![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220207_195356-1.jpg)
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/67404e20.jpg)
泥よけなんてマジだせーよ。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/daaa390c.jpg)
あんなのつけてまで乗りたくないね。
そう。
その通り。
そう思ってた。
アレを付けて走るなんて美的センスのかけらもない。
いや、間違ってた。
これが快適すぎてやめられない。
ママチャリだったら、泥よけがついているのは当たり前。
泥が飛んでこなくて当然だと思ってる。
ところが、ロードバイクは泥よけがないのが当たり前。
だから、泥とか水が飛んでこないだけで感動する。
こんなに路面がビショビショなのにお尻が濡れない
レーパンのパッドが濡れた時の、あの不快感。
あれがイヤだから、水溜まりにはそっと侵入する。
走っているときに、そんなことを気にすること自体が楽しくない。
限られた趣味の時間を、存分に楽しみたい。
泥よけじゃなくてマッドガード。
これだけでも、イメージアップ。
もう、マッドガードはカッコ悪くない。
結局フルフェンダーに落ち着く
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220206_211207.jpg)
汚れないのが大前提
スポーツバイクの軽快さを崩さないように、マッドガードも手軽で軽快なものが売られている。
よく見るのが、ワンタッチ式のリア用マッドガード。
しかも短いヤツ。
わかる。
それを付けたい気持ち。
カッコ悪いからなるべく小さいものがいい。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/93fe8862.jpg)
でも、タイヤの直径よりも長くないと、泥はねは防げない。
カッコ悪くなるのを承知でマッドガードをつけているのに、泥はねを防げないほどバカバカしいものはない。
どうせつけるなら、濡れない、汚れないやつがイイ。
やっぱり、タイヤ周長の1/3以上あるものが確実。
シルエットが崩れない
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220206_183411-1.jpg)
それは、いわゆるフルフェンダー(フルマッドガード?)。
そもそもタイヤに沿ってるわけだから、全体的なシルエットは、むしろこっちの方が崩れない。
ワンタッチ式は、異物感がモロ。
それではなぜ、ワンタッチ式のほうが人気なのか
理由は二つ
- 取付け取り外しが楽
- 部品単体で見ると、ワンタッチ式の方がカッコイイ
落とし穴は2番。
(別に落とし穴じゃないけど)
スポーツバイクには「こっちが正解」ってデザインしてる。
こういう余分なものは、最小限に抑えますっていう形が、フルフェンダーを選択肢に入れない。
ところが、付けてみると異物感がモロ。
売っている姿はダサくても、いざ付けてみると圧倒的に自然に見えるのがフルフェンダー。
効果絶大フロントフェンダー
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220206_183156.jpg)
ワンタッチ式のリア用マッドガードでも、タイヤ直径ぐらいの長さがあれば効果はある。
でもフロント用マッドガードは、そうはいかない。
フロント用の簡易型は大体、ダウンチューブに付けるタイプ。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220206_183734.jpg)
これは、ほぼ無意味。
まっすぐ走っている限り、ダウンチューブで顔に上がってくる泥とか水は防げる。
しかし、シューズは濡れる。
シューズが濡れる原因
フロントタイヤが巻き上げる泥や水しぶき
(土砂降りなら雨でも濡れるけど)
長めのフロント用マッドガードを付けることで、シューズが濡れることを防げる。
このメリットはかなり大きい。
昨今のシューズの値上がりは半端ない。
同じものを2足準備している人も、きっと少ない。
濡れたままのシューズで次の日も走るのは、めっちゃ気持ち悪い。
フロント用マッドガードを付ければ、もう大丈夫。
関連記事>>>グラベルロードじゃなくて圧雪ロードのすすめ【発想の転換が大事】
ワンタッチ式の弱点
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220206_182941.jpg)
ズレる
ワンタッチ式を持っている人ならわかる。
あんなにきつく締めたのに、走っているうちに左右にズレる
↓
コンビニ休憩後に乗った時、ちょっとだけ足が当たってズレる
↓
ズレると濡れる。お尻が。
↓
ズレていないかめっちゃ気になる
↓
全然楽しくない
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220206_183621-565x1024.jpg)
だから、天気が悪くなるとわかっていても、付けないで出かける。
そして、帰宅中に後悔。
また、付ける。
この繰り返し。
取付スペース
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220206_183648.jpg)
小柄族だと、シートピラーがあまりでない。
(ワンタッチ式は、がっちり固定を目指して、固定部分を大抵大きめに作ってる)
(これがまたダサい)
(取付スペースとは関係ないけど)
だから、場合によってはサドルバッグのスペースがギリギリか、取り付けられない場合がある。
取り付けられても、サドル周辺のごちゃごちゃ感は美しくない。
関連記事>>>【自転車ステム】小柄でもこれならポジションが出る!
じゃまデス
単純にじゃま。
コンビニを見る度に寄りたくなっちゃうサイクリストとしては、またがるたびにじゃま。
ちょっとでも当たったらズレるから、当たらないように、またがらなきゃならないのもめんどくさい。
簡単に取り外しができるってのは、メリットとデメリットが同じぐらいある
(だらだら書いたけど、要するに一長一短)
そもそも快適に走りたいから、取り付けるわけだから、その部分を十分に求めたい。
そうなると、同じ簡易マッドガードでも、ワンタッチ式じゃないほうがいい。
SKS レースブレード プロ XL
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グラベルロード+泥除け=カッコいい
グラベルロードが流行中。
たしかに、マウンテンバイクで走るから面白いトレイルは、初心者向きじゃないかもしれない。
テクニックもそれなりに必要。
でも「グラベルロード」って、いわゆる林道で、ただの砂利道だから初心者でも走りやすい。
![](https://english-bike.com/wp-content/uploads/imgs/b7d7500e.jpg)
それでいて、山奥に入ってる感はめっちゃある
流行るのもわかる。
(近くに林道があればだけど)
そのグラベルバイクにマッドガードを装備したバイクもあって、シリアス感も演出されて逆にカッコイイ。
もうダサくない
グラベルロード、ブルべ、そこまでいかなくても、ソロで走るロングライド。
条件が途中で変わる要素が多い自転車の楽しみ方が、広まってる。
だからこそ、マッドガードが活躍できるフィールドも多くなってる。
「スポーツバイクにマッドガード」は完全に市民権を得た
もうダサくない。
快適すぎて取り外すタイミングがない
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晴れているから取る。
雨が降りそうだから付ける。
ワンタッチ式は、天気を考慮して取り付け、取り外しを考える。
雨が降りそうだから、付けたのに降らない。
結構悔しい。
めんどくさいから、付けなくて濡れた時よりも悔しい。
濡れなくてよかったはずなのに、よくわかんないストレスを感じる。
それなら、いつでも付いていた方が気持ちよく走れる。
取るタイミングもないし、全くじゃまにならない。
雪国にお住まいなら、雪解け水対策になる。
晴れてるのに、お尻ビショビショ問題は、これで解決。
![](https://m.media-amazon.com/images/I/71P9dVpvGmS._AC_SX679_.jpg)
まとめ
結局フルフェンダーに落ち着く
案外付けてしまえば気にならないルックス
ワンタッチ式の弱点
たしかに簡単でいいけど、本来の泥よけの性能としてはイマイチ
SKS レースブレード プロ XL
なんとMADE IN ドイツ。中国生産でいいから安くしてほしいけど、さすがドイツ製。しっかりしてる。
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