【マイクロシフト ソード】野性味あふれるコンポーネント【10sへの葛藤】

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出典:Microshift

ケーブルフル内装とか、電動シフトとか、ディスクブレーキとか、もういいよ…

ハイテクとかエアロはすごいけど、さすがにもう飽きた…

周りを見るとみんな、電動で油圧ディスク。

軽いタッチでブレーキがよく効く。

軽くボタンを押すと変速できる。

そりゃー、いいんでしょう。

でも、なんかやりすぎではないだろうか。

電動シフトなんている?

油圧ディスクなんている?

トッププロと同じ機材なんている?

自転車って、本来もっとシンプルに楽しめるものではないか。

いつしか100万円を超える自転車は珍しくなくなった。

冷静に考えれば、100万円あればモーターサイクルが買える。

部品点数は断然多い。

構造もはるかに複雑。

広告に惑わされることなく、冷静に考えたい。

ハイテク機材=楽しい

ではない。

自転車の主役はあくまで乗り手。

100万円だしても、150万円だしても、自転車だけでは1mmも進まない。

そんな自転車業界へ一石を投じるのがマイクロシフト ソード(MICRO SHIFT Sword)。

信念を持つワイヤー引きの10速仕様。

ダウングレードしたものではなく、新たに開発されたプロダクト。

メーカーの考えにひどく共感できた。

自転車を楽しむならこれだ。

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ワイヤー引きとマニュアル車の共通点

出典:Microshift

機械式の必要性と参入障壁の高さ

私たちは、世界には依然として本当に優れたケーブル駆動式グループセットが必要だと考えています。

そこでSwordの出番です。現代的な人間工学に基づいた設計、急勾配の登り坂に対応する幅広いカセットスプロケット、そして整備や調整が容易な完全機械式設計が特徴です。

SWORD アナログの魂を持つモダンなコンポーネント/Microshift

Microshiftが打ち出しているコンセプトがしびれた。

ものすごく納得できる。

電動が普及するのは勝手だけど、機械式をラインナップから無くしてしまうのはユーザーにとってやさしくない。

ただ、単価が上がるだけ。

しかも、数千円レベルではない。

リムブレーキとディスクブレーキぐらいの違いがあれば、百歩譲って理解できる。

が、ボタンとレバーの違いで、行われる動作の結果は変わらない。

マイクロシフト ソードは、ワイヤー引きであることに信念を持つ。

世の中に必要であるとの判断をしたのがマイクロシフト。

全くその通り。

スポーツサイクルのハードルをこれ以上あげてどうする。

ワイヤー式の構造自体はシンプル。

ラチェット機構で、ワイヤーでギアを回し、爪でギアを引っかけてリアディレイラーの位置を決めている。

でも、設計やパーツの精度は簡単ではない。

うまくディレーラーの位置を決めるには、高度なノウハウが必要。

だからこそ、多くのメーカーが登場してこなかった。

電動シフトはどうだ。

電子部品を使い複雑な部品になってるけど、多くのメーカーが新規参入できている。

古い部品のように感じる機械式だけど、実は工業製品としては格上。

意外にも参入障壁が低いのは電動のほう。

マニュアルシフト車のような楽しさ

マニュアルシフトの車は楽しい。

自ら車を操作していることを強く感じる。

不便であることに価値を感じられるのがマニュアル車。

だとしたら、自転車の機械式シフターも似てる。

電動は確かに快適。

ボタンをポチっと押せば、簡単に変速する。

ポチポチ押せば、パンパン変速する。

素晴らしい。

ワイヤー引きと大きく違うのがシフトダウン。

電動ならシフトアップと同じ動作でポチっとするだけ。

ワイヤー式は、ワイヤーを巻き取らないと、リアディレイラーがロー側へ動かない。

シフト動作も必然的に大きくなる。

そこが不便なところ。

でも、ワイヤーを引っ張って、変速している感覚がいい。

車に例えたらマニュアル変速のような感じ。

車のマニュアルシフトも不便極まりない。

でも、あの操作感がたまらない。

便利になりすぎても、味気ない。

速さだけを求めないなら、機械式シフターの選択肢は外せない。

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シフターの違いは体験を大きく変える

出典:Microshift

生涯同じシフト操作じゃつまらない

大多数の人は、シマノSTIしか知らずに自転車人生を終えるのかもしれない。

実にもったいない。

でも最初の一台目がシマノ105だったとする。

その時点で、不満はないはず。

だから、他社のコンポーネントにする理由がない。

だから、要不要で判断しないほうがいい。

新しいパーツにするときは、面白くなるか否かで決めるべき。

これだけのメーカーがあって、1社しか体験しないなんてもったいない。

気になるシフトフィールだって、標準レベルは超えている。

Swordのシフトフィールは良い意味でMicroshiftらしさがありませんでした。Shimanoの上位グレードと比べると流石に可哀想ですがなかなか良いタッチで好印象です!

GRX危うし!?Microshift Swordのお話 / CLAMP

関連記事>>>【機械式コンポ】スラムのダブルタップ愛が止まらない【電動はいらない】

操作が違うとワクワク度が上がる

シフト操作の違いは大きなインパクトがある。

極論、ホビーライダーは速くても楽しくなければ意味がない。

シフト操作が変わることで楽しくなりそうなら挑戦するべき。

シマノ、カンパ、スラム、そしてマイクロシフト。

どれも操作方法が違う。

各社、変速のボタンの位置に特徴がある。

一日に何回シフト操作をするか。

たとえ2時間のライドでも、相当数のシフトチェンジを行う。

シフト動作が違うとということは、かなりのインパクトがある。

メーカーが違うと、ミスシフトだってしちゃうかもしれない。

それがいい。

いつものように、いつもの感覚でシフトすれば、ギアが変わる。

これでは、刺激がない。

シフト動作が違うと、それだけで刺激になる。

スラムのダブルタップなんて、シマノと手の動きは同じ。

なのに、1本のレバーでシフトアップ、シフトダウンできる。

おもしろくて、余分にシフトチェンジしちゃう。

シフトチェンジは、ライドを面白くする。

マイクロシフト ソードは縦にレバーが並んでいるのが非常に興味深い。

ミスシフトが無いことの想像が容易。

気になるブラケット形状は、しっかりと人間工学を用いたデザインがされている模様。

このレバーはクビレに指2本がしっかりと引っかかり、加えてピボット(支点)が高い位置にあるためテコの原理によって少ない力でレバーを引けるようになり、小柄な体格や手が小さめであっても不安なくブレーキを掛けることができます。

【microSHIFT】 New Gravel Component SWORD を日本で一番最初に触ってみた! / Circles

握りやすさも大事だけど、カッコよさも大事。

マイクロシフト ソードのデザインはイケてる。

レバーはマット仕上げ。

マークだってカッコいい。

こだわりをもって機械式を使ってるんだ感が前面に出る。

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11速から10速への変更は後退なのか

出典:Microshift

悩みどころは減速

非常にかっこよくて、コンセプトに共感できるマイクロシフト。

でも、悩みどころは10速仕様であること。

今使っているのは11速。

コンポーネントを交換するとなると1速減ってしまう。

ここが悩みどころ。

ロード、グラベル、シクロクロスまでこなすとなると”減速”は痛い。

特にロードでローテーションに入るようなトレーニングでは、ワイドレシオは走りにくい。

人にペースを合わせるということは、ケイデンスを微調整したくなる。

ワイドレシオでは、それができない。

すべてをカバーすることそのものが間違っている説があるものの、くやしいところ。

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コスパと耐久性向上

10速になることで、チェーンの耐久性は格段に上がる。

チェーンが太くなるから。

当然寿命が延びることから、コスパもよくなるってこと。

低グレードを選べば、そんなに高価なパーツではないから、あまりコスパは意識する必要が無いかもしれない。

でも、チェーン交換頻度への気の配り方が変わってくる。

たとえば、9段のチェーンなんていつまでたっても伸びない。

そんなことはないけど、11速と9速では消耗度合いはまるっきり違う。

9速は管理が楽なのだ。

ということは、10速でも似たようなことになるはす。

これもまた、メンテナンス性が上がるといえる。

こうして10速にするメリットも挙げられる。

決して機能の後退とはいえないのではないかもしれない。

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関連記事>>>【電動シフト不要論】ロードバイクは引き算して美しくする【パーツは減らすべき】

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まとめ

ワイヤー引きとマニュアル車の共通点
何しろ操作する楽しさが味わえるのが機械式

シフターの違いは体験を大きく変える
一度は別のコンポーネントメーカーにしてみたい

11速から10速への変更は後退なのか
1速減るけど、メリットも考えられる

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