには違いない。
でも、え?それだけ?って感じ。
それでもみんな付いてる。
デンドーシフト。
スマホ充電して、シフトするのもまた充電。
あんなに高いのなら、もっとすごい変化がほしい。
ストレスフリーってなに?
動ってさー、ストレスフリーなんだよねー。
って、あちこちで見聞きするけど、
そもそも機械式ってそんなにストレスですか?
「ストレス」っていうのが、そもそも大げさ。
なにも困ることはない。
シマノなんて、どのグレードを買っても超快適。
ボタンとまではいかないけど、間違いなく軽いタッチでレバーを動かせる。
とりあえず高い
とにかく電動は高い。
たとえばアルテグラの電動にグレードアップしたければ、13万円ぐらいは必要。
13万円!
自転車によっぽどドップリはまってる人が買うんだな…
と思いきや、電動シフトと、パワーメーターつけてる人なんて珍しくないすごい状況。
買う動機について
- みんなが持っているから
- 魅力ある宣伝をしているから
案外、なにかに流される方が簡単に決断できる。
実は本当に必要かどうか考える方が難しくて、めんどくさい
引き算すると美しくなる
実は機械式で十分
本当によくできてる。
それに壊れない。
あんなによく動かす場所なのに。
これ以上、なにをする必要があるのか。
そりゃ、レバーじゃなくてボタンで変速したらカッコいい。
でも、それだけ。
それなのに、あんなに高い。
部品点数も増えて、構造が複雑になって、作るのに手間も時間も増えてる。
だからしょうがないけど、そこまでしてやることじゃない。
実はフロントシングルで十分
ロードレースに出るなら別。
でも、週末ライドなんかはフロントシングルで全く問題ない。
そもそも、ひとりでのんびり走っているときに、クロスレシオ(ギアの歯数の間隔が狭いこと)なんか必要ない。
むしろ、しっかりギアが変わった感覚がほしいから、ワイドレシオ(ギアの歯数の間隔が広いこと)がいい。
ということは、フロントシングルにできるってこと。
完成車についていたから、何の疑問もなく乗ってるんだけど、なにか?
これじゃ、思考停止。
最初にロードバイクを見たとき、ママチャリと違ってカッコいいと思った。
それは泥除けとか、カゴが無くて、走るためだけにできた道具だったから。
だとしたら、一個でも余分なパーツがないほうがカッコいい
SRAMがフロントシングルを推し進めた理由の一つに、フロントダブルではギア比が重なる部分があることを問題視できたから。
たとえば、
- フロント50T×リア18T=2.78
- フロント36T×リア13T=2.77
ほとんど変わらない。
なんとなく、インナー36Tのほうが軽いような気がするけど、負荷は同じだった。
これに気が付けば、フロントディレイラーと左側のデュアルコントロールレバーが要らなくなる。
(ブレーキレバーはいるけど)
実はリムブレーキで十分
この先、リムブレーキが今以上に改善されることはない。
だから、現行モデルが最強ってこと。
その最強のリムブレーキは改善できるところなんてなくて、熟成したパーツということ。
これを使わない手はない。
時代の最先端にはなれないし、ならなくても大丈夫。
シンプルなルックスはキープできるし、メンテナンスも楽。
車へ乗せるときも、キャリパーが当たらないようにとか、そんなの全然気にしなくてもいい。
関連記事>>>だまされてはいけない。自転車における機材の差。
?どこへ行った?シンプルの美学
それデコチャリですか?
はじめてロードバイクを見たときは、
- 前カゴがない
- 泥除けがない
- スタンドもない
- キャリアもない
- 鍵も付いてない
そんなシンプルで走るためだけに作られた自転車だからカッコよく見えた。
でも、最先端のロードバイクにはいろんなものがついてる。
さらに、モニターからいろんな情報が入ってくる。
それがスマホとつながって、ナントカカントカ…
もう疲れちゃう。
パーツは最小限であるべき
ヒルクライマーが必死に軽量化するのはすごく当然なことで、すこしでも軽いほうがいい。
それがどれだけの効果があるかは別にして。
体感できるかどうかも別にして。
やれることはやる。
だけど、現在の主流は、
いろいろ取り付ける方向に進んでる
車のハイブリットのように車重を100㎏以上重くして、ほら燃費いいでしょ?っていわれても、なんかしっくりこないのと同じ。
最小限のパーツ構成には、にじみ出るカッコよさがある。
余計なものはいらない。
関連記事>>>カーボンフレーム不要論…先入観のワナ
まとめ
動作は変わらない
よく考えてみると、電動シフトにしたところで劇的な変化はない
引き算すると美しくなる
現状で十分なはずなのに、いつのまにか物欲に飲み込まれてることに注意
どこへ行った?シンプルの美学
シンプルなことが、かっこよかったはずのロードバイクを思い出してみる
コメント
こんばんは〜
何にも流されない性格のせいなのか、スーレコEPS(v3)を使っています笑
変速のフィーリングは、断然機械式が好みです。
シマノも素晴らしいですが、カンパニョーロの変速フィーリングとブレーキが好きで選択しています。(特に機械式
hiro様
コメントありがとうございます。EPSですか!これはマニアック!
機械式いいですよねー。機械式にはからくり人形的な魅力があるんですよねー。