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ロードレースの動画はいっぱいあるけど、どれも同じに見えちゃう
Youtubeに山ほどあるロードレース動画。
知っているのは、ツール・ド・フランスぐらい。
そのほかは、何がおもしろいレースなのか、イマイチわからない。
レースは大まかに2種類
- 数日から20日間走るステージレース
- その日一日で決着するワンデイレース
同じロードレースでも、周回コースだったり、街をスタートして180㎞先の街にフィニッシュするものもあり様々。
長期戦のステージレースよりも、1日で決着するワンデイレースのほうが、選手が殺気立ってることもある。
他には、わざわざ未舗装を走るロードレース。
いまでこそ、グラベルロードが話題になって悪路を細めのタイヤで走れることが、認知されてきましたが、ロードバイクでオフロードに入った途端、滑っちゃうと思っている人も少なくない。
ロードレースは、複雑で選手の心理が入り混じっているうえに、超異次元級の体力を使うスポーツ。
だけど、内容をよく知らなければ退屈に見えてしまうことも事実。
だから、おもしろさがわかりやすいロードレース動画を用意しました。
モチベーションが落ちてしまった初心者にもピッタリの動画があります。
ロードレースとは思えない
悪路から再生されます。
日本ではほとんど報道されないトロ・ブロ・レオン。
「え?こんなとこロードで走んの?」
という感じ。
同じ悪路がテーマで開催地がフランスのパリ~ルーベが有名すぎて、完全に影に隠れてしまっている。
パリ~ルーベは石畳で、トロ・ブロ・レオンは土メインの農道。

パリ~ルーベは平坦だけど、こっちは結構なアップダウンがある
世界屈指の舗装率を誇る日本では、こんなコース設定はできない。
国内のトップレースでも、こんなレースを開催すれば見るのになー。
自転車サーキットコースをぐるぐる回っても、見ている方はつまんない…
位置取り争いが動物的
急坂ちょっと手前から始まります
シクロクロスを知っているなら、ゴールスプリント争いだけ見たらシクロクロスを見ているんじゃないかと錯覚するシーン。
ステージレースでは見られない、バラバラの展開。
ツール・ド・フランスしか知らないと「平地は集団で進む」なんて思いがちだけど、実は全然そんなことない
ベルギーで出ていたケルメスクルスというロードレースは、土地柄ほとんどのレースが真っ平だけど、アタックがかかりまくって、小集団ができまくってた。
悪路だと盛り上がる
いいところから始まります
ヨーロッパには伝統的なレースしかないと思っていたけど違うみたい。
イタリアの未舗装レースで、ストラーデ・ビアンケは「白い道」と言う意味。
「白い道」というだけあって悪天候の年のレースは、選手の顔が白くなる。
このレースで3位になったのはシクロクロス選手(ファン・アールト)ってところが興味深い
日本国内のレースは、過酷な状況が見ている側に伝わってくるレースがない。
だから見る気がしない。
やっぱりレースが過酷なほど見たくなる。
こんな雨の日のレースなんて最高。
見るのには。
参考記事>>>自転車レースはツール・ド・フランスだけじゃない!
注目のタイムトライアルからはじまります
放映権の取り分の問題からUCI(国際自転車競技連盟)とは別に立ち上げられたシリーズ戦。
いまではUCI公認みたい。
ざっくりしたルール解説
- 全部で3レース
- 1レース目、2レース目は、毎周回決められた地点を上位通過したときの獲得ポイント争い
- 3レース目は獲得したポイントをもとに決められた、ギャップタイムでスタート。先にゴールしたチームが勝ち
このレースが一番おもしろいところは3日目のレースが見た目、タイムトライアルっぽいんだけど、タイムではなく、着順を争っている点。
個人は表彰されず、必ずチームごと表彰台にあがることも、おもしろい。
距離が短く見やすくて、エンターテインメントとして工夫がされてる
全体的な距離が短いだけに、選手がフレッシュで、動きが活発。
伝統的なレースが、退屈に感じられちゃうほどおもしろい。
- 大手メディアで取り上げられるレースでないほうが面白い
- ロードレースなのに、意外に悪路のレースが人気
- 世界がツール・ド・フランスに注目している裏でも、大き目なレースは開催されてる
情報が少ないから、月一で買う雑誌も穴が開くほど見たなー。
唯一NHKがツール・ド・フランスを放送していて、あまりに珍しくテレビを抱えてみてた。
それが、今ではYoutubeで手軽に見られるもんだから寝ちゃう。
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