別にフツーにできるけど、余計に体力使うからやらないだけ
実は、そのダンシングフォームに問題がある
初心者は、とにかくダンシングが少ない。
特に平地。
理由は、
ケイデンスが高いダンシングが難しいから
シッティングでも前に進むから
こんな人は、ダンシングで余計に体力を使う。
要はしっかりダンシングができていない。
レース派じゃなくても、ダンシングを習得するのは大事。
シッティングだけのワンポジションで数時間走るのは、かならずどこかが痛くなる。
自転車を十分に楽しむなら、ダンシングの練習が必要。
ダンシングスキルをあげることで、もっと楽に遠くに行ける。
出来てるつもりでも、よけいに疲れるダンシングをしている場合が多い。
まずは、ダンシングする時間を増やすことが第一。
苦しいのはやらないから
まずは習慣
ひとりで走る初心者は多い。
だから、自己流になりやすい。
自己流は限界が低い
でも、だれからブツブツ言われることもなく楽なんだよね
しかし「楽」と「楽しい」は違う。
苦しい先の楽しさには、楽しいがあり、これがロードバイク継続のカギ。
だから、ダンシングのスキルアップは重要。
たしかに苦しい。
無駄に力が入っているから、余計に苦しい。
でも、とにかくダンシング回数を増やす。
具体的には、
- コーナーの立ち上がり50m
- わずかな登り
- 5分走ったら30秒ダンシング
習慣にしてしまうのがコツ。
はじめは特に意識してダンシングする。
週末ライドのたびに実践。
1か月、8日もやりつづければダンシングがくせになる。
ダンシングの優位性
何と言っても、ダンシングのメリットは自分の体重を使えること。
シッティングならサドルに体重がのってる。
その重量もペダルを回す要素にできるということ
だから、シッティングよりも出力を出せる。
これを使わない手はない。
シッティングだと、ペダルを回す動作をしなければクランクは回転しない。
ダンシングならペダルの上に立つと勝手にペダルが回る
でも、ペダルは両側にあるから順番にペダルの上に立たなきゃいけない。
これには、バイクを左右に振る必要がある。
この動作が疲れされてしまう原因。
これはどう解決するのか。
ふもとから頂上までダンシング
長いヒルクライムのことじゃない。
10分程度で登り切れる山を、すべてダンシングで登ってみる。
恐らく、あっという間に心拍数が上がってダンシングできなくなる。
ポイントは、
心拍数を一定に保ちながらダンシングする
これが案外できない。
速度を心拍数基準にする。
10分程度走り続けられる心拍数でのヒルクライム。
- 勾配がきつくなれば、ペースを落とす→ゆっくりのダンシング
- 勾配がゆるくなれば、ペースを上げる→速いダンシング
速度変化はあるけど、心拍数を変化させないように走る。
心拍数を一定にすることで、長くダンシングの練習が可能になる。
難しいのは「心拍数を上げないゆっくりのダンシング」。
最初はバランスが取れないかもしれない。
回数をこなして、1回転毎のペダリングに集中する。
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上半身を使いこなす
腕を使ってますか?
あんまり振ると、効率がわるいとか諸説ある。
でも、まずは
バイクを振れないことには始まらない
よく見るのが、下半身だけのダンシング。
腕を全くと言っていいほど使わないダンシングフォーム
まさに初心者あるある。
これだと当然厳しい。
シッティングでさんざん両脚を酷使した後、ダンシングでも結局、脚だより。
バイクを左右に振っていないから、どうしても脚だけになっちゃう。
バイクを右に振る場合、
- 左ペダルに体重をのせる
- 左手でハンドルを引く
- 右手でハンドルを押す
推進力を生む力を、分散できるからつかれにくい
上半身が起き上りすぎていないか?
結局、ペダルじゃなくてハンドルに体重がのってるパターン。
ただ、サドルから腰を浮かせてダンシングのようなフォームになっているだけ。
ハンドルに体重がのっているのは、かなりモッタイナイ
腰が前に行かないように、腕をつっかえ棒にしているのなら要注意
肘を曲げて、すこし前傾姿勢になるよう意識する
これだけで、体重がペダルに乗りやすくなる。
バイクを左右に振れているか
バイクを左右に振れなければ、左右順番に体重をペダルにのせられない。
だから、しっかりとバイクを左右に振れる練習が必要。
そうじゃないと、上半身を使えない。
右足を踏み込む→右手を手前に引き付ける
こうすることで、ペダルにかかる力が倍増または分散。
ダンシングがつらいと感じる理由。
- バイクを振ることができない
- 上半身を使ってない
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体重をペダルに乗せる
急こう配こそダンシング
わずかな坂でも、ダンシング。
急こう配なら、なおさらダンシング。
ダンシングになれていないと、心拍数が上がるにつれダンシングできなくなる
急勾配こそ、自分の体重をペダルにプラスして登りたい.
でも、ダンシングに不慣れだとシッティングのまま残念な速度で登坂。
一番ダンシングの効果が出る場面で使えないのは、非常に残念。
やっぱり普段の練習が大切。
ケイデンスが落ちてきたらダンシング
わずかな登りでもダンシング。
要はケイデンスが落ちてきたらダンシングしてみるということ。
*ケイデンス=クランクの回転数
ケイデンスが上がるほどダンシングの難易度は高い。
そもそも、高いケイデンスでダンシングしない。
回転重視のトラックレースがいい例で、ゴールスプリントもダンシングしない。
トラックレースよりもケイデンスが低いロードのゴールスプリントは、ほとんどがダンシング。
それでも、ダンシングでトップスピードを出すのは難しい。
ダンシングとケイデンスには密接な関係がある
まずは、低ケイデンスから練習。
踏み込むダンシング
踏み込んではいけない。
ペダルは丸く回すもの。
巷でよく言われてること。
全くその通り。
シッティングは。
ダンシングも、クランクの円運動に逆らうことなく滑らかに足を回すことを目指したい。
だけど、それをやろうとするとどうしても、バイクを左右に振れなくなる。
バイクを左右に振りすぎると、クランクをなめらかに回すのは難しくなる
いわゆる踏み込むペダリングになる。
でも、しっかりとバイクを左右に振れるようになるまで練習あるのみ。
とにかく体重をしっかりとペダルに乗せる感覚を身に付ける。
まとめ
苦しいのはやらないから
とにかく気が付いたらダンシングをして習慣をつける
上半身を使いこなす
まずはペダル一回転を丁寧に、上半身のつかえているか意識する
体重をペダルに乗せる
案外ハンドルへ、体重がかかっている
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