15年ぶりに車買いました。FIT。
FITを選んだ最大の理由は、0㎞から作動する追従システムアダプティブクルーズコントロール( ACC)がついてるから。
納車後2か月。ACCは使いこなせているのか。今日は車にクローズアップ。
FITは室内空間も十分に確保されていて「FIT 自転車」とかで画像検索すると、自転車も乗るみたい。
ホンダフィットのACCってどうなの?
ミニバンとかの形が嫌い。でも、趣味が自転車レースなので、シクロクロスバイクを車に積んでレース会場に行ける車が欲しい。
そうなるとステーションワゴンかFIT。
もっといっぱいあるだろうけど、基本的には車に興味がないのであまりいろいろ探していません。でも、これだけは興味があった!
New FITに搭載されているACCは、0㎞から作動する追従システムで信号待ちで停車しているところから、前の車が発進すると自分のFITもそれに追従して動き出すというもの。
発進だけじゃなく、前の車が減速したら減速。前の車が止まったら止まる。
その間、右足はアクセルの上にもブレーキの上にもない。ふつうに椅子に座っている状態。
自動運転は近いと感じさせてくれます。
そして走行中のスピードコントロールは、ハンドル右にあるスイッチの上下ボタン。
街から街への移動で運転操作がスイッチというのはかなりの新感覚です。
特に未来感があるのが信号待ちの後、前車に追従して発進するとき。
「車の意思で動き出す」
なんか、新しい車を買った感じがする。
ACCの苦手は交差点
説明書はザっと読みました。でも、あんまりよくわかりませんでした。
とにかく運転して慣れてみようという事で、無駄に出かけてみました。
分かった事は、一番の問題なのが交差点。はっきり言って、ACCは苦手みたい。
CASE1
まっすぐな道を気持ちよく前車を追従していている最中、おっと、前車が右折レーンに入った。
FITは前車を認識できなくなりました。列の先頭にたった為です。
その時!突然のアクセルオン!ブォーン!え?なんで!!
理由:
追従の最高スピード設定を50㎞で設定した場合、前車が40㎞走行していたら、もちろんFITもそれに追従しているので、40㎞しかだしません。
でも、前車がいなくなったら追従ではなくなり、クルーズコントロールに切り替わるわけです。
その設定が50㎞なので、エンジンがけっこうウナっちゃうぐらい設定速度まで加速します。すぐ次の信号が赤なのに…
CASE2
同じように前車に追従中、前車が左折しようとして減速。もちろんこちらも減速。
ここまでは100点ですが、前車が左折し終わって、前に車両がいなくなったタイミングで、すぐに速度を回復させたいところですが、なぜか2テンポぐらい遅れて加速を始めます。
だから前方の右折車が「ん?こいつどうしたいの?」という感じになって、右折し始めようとする。
やっと加速したFITを見て、前方の右折レーンに待つ運転手は「なぁーんだ、直進するんかーい」って顔してこっちみてる。
これは結構な減点で、このシステムが発展途上であることを感じます。
ACCをなめらかにつかいこなす
これを回避するのには、前車がウインカーを出した時、キャンセルボタンを押す。
買うまでは「全自動」をイメージしてしまっていたのでこの辺りに違和感を感じますが、ACCキャンセルボタンを使うと、違和感なく運転できることが分かりました。
ブレーキを踏んでも、ACCは自動でキャンセルされますがもちろんブレーキランプが付くので、後続車には「え?こんなとこでブレーキ踏むの?」と思われてしまいます。
ちょうど、キャンセルボタン押す=アクセルから足を離すイメージです。
ACCで走行中は、アクセル踏んでるか、ブレーキしてるかの2パターンで走っているような気がします。
燃費を気にする人なら、アクセルオフ後の惰性をいかに使うか考えながら走っていると思います。
ACCにはそれがありません。ここはまだまだ改善の余地がある点です。
ACCを使って楽に走りつつ、自分の思い通りのポイントで惰性を使って走るなら、キャンセルボタンをうまく使う事が有効っぽいです。
まとめ
交差点は、結構複雑な判断を瞬時にしているという事の様で、人間の判断スピードとはズレがあります。
だから、交差点ではACCに頼らない。
自分のタイミングとACCにズレがあるとそれがストレスとなり運転が楽になった感じがしません。
ACCに頼るのではなく、ACCを使うというスタンスで運転するべきだという事にたどり着きました。
交差点が少ない長い直線や、長い登りなんかでアクセルを踏みっぱなしにしなくていいのは本当に快適!
高速道路でのACCが楽しみ!
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