![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/10/4955439e99ff716028ee84d09666c10c-1024x861.jpg)
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/10e29301.jpg)
なんかオレのバイクって高いんだけど、素人っぽいんだよね
思い切って30万円もするフレーム買ったし、パーツもそこそこのグレードにしたのに、なんかダサい。
それはハンドルとサドルの落差がないから
ハンドルが高い。
サドルは低い。
初心者定番のポジション。
それでもサドルの高さは、バイクショップで買うときに、基本的なポジションを教えてくれる。
だけど、ハンドルポジションは高いまま。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/12ffccaa.png)
最初は、ハンドルは高いほうがいいですよ
なんて言われて、そのままのポジションで、ずっと乗ってるのがオチ。
たしかに、サドルのようにネジ1本で調整できる気軽さはない。
ハンドルを低くすることに抵抗を感じる人もいるかも知れない。
でも、そのままでは高級パーツを付けても、高級フレーム買っても、
カッコよくならない。
プロ選手のバイクのカッコよさを出すには、ポジションが大事。
体格の違いはあれど、できることならなるべくプロバイクに近づけたい。
ハンドルって、サドルの高さほどシビアじゃない。
この際、大胆にいってみよう。
ハンドルが高いのは初心者だけ
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/10/mikkel-bech-yjAFnkLtKY0-unsplash-1-1024x723.jpg)
ハンドルが低いのは危険?
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/daaa390c.jpg)
筋力もないのに、プロのマネしてハンドルを低くするのは危険だね
んー、まじめすぎる。
確かに、そうかもしれない。
でも、
「よし!筋力がついたからハンドルを低くしよう」
こんなふうにポジションを決める人はいない。
すべてはフィーリング。
もうちょっとこうしてみようかなって思った時がその時。
実際のところは、
大柄じゃないと、ハンドルとサドルの落差を大きくすることはできない
それは、体格が違ってもホイールの大きさが同じだから。
一般的な背の高さならば、コラムスペーサー無しだって、たいしてハンドルは低くならない。
よく「ハンドルを低くすると視界が狭くなる」と書かれているのを目にするけど、これは大げさ。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/c5f06c7b.jpg)
どんだけハンドル下げれんの?
ちょっとやそっと下げただけじゃ、視界は変わらない。
ハンドルを低くして恐怖を感じるなら別だけど、そうでなければカッコいいほうがいい。
カッコいいバイクは、モチベーションを上げてくれる。
いつも精神論は片隅に追いやられ、機能性やHow toばかりが注目されがち。
実際、趣味なんだからもっと素直な気持ちでやればいい。
動機なんて、「カッコいいから」で十分。
初心者お決まりのポジション
フォークコラムがニョキッと長く「それはオシャレなんですか?」ってぐらいスペーサーが入ってる。
自転車ショップの店員が、初心者におすすめするポジション。
本人は、このダサさに気がついていない。
自転車ショップの店員がアドバイスしてくれたんだから間違いない。
って思ってる。
(自転車ショップ店員が経験豊富だとは限らない)
そもそも、ポジションを一般自転車に寄せることが間違ってる。
これだと、いくら良いフレームを買っても、それらしく見えない。
あくまでスポーツバイクだし、最初からある程度のクラウチングフォームで走ることを想定してる。
上体を起こせば起こすほど、お尻に体重が乗って「おケツが痛い」ってなりがち。
あらためて自分のポジションを見直したほうがいい。
ポジションを変えるタイミング
ポジションは、変えたい気持ちがないと変えない。
それは、今現在のポジションに慣れているから。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/22d6c233.jpg)
慣れたポジションから変えることで違和感を感じちゃう
だから最初、高いハンドルに慣れてしまうと、なかなか変えられない。
徐々に下げていくとか、めっちゃ無駄な時間。
10mm下がったところで、走りに悪影響はない。
視野が狭くなるわけがない。
実は、ハンドル高さなんて、結構いいかげん
サドル高が5㎜狂ったらエライことだけど、ハンドルなら気づかないかもしれない。
関連記事>>>【自転車ステム】小柄でもこれならポジションが出る!
プロ選手へのあこがれ
自己流が招く弊害
プロ選手なんて誰も知らないし、興味もない
残念ながら、マイナースポーツではこんな人はいっぱいいる。
だから、独特のフォームになりがち。
独特で速いなら正解なんだけど、独特なのに遅い。
とりあえず、マネをして基礎を学ぶことだって全然あり。
視野を広げる
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/93fe8862.jpg)
自転車を買うとき、カタログとかメーカーのホームページばかり見てはいないだろうか
完成車のパーツアセンブリと、レース用のものとはちがう。
パーツのグレードじゃなくて、ステムの長さとかポジションが違う。
カタログばっかり見てると、あれが完成形だと思ってしまう。
これも、元をたどっていけばマイナースポーツであることに他ならない。
完成車を買ったところで「カッコいい」とはならない。
やはり、プロ選手のバイクのポジションを参考にしたい。
まるっきり同じじゃなくていい。
意識するだけでも、ゴールは変わってくる。
集団走行と単独走行
初心者はどうしても単独走行が多くなりがち。
自転車ショップや、仲間があつまる練習会や走行会は敷居が高いから。
だから、ポジションが単独、ゆっくり走行用になってしまう。
これも、ハンドルが高い原因になる。
- 何人かで隊列を組んでローテーション
- 気持ちいい速度で単独走行
ポジションを出すとき、ローテーションしながら走ることを想像すると、ハンドルを高くしたくなくなる。
なぜなら、力の入れやすさが違うから。
まだ、複数人ローテーションしながら走ったことがなければ、是非体感してほしい。
ポジションの考え方が大きく変わる。
関連記事>>>【ポタリング】【サイクリング】実は動機付けがむずかしい
慣れることが大切
違和感と戦う
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/07027c28.jpg)
そもそも、ポジションを変えるのがイヤ
それは、変えたときの違和感に耐えられないから。
たしかに、一時的にはなじめないかもしれない。
でも、すぐにもとに戻す決断を下してはいけない。
そのうち慣れる
エビデンスと理由付けが重要視される中、全く逆を行く精神論。
でも、ホビーレースや週末ライドを楽しむならアナログ思考は重要。
いろんな物に慣れると、いろんなことを体験できる。
本当にだめならしかたないけど、大半は慣れる。
ポジションを戻してみる
ポジション変更して、1ヶ月程度(最低、毎週末は乗っていることを想定)経過したら、戻してみる。
あれだけ入っていたコラムスペーサーをもう一度装着する。
さぞかし乗りにくいはず。
上半身を使いにくいことがよくわかる。
めんどうだけど、こうすることで変えたポジションに深く納得できる。
高速で走ってみる
普段は、もっぱら一人。
複数人で走る予定もない。
こうなると、苦しくもなく、楽でもない一定ペースで走りがち。
だから、低いハンドルにメリットを感じにくい。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/93fe8862.jpg)
30秒とか1分を全力で走ってみるのがコツ
走るときはクラウチングフォームになるように意識する。
力の入れやすさが違うことに気づく。
それより何より、カッコよくなったことに気づく。
自ずとハンドルを下げたくなるはず。
まとめ
ハンドルが高いのは初心者だけ
特殊な理論に流されず、深く考えすぎないのが楽しむコツ
プロ選手へのあこがれ
自分の世界だけに浸らない。もっとカッコよくて、もっとおもしろくなる
慣れることが大切
なんでも慣れることは必要。慣れてしまえば大差ないことに気がつく
コメント