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ショップの練習会に出たんだけど、暗黙のルールが謎すぎる
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そうそう、あの敷居の高さがいやで練習会には出たくない
だから初心者は一人で走ってる。
でもこれじゃ、自転車の楽しさがわからない。
「空気抵抗」が減るとどんなことが起きるのか、体感できないまま乗らなくなっちゃうがオチ。
だから勇気をだして、ショップの練習会にでたけど苦しいだけ。
それは、がんばるところが違うから
がんばるポイントさえ押さえれば、自転車の楽しさが100倍になる。
1人で月10,000㎞走ってもわからない。
「集団走行のコツ」
わかれば、自転車はもっと楽しい。
先頭に出るときがんばりすぎる
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先頭に出ると速くなる
初心者が集団走行で先頭交代するとき、必ず起きる勘違い。
先頭に出ると加速する
確かに先頭交代するときには、前者を追い越す必要がある。
だから、それまでのスピードより上げなきゃならない。
しかし、先頭に出たらゆっくりと元のスピードに戻すことで集団スピードの上下は少なくなる。
ところが初心者は、前に出たときのスピードのまま走ってしまう。
先頭に出て気持ちよくなったのか、さらに加速する。
先頭で風の抵抗をモロに受けて大変なのに加速するわけだから、さらに大変。
そんでもって先頭に出てる間、まるで周りを気にしなくなる。
だから、さらに加速。
そして撃沈。
先頭は速く走らなくてはならないイメージを捨てなくてはいけない。
後ろについて走っているときのスピードを確認。
前に出たあとも、そのスピードで走ることが鉄則。
急加速で先頭にでる
え?スプリント?って感じで先頭に出る人もいる。
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これ、実は後続は大変な思いをしてる
集団走行のメリットはスピードの落差がなければないほど、後続は楽に走れる。
だから先頭交代で前に出るとき、出来る限りスピードに変化をつけないのがうまい走り方
2番手からジリジリ前にでて、前者がその気配を感じ、スピードを下げて集団後方へ下がるのがベスト。
先頭交代するから気がついてねって感じ。
隊列を組んで走っているときは、加減速しないのが基本。
無我夢中で前を引く
全然周りを気にしないで引きまくる。
一人で走りすぎてる人の典型。
最近はインドアトレーナーの普及で、真っ直ぐ走るだけなら速いってひとも多い。
画面でやったのとおんなじ感覚で走っちゃう。
やっぱり画面と実走は、全く別物。
だからって、
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自転車たるもの、いろいろなテクニックを身に着けてこそ…
なんて先輩ズラするつもりはない。
真っ直ぐ走るのが速いことはすばらしい。
だからこそ、スムーズな先頭交代を覚えると、より一層自転車が楽しくなる。
関連記事>>>【これだけは守れ!】謎だらけのロードバイク集団走行ルールを初心者向けに解説
登りで頑張りすぎる
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登り口で全開バリバリ
アップダウンがある道で起こりやすい。
下りで足を休められたのか、次の上りでゴリ引き。
先頭交代をするような道じゃなく、数キロのヒルクライムでも登り口だけ速くなることが多い。
原因はペダルを踏み込んだときの負荷が上がるから
踏んだ感じが重いから、余計に力が入っちゃう。
初心者が余計なところに力を入れてしまうのは、どのスポーツも同じ。
無駄な力を入れないことが楽に走るコツだし、初心者脱出のカギ。
差が出やすい
登りを含むコースだと、個人のレベル差が顕著にでる。
だから、平地で先頭交代するよりさらに周囲へ気を配らなくてはバラバラになってしまう。
なのに、振り返ることなく踏み踏み。
自転車は「初心者=遅い」は間違い
テクニックがメインのスポーツじゃないから、最初から速いひとも多い。
だからこそ、仲間と走るときは周りをよくみて走ることが大切。
がんばりすぎてることに気が付かない
負荷がかかればかかるほど、がんばる。
そりゃそうなんだけど限界があるし、その先も走らなきゃいけない。
落ち着いて、自分をコントロールする必要がある
これがなかなかできないのが初心者。
だから、心拍計をつけて走るのがコツ。
パワーメーターばっかり注目されてるけど、自己中心的に楽しむなら心拍計こそ重要。
どのくらいの心拍数なら維持できるかを、表示を観察しながら走る。
そうすると無理もしないし、がんばりすぎてるかどうか、すぐにわかる。
なにせ、心拍計ならお安く手に入る。
遠慮はいらない
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オンリーツキイチ
周りを見ないでガンガン行っちゃうタイプの逆。
ぜったい先頭交代に加わらない。
それは、
- やり方がわからない
- 邪魔してはいけない
- 先頭に出たら大変になる
こんな思いから、練習会に出ているにも関わらず、輪に入らないひとは多い。
ここが、がんばりどころ
隊列の後ろでついていけるのなら、先輩の動きをよく観察して先頭交代に加わったほうがいい。
ずっと後ろにいては、複数人で走っている意味がない。
まっすぐ速く走れることは、とでもすばらしい。
実際、自転車レースを見ても、ただ走っているだけに見える。
しかし、そんな単純なものではない。
- 風向きによって集団内での位置取りを変える
- 全走者にできるだけ近づいてスリップストリームに入る
- 急な加減速をせず走る
インドアトレーナーで鍛えられるのは、運動機能だけ。
意外と走るテクニックが必要であることを忘れてはいけない。
先頭を走る時間で調整する
先頭へ出るとき、極力スピード差つけなのがコツ。
だから、単に先頭交代するだけであれば、そこまできつくない。
クラブの練習会でよく見かけるのが、
- 先頭を引いていた人が、役割を終えて後ろに下がってくる
- 初心者がローテーションに入るかどうか毎回確認
- その初心者より後ろにいる人たちもローテーションに加われない
これはもったいない。
本当に隊列から千切れそうな場合以外は、先頭交代のローテーションに入ったほうがいい。
その代わり、先頭を引く時間を短くする。
強い人は長く、弱い人は短く。
おもしろくなること間違いなし。
結局上達しない
結局、集団走行で遠慮して後ろにいると全く上達しない。
一人で走っているのとそんなに変わらない。
- 先頭でがんばりすぎない
- 急な減速やライン変更
- しっかり前を見る(サイコンばっかり見ない)
これらを守れば、積極的に先頭交代に入ってスキルをあげるべき。
一人で走ってばかりだと、どうしても機材がどうのこうのってなりがち。
集団走行がしっかりできれば、自転車の新しい世界が見えてくる。
関連記事>>>【ロードバイク】脱初心者の境目を探る【初心者と遅いのは違う】
まとめ
先頭に出るときがんばりすぎる
落ち着いて、それまで走っていたスピードを思いだす。
上りで頑張りすぎる
上りだからといって、踏み込まない。とにかく落ち着くこと。
遠慮はいらない
迷惑になっちゃうとか、余計なことは考えない。誰でも通る道。
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