なんて厳しいことを言う人がいますが、ボクが自転車をはじめた30年前とくらべれば、いまだって確実にブーム真っ最中。
ロードワークにでかけても「何だこいつ?」っていう冷たい視線も、感じにくくなった。
ロードバイクなんて呼び方も定着してる。
きっとマウンテンバイクに対して、ロードバイクなんでしょうが、30年前からやってる人たちには馴染みが薄い。
でも、これだけ認知度があがることなんて、全く予想もできなかった時代がありました。

ボク「自転車やってます」
相手「競輪だよね?」
自転車を初めて20年ぐらいは、このやり取りが続きました。
若い頃は、
「競輪じゃねーんだよ!」
なんて、一人一人丁寧にブチギレてました。
競輪は、公営ギャンブルであって、カテゴリーは競馬とか競艇の仲間でしょ。
だから、自転車を説明するときに、
「自転車競技と競輪は、野球と卓球ぐらい違う」
と、熱く説明していました。
同じボールを使う競技だけど、ルールも道具も、なにもかも違うことを端的に表現した説明文。
この説明を聞いた人は、もちろんポカンとしてました。
それでも、一緒にされるのは嫌だった。
(日本の自転車競技開催には競輪の存在は大きいけれども…)
その時代が、暗黒のロードレーサー時代。
ロードレーサーとは、ロードバイクに乗っている人を指すのではなく、ロードバイクを指します。
ダッサいねー。
いまも同じ呼び方なら、流行らなかったかもしれない。
ネーミングって大事。
でも、昔から自転車やっている人からすると、「ロードバイク」って言うのがちょっとはずかしい。
さすがに、今
「こんどロードレーサー買おうかな」
とは言わないけど。
継続にはコツがある>>ロードバイクをやめたいと思ったら見てください。
耐えたよ25年
自分のやってることが、なかなか理解されないのは、かなり寂しい。
マジ、道路ではじゃま扱い
「車が一番」という思い込みからくる勘違い。
車が最優先なはずがない。
今では、車に乗っているドライバーが自転車のことを知っていたり、乗っている確率も少しは上がり、幅寄せも少なくなった気がする。
昔は、中指立てられながら、追い越されたこともある。
自転車が悪者扱いの報道があるけど、車も相当悪い。
小学生から「かっこいい~」と言われる
これには、「戦隊モノみたくて」の前置きがつく。
まあ、小学生から見たら全身タイツにヘルメットだから、そうだよね。
ヘルメットがキモい
昔はカブトガニみたいなデザインだったり、やたら後ろが長かったり、とにかく自転車を知らない人からしたら、異様なデザインだったと思う。
後ろが長いことが不自然に感じたのか、当時の初心者も前後逆さまにかぶる人もいたぐらい。
自転車=旅だと思われる
自転車に乗ってると「どこまでいくの?」って言われる。
全然どこにも行かないし、家は近所。
「インターバルトレーニングしてただけです」
なんて通じるわけないから、正直にどこから来たのかいうと、なんかガッカリした顔される。
いやいや、勝手にお前が「旅してる」って決めつけただけだろ?
今はこんなことなくなった。
だから、いまはパラダイス。
まとめ

自転車を始めたのは30年前の高校1年生。
その時の同級生の子供が、
「ロードバイクを始めたから相談にのって欲しい」
と連絡が来た。
暗黒のロードレーサー時代が終わったことを実感。
黄金のロードバイク時代がキテる。
もう、これで十分。
時代は変わった。
本場はベルギーは違った>>26年前、ベルギーへ自転車留学に行ってきた。
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