ちょっと気になってるんだけど、なかなか手が出ないだよねー
そう、何を買ったらいいのかよくわかんない
ピストの情報は、かなり少ない。
街乗りピストブームがあったにせよ、それは都会の一部。
しかも、数年前にピストブームは終了。
さらに、ピストにブレーキを付けて、サイクリングする人口はかなりほぼない。
(一部では盛り上がって入るものの)
だから、ピストでロードワークするための情報なんて皆無。
でも、大丈夫。
ピストで頻繁に100km走っちゃう筆者が、最初に購入すべき一台をご紹介。
恐らく、いきなり固定ギアを買う人は少なくて、すでにロードバイクを持っている場合が多い。
だから、必要性において、かなり優先順位が低くなってしまう
購入に迷ってしまうのは、そんな理由から。
が、しかしピストは全くといって違う乗り物。
違う乗り味を感じられる。
ロードバイクとはかぶらない。
だからすごくおすすめなんだけど、必要以上に危ながられてしまうピスト。
ところが、一度ハマったら抜けられなくなるほど、ピストの魅力は奥深い。
ピストを楽しむコツ
ロードではありえないペダリングしっぱなしの100km。#ロードバイク初心者#ロードバイク乗りと繋がりたい pic.twitter.com/lM3GgBh6Uc
— 自転車と初心者英語の情熱大陸 (@isddX64XO53oShM) September 16, 2023
スピードを出してみる
固定ギアの面白さは、乗ってみないことには全くわからない。
しかも、駐車場でちょこっと、友達のを乗らせてもらう程度じゃだめ。
- フルダッシュしたときの加速感
- 緩やかな上りに入ったときの、スピードの落ちにくさ
固定ギアの独特な感覚を味わうには、それなりのスピードが必要。
見た目のシンプルさに惹かれるのも、もちろんあり。
もしも、固定ギアのバイクを乗らせてもらう機会があれば、ある程度のスピードを出してみよう。
バックは踏まない
固定ギアを知っているけど、乗ったことがない人のよくある勘違い。
「バックを踏んでスピード調整するんでしょ?」
バックを踏むとは、逆回転させる方向に力を加えて、スピードを落とす行為
これは、固定ギアであることを意識しすぎている。
道路で乗る以上、前後のブレーキは必須。
なので、バックを踏む行為は無駄。
ブレーキレバーをにぎればいいだけ。
バックを踏むと、変に筋肉に負荷がかかる。
余計なことは考えなくていい。
ただただ、足を止めないことだけを意識する
バックを踏んでばかりいると、ロードバイクへ乗り換えたときにもバックを踏んでしまう。
結果、ピストじゃなくてロードバイクで、どこかへ突っ込んでしまうことになる。
あくまでペダルを止めないことに集中。
関連記事>>>【ピストブレーキ】完ぺきなブレーキ取り付けで楽しむ固定ギア走行【ないと楽しめない】
楽しむコツは「両歯」
シングルスピードは、フロント一枚、リア一枚で走るもの。
とは限らない。
たのしいのは、シングルギアだからじゃない。固定ギアであること
極端に言えば、変速機があっても固定ギアであれば楽しい。
ハブの両側にギアをつけられるタイプと、片側だけにしかギアをつけられないタイプがある。
これによって、ピストライフが大きく変わってくる。
もしも、買ったバイクが片側のみのタイプだとしても大丈夫。
ホイールを作ればいいだけ。
おすすめできないのは、シングルのまま走っていること。
どうしても走るところが限られてくるから、そのうちおもしろくなくなってくる。
ただ、ホイールはそのへんのショップには売っていない。
トラックハブを知っているショップに頼む必要がある。
関連記事>>>【ピストバイク】クイックレリーズ化で快適ピスト生活【自転車の基本はトラック】
街乗りとかトレーニング専用車でもイケる
最強の練習機
トレーニング専用のバイクがあると、けっこう重宝する。
気を使わない(高価なピストを買わない前提)のがとっても気楽。
普段から、ピストに乗る癖をつけることで、ペダリングがきれいになる
さらに、
- 変速機が必要ないから、全体的に安く済む
- 壊れるところがない
普段着でもマッチするピスト
シンプルなルックスだから、普段着でも違和感がない。
街乗りと、トレーニングを兼ねられるバイクはピストぐらい。
MTBもいいけど、タイヤが太すぎて軽快に街乗りできない。
もちろんロードでもいいけど、ピストと比べると街乗りには不釣り合い。
低速時に気持ちよさが倍増
不思議な感覚。
低速時には、ペダルが上がってくるのがわかるので気持ちがいい。
(ちなみに30km/hにもなれば、ペダルが上がってくる感覚はなくなる)
この辺がシンプルなルックスに加えて、街乗りに向いてる理由の一つかもしれない。
関連記事>>>【固定ギア】シングルスピードでロングライドは半端ない満足感【カフェに寄り道】
はじめてのピストにおすすめ3選
理想は、フレームとパーツそれぞれ選ぶこと。
でも、コスト、知識、組み立て時間が必要。
だから最初の一台は、完成車がおすすめ。
実際のところ店舗に行くよりも、通販は選択肢が多い。
でも完成車通販の注意点は、実店舗を構えているお店を選ぶこと。
やっぱり何かあったときに、実店舗へ駆け込めるように。
たとえ遠方だとしても。
FUJI ( フジ ) ピスト・シングルスピード FEATHER ( フェザー )
上位互換の TRACK ARCV ( トラック アーカイブ )もいいけど、フェザーのほうがおすすめ。
トラック アーカイブ は、前下がりのフレーム形状。
カタログ写真だと、サドルとハンドルの落差があってカッコいい。
でも、実際に乗ってみるとカタログのような落差にはならないことが多い。
自転車をカッコよく見せるには、シートピラーを長く出すのがコツ。
フェザーはホリゾンタルフレームで、トップチューブが水平だから安心。
ただ、肝心の固定ギアは別売り。
デフォルトでついているのはフリーギア。
フリーギアを外しても、取り付ける場所の径が違うので固定ギアはつけられない。
だから、両側に固定ギアを取り付けられるホイールを用意したい。
ジオス 2023年モデル VINTAGE PISTA(ヴィンテージピスタ) GIOS
クラシックなカラーリングは、普段着と合わせても違和感がない。
かと言って、バイクウエアと合わないかといえば、もちろんそんなことはない。
幅広いシーンで使えるのは、ありがたい。
すでにロードバイクなど、他のバイクを持っている状況で始めるケースが多いピストには良い条件。
なんでもこなせる1台があると、なかなか重宝する。
はじめからブレーキブラケットがついているので、いつも通りのポジションで違和感なく走れる。
デフォルトギア比は44×16。
一人でのんびり走るには絶妙のギア比。
ピストの気持ちよさを十二分に感じられる。
フジ 2023年モデル TRACK PRO (トラックプロ) FUJI
先の2台は、スチールフレームに対しトラックプロはアルミ製。
ブレーキを外せばトラックレース会場でも、浮いてしまうことがないルックス。
ギア比は48×15。
平地のチーム練習にも耐えられるギア比が設定されたスポーツモデル。
街乗りを視野仕入れないのなら、トラックプロがいい。
ピストの楽しさを知ったあとでも、物足りなさを感じることが無いスペックが確保されてる。
まとめ
こんなに楽しいとは思わなかった
むずかしい、危ないイメージがつきまとうピスト。実はめっちゃ楽しい。
街乗りとかトレーニング専用車もイケる
ピストを新たな位置付けとして所有するのは、かなり有意義
はじめてのピストにおすすめ3選
実店舗のあるショップで、確実な通販。
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