シケイン手前、何歩で降りるかというあまり注目されていない大問題。
実は、2~3歩が正解。
シケインを越える練習はしても、歩数については考えたことがなかった人も多いのではないでしょうか?
実はすごく重要で、シケイン越えのスピードにモロに影響します。
歩数について意識しすると、シケインがうまくなります。
シクロクロスは繊細なテクニックが必要
動画は重要な場面から始まります。
国内シクロクロスを見ると、2歩でシケインに突入している選手は本当に少ない。
結構手前で降りて、踏み切りのタイミングに合わせて小股でバタバタ…
安全ですが、全く練習してないことが想像できます。
ある程度スピードがのっている場面から、シケインに入る場合は、降りる反対側の足のペダルを外して、ちょうどスーパーマーケットに到着した奥様が駐輪場に止める寸前のフォームの時に、トップチューブをホールド。
この動作中にスピード調節を行います。
だから、スピードが上がれば上がるほど、シケインのずいぶん手前で駐輪寸前の奥様フォームになるのが普通です。
トップチューブをホールド
動画は重要な場面から始まります。
まずこれをマスターするのがスマートに降りるコツ。
ここまでは、スーパーマーケットに行く奥様もできるわけですからサイクリストができないはずがありません。
でも、ここから右手を話し(左側に降りる人)トップチューブをホールドするとなるといきなり難易度があがります。
これが難しくて結局降りてからトップチューブをホールドする素人フォームになるわけです。
でもプロ選手も、降りてからトップチューブをホールドする場面はあります。
- スピードがのっていない時
- 登り基調でシケイン直前までペダリングの必要がある時
降りる直前までペダリングしつつ、スムーズにシケインへ侵入できるフォームを実現したのが、イタリアのDaniel Pontoni(ダニエル ポントーニ)。
(余談)
Luca Bramarty(ルカ ブラマーティ)というこれまたイタリア人の2強がヨーロッパのシクロクロスシーンを圧巻していた、いまでは想像が難しい時代がありました。
Luca Bramarty(ルカ ブラマーティ)というこれまたイタリア人の2強がヨーロッパのシクロクロスシーンを圧巻していた、いまでは想像が難しい時代がありました。
実は降りる前に
降りる動作の前にトップチューブをホールドするんです。
こうすることで直前までペダリングできるし、降りたときすでにトップチューブをホールドしているので、すぐにバイクを持ち上げられるわけです。
が、やってみるとかなり不安定になることが分かります。
それが原因か、Daniel Pontoni(ダニエル ポントーニ)以外はだれもやってません。
でも、シケイン越えのスピードは上がります。
ちょっと見にくいですが、降りる前のトップチューブをホールドを実践してます。
動画は重要な場面から始まります。
- スピードがのっている場面では、スーパーマーケットの奥様
- 登り基調やロースピードの場面ではDaniel Pontoni(ダニエル ポントーニ)
シケイン越えは低速で十分な練習をすることが重要。
そして、十分にプロ選手の動画を観察する事です。
シケインを越えた後の飛び乗りについて⇒シクロクロスでシケインをこえるコツとは
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